表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

カイザー戦記

 トラック運転手の主人公が死亡事故後に、女神【アマテラスハナ】によって仮の体【伝説のゾンビボディー【カイザーラインハルト】】によって生き返り【ゾンビなので死んでいるが】、魔王復活を阻止する事により本来の体で生き返る契約を結ぶ。

 【戦いの場所は現実世界の神社、博物館、お城等が登場します。一部作者による映像化もあるかも?です。】

【レイ】『カイザー結界を張るわね。大丈夫、貴方なら出来るは。』

【カイザー】某機動戦士のセリフか?俺は鳥居の前で一礼してから、鳥居をくぐり結界内に入る。

 俺は本来トラック運転手だがトラックを運転中崖から転落死亡するはずだったが、女神アマテラスハナにゾンビの仮の体で蘇る。そして条件を達成すると元の人間になれる契約を結ぶ。

 そこからゾンビ戦士カイザーラインハルトとしての活動が始まった。

 拝殿前の境内の中央に立つといつも同じ嫌な気配を感じる。普通の人間には見えないが、俺は普通の人間では無いゾンビ戦士だ。


私と拝殿の間の地面に円形の魔法陣の様な光が浮かび上がる。毎回似たような様式で穢れ【けがれ】が現れ戦いとなる。

 穢れとは人間【死人、動物も含む】の怒り、悲しみ、嫉みなどの負の精神波が集まり霊体化した物だ。通常の穢れは霊力の弱い人間には見えない。


 レイさんの結界により外から誰かが侵入したり、見たり出来ないようになっている。もし見えたら私が境内で一人で踊っているように見えるのだろうか?そんな雑念を消しさり、刀に手を掛ける。

 まだ姿は見えないが、穢れが出現する気配が分かる。私は息を細くゆっくり吐きながら膝を少し曲げ重心を落とす。状態をわずかに前傾しつつ自由落下の初速を活かして右足を前に出しながら刀を鞘から抜く。このとき重心は左右どちらにもかかっておらず身体はわずかに空中に浮いた状態だ。いわゆる武道の摺足である。その頃には穢れの姿は魔法陣の中央に朧げながら浮かびだしている。

 迷い無く左から右に横凪に切る。穢れの形が切った動線上に揺らぎ上下に真っ二つになるが、直ぐに元に戻る。物理的無い手応えがある場合もあるが、今回は無い。

 今回の穢れは大鎌を持った『お化けのQ○朗』のような丸い洋風のマントを頭から被った姿だ。

 私は数回切るが穢れは特に痛がるそぶりはないが、姿がどんどん薄くなって居るのが分かる。【苦痛を感じない種類かな?】。穢れは私の攻撃を受けながらも大鎌を頭上に振り上げ襲って来た。私は刀で上段受けをする。

 【なかなかの力だな。】。見かけに寄らない力に心の中でニアついてしまう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ