主人公の紹介
その人物に関して色々な考えが周囲にあった。日本人らしくもあり又異国の人間の感じが周囲の印象だった。理由はその人物つまりこの小説の主人公の体つきがまず日本人離れして屈強な感じがする点や、又彼の考え方、行動が少し変わってたからである。
大阪の中心地で生まれ育った。裕福な家の長男であった。小学校の成績はかなり良く、又中学、高校と素晴らしい成績をとった。当然のごとく国立の優秀な大学へ進学して、立派な成績で卒業した。しかし彼が就職したのは予備校の講師だった。
家族は何故そんな職種を選んだか分からなかった。ただ彼はばりばりの企業戦士になるよりは、予備校の講師のほうがストレスが少なく、又プライベートの時間が取れると考えたからである。彼は何より自分一人の時間を欲した。又主人公、沢村大地、これがこの小説の主人公の名前だが、彼の考えや思想は少し日本人とゆうより、異国人のようなものだった。まず彼は日本は色んな意味でまだまだ発展途上にあると考え、又欧米のように個人として人が自立してないと考えていた。日本人は集団を好むが彼はそれが嫌いであり、又無駄な働き方ばかりしていると考えた。