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“俺は妻であるお前を裏切るつもりなんか微塵もなかったのに、この女のせいで俺は、”

作者: 七瀬
掲載日:2022/11/20






“俺は妻であるお前を裏切るつもりなんか微塵もなかったのに、

この女のせいで俺は浮気してしまったんだよ!”




私は、この男性とこの男性の奥さんの前でこう言われてしまった。

この話の【真実】は、こうなんです。





私はこの男性と同じ職場の“先輩後輩”の仲でした。

私は仕事の覚えが遅く、先輩であるこの男性に物凄く迷惑をかけていた

んだと思います。

面倒見のいいこの男性は、私に分かるように丁寧に何度も教えてくれました。

時には、仕事終わりに二人で居酒屋に行く事もあったんです。

私の悩みや愚痴も、嫌な顔を一つせずこの男性は聞いてくれました。




『すみません、いつも私の愚痴ばかり聞いてもらって。』

『別にいいよ、気にするな!』

『奥さんには電話したんですか?』

『勿論! 今日は残業で遅くなると言ってあるよ。』

『・・・本当にすみません、奥さん、心配ですよね?』

『“浮気か?”』

『そんな事は絶対にないと思うんですけど、一応! 奥さんの立場だと

心配だろうなと思って......。』

『俺の妻の心配より、自分の心配をしたらどうだ?』

『えぇ!?』

『明日のプレゼン、書類とかちゃんと用意してあるのか?』

『あぁ!』

『オマエなー!』

『・・・す、すみません、』

『明日の朝、少し早く会社に来い! 俺も手伝ってやるから。』

『ありがとうございます、そういうところ“私好きですよ”』

『おいおい? 冗談でもそんな事を言うなよな、俺が誤解するだろうが!』

『でも? “奥さんLOVE”なんですよね!』

『まあ、そうだけどな。』

『奥さんが羨ましいですよ。』

『オマエも早く彼氏ぐらい作れよな!』

『取り合えず、“明日のプレゼンが終わったら考えます。”』

『そうだな、明日は絶対に失敗しないように頑張れよ!』

『はい!』






・・・この男性と話した記憶が残っているのはここまでだった。

その後、チューハイを頼んでからトイレに行って戻ってきて私は

直ぐに運ばれてきたチューハイを飲むと直ぐに意識をなくしてしまった。

今考えると? あの時、チューハイの中に睡眠薬が入っていたのかもし

れないと私は思っているからです。





その後は、○○ホテルの一室で私とこの男性が裸で同じベットに寝ていた。

不思議じゃないですか? 急に意識がなくなって次に意識が戻ると、、、?

○○ホテルでこの男性と真っ裸でベットに居るなんて!?




『えぇ!?』

『起きたか? オマエが○○ホテルに行きたいっていうから連れて来て

やったんだぞ!』

『まさか!? “私達、したんですか?”』

『“男と女が○○ホテルで何もしないと思うのか?”』

『・・・で、でも、私は、』

『今更、“私の意思でこうなった訳じゃないとか言わないでくれよな!”』

『・・・そ、そんな、』

『取り合えず、早くシャワー浴びて来い! 直ぐに出るぞ!』

『・・・・・・』

『それにこの事は、“二人だけの秘密だからな!”』

『・・・・・・』







私は困惑して頭が真っ白になっていたんです。

だって! 私はこの男性の事を好きでもないし、ましてやこんな関係に

なるつもりもなかったのに......。

強引に、この男性が私に一方的にしたんじゃないかと思えて。





しかも? この事は運悪く、“この男性の奥さんにもバレてしまった!”




『あなたね! “ワタシの旦那と浮気した女は?”』

『えぇ!?』

『悪かった、でもお互い酔ってて。』

『ワタシ言ったよね? 一度でも浮気したらどうするかって!』





・・・そしたら? この男性が“あの言葉を言ったんです。”



『俺は妻であるお前を裏切るつもりなんか微塵もなかったのに、この女の

せいで俺は浮気してしまったんだよ!』




私は呆然としました。

全て“私のせいだとこの男性が奥さんも居る前で私に向かって

言ったからです。”




・・・その後、私は職場でもこの男性との浮気が広まって“気まずい雰囲気”

になり私だけ退社しました。

この男性の奥さんからは、今でも嫌がらせを受けています。

この男性からも、“また俺と浮気しないか?”と何度もLINEが入るんです。

もう何を信じていいのか? 私にはさっぱり分からなくなりました。

でも? 皆さんに知ってほしいのは、一番の被害者は“私だという事を...。”

知っていてください。


最後までお読みいただきありがとうございます。

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