出会い
第1話
いきなりだが俺レッツと腕時計型ロボットのロボは旅人だ。今日も世界各地を旅して今回はここシュダルトの町で依頼人を待っている。
「なあ?ロボ?ここに珍しいモンスターいるのか?」
「……データベースがそお言うだから間違いないよ」
「…依頼人の顔写真も満足に移らない「ポンコツ」じゃ宛にならん…だいたいお前が…うん!?」
ズボンの裾が誰かに捕まれているので振り向くと金髪の女の子がいた。
「依頼人のミリードックです!レッツドックさんとロボさんですね!私14歳ですが…話した通り私のところで働いてくれるのですか?」
14歳で小さいな。…うーん。まあいい。ちょっぴり好みだし。将来性は大だな。OK。
「ああ。OKだ。なあロボ?」
「ああもちろんだとも!やっとまとな食事にありつける!…ああ長かった…半年間相棒と一緒に組んでから野宿や残飯やタダ働きしていたことが今報われる!!」
顔立ちはイケメンだからおそらくミリーがレッツのそばに来ていたが話を聞いてから半径1メートル離れ「レッツさんとロボさん!!今までどういう暮らししていたかわかりませんがそのままうちに来られても困るので5ギル渡しますから銭湯で汚れと服を洗ってください!!終えたらキズリー広場でと連絡ください!!」
と去って行った。
レッツたちとミリーが合流したのは三時間後でそれでも近くに来ないミリーの後を追いかけレッツたちはこれから働く「ミリーモンスター牧場」向かうのだった。