第二十話「スカーロイの助太刀」
伝説の戦士スカーロイ・ヨアーネ。
虹色に染まった髪は殆どフードで隠れており、サングラスもしていたが、只者ならぬオーラの持ち主だ。
エアバイクの後ろに乗った俺は彼の作戦を聞かされた。
纏めるとこうだ。
先ずフィーネイルの一番高いビルの最上階にいるキャンディスを彼が足止めする。
その隙に奥にある機械兵達の大脳とも呼ばれるコンピューターを俺が破壊する。
レナやそれ以上にナオミが俺を殺しに来ると厄介だったが信じるしかねえ。
察するにコイツは本物のスカーロイだ。
やはりキャンディスを足止め出来るのは彼しかいねえ。
とするとコンピューターを破壊する任務は絶対に成功させてえ。
エアバイクは勢いよく砂漠を走り抜けていく。
アイシャ達も後からついて来る手はずになっている。
「お前は既に戦士一級レベルだ」
スカーロイはそう言っていた。
だがエアバイクでビルの最上階に突撃する今回の任務は、機械兵を止める方法として他の手段は思い浮かばないだろう。
闇ソラとしてこの超重要任務をやり切るしかない。
二人を乗せたエアバイクはより一層スピードを増し、やがて大都市が見えてきた。
別れ際アイシャが「気をつけてね」と言って抱擁を交わしてきた。
それは新鮮で且つ幸せで満ち足りた行為だった。
王女である彼女のためにもこの任務は絶対に成功させねば。
流石未来都市と比喩されるだけあって数々のエアバイクが交差するある意味ゼラート以上の発展ぶりを、外観から俺たちは見せつけられた。
だが幸いガードは手薄だ。
ロボットによる通行認証巨大ゲートを無視し、遥か上空から無理矢理都市内部へと侵入する。
当然サイレンがけたたましく鳴り響き、俺は思わず唇を噛んだ。
未来都市にて、色とりどりのエアバイクとすれ違う。
夜にはネオンも映えるだろう。
俺たちの目指すは……あのビルだ。
左右から放たれるレーザービーム砲を紙一重でかわし、いよいよターゲットのビルに迫ってきた。
酔いそうになるほどの乱雑かつテクニカルなスカーロイの運転のおかげで、何とか撃ち落とされずに済んでいる。
そして最上階のガラス張りの窓に対して、スカーロイは左手の銃をぶっ放した。
と同時にーーバリバリバリン!と突撃する。
最上階に侵入した我々二人を乗せたエアバイクは煙を上げていた。
居たのは他でもないキャンディス・ミカエラ。
スカーロイとの頂上決戦が行われようとしている。
キャンディスは召喚士でありながら上級魔法が使える摩術師だという噂だ。
一方のスカーロイは近代技術を駆使した闘い方をするようで、ビームサーベルと銃を持っている。
「行け!」
彼の一声で俺は奥へ突き進むべく走り出す。
と同時にキャンディスが氷属性上級魔法「アブソリュートゼロ」を俺に放つ。
そしてその隙に乗じスカーロイが銃のトリガーを引く。
その時ポケットの指輪が光った。
これは……ナオミの力なのか?
カチンコチンに氷漬けになった俺の周りの氷が溶けていく。
さっきまではマイナス二百七十三度だったはずが嘘みたいに消えていく。
だが指輪の力はここまでだった。
ピキピキと音を立てたかと思うと四つに裂けて砕け散った。
レナとナオミーー二人の結婚指輪が。
俺は先を急いでいた。
自動扉を潜り、サイヘンが鳴り響く中突き進む。
待っていたのは全身刺青の戦士だった。
スカーロイが勝てば助太刀に来てくれるか?
いや相手はあのキャンディスだ。
勝算は良くて五分五分と言ったところ。
なんせ九歳でその力に目覚め十六歳でゲートを開いた程の女性なのだ。
俺は剣を抜いた。
お互い武器が剣盾同士ーー相手にとって不足無しだ。
剣が交差し、ぶつかり合う。
いつからだろう戦いに恐怖を感じなくなったのは。
いつからだろう殺しに抵抗を憶えなくなったのは。
辛いさ、虚しいさ。
それでもアイシャの笑顔が見られるならーー俺は勝つ!
敵の剣を叩き落とした。
やはり神族の刺青のおかけで腕力が上がっていた。
闇の力が作用したとは思えないが、アンガス・クロウことレイヴンとの戦いは思ったより早く決着がつきそうだ。
「僕の役目はレナやキャンディスが来るまで足止めする事……!まだまだ諦めちゃ駄目だ」
「フン……」
ここで先程までとは打って変わって闇の力が湧き上がってきた。
殺す、殺す、殺す!
盾を蹴ることで敵の体制を崩し、その隙をついて剣技を放った。
光属性剣技「閃光」ーー。
ガードが緩んだその僅かな瞬間に名剣凱鬼で斬りかかる。
すれ違いざまに敵の心臓を捉えていた。
戦いは終わったーー。
『残るゲームの参加者は十三名』
何処からともなくグレンの声が聞こえる。
最初の死亡者はアンガス・クロウ。
倒したのは意外にも自分だった。
だが急がねばならない。
いつレナやキャンディスが来てもおかしくない。
スカーロイの強さは未知数だが、二十八歳のキャンディスの放つ召喚獣の力は想像を絶する。
俺は螺旋階段を下っていき、遂にコンピューターの部屋についた。
これを破壊すれば全ての機械兵の動きは停止する。
もう南の大陸の一般人が襲われる事も無くなる。
俺はビリビリと剣先から電気をスパークさせる。
雷属性剣技「雷鳴」!
コンピューターは感電しボンッと炎を上げた。
俺は任務を成し遂げたのだ。
だが背後にいたのはーーレナ・ボナパルトだった。
「お前は……俺の息子が成長した姿なのか?」
「そうだ。母さんを殺したらしいな?」
「うっ……黙れ。黙れ黙れ」
レナは頭を抱えて膝をついた。
だが逃げるなら今しかない。
その時だった。
『残る人数が十三名となったということでフィーネイルの町の広場にディバイン・ドロイドを一体放つ。こやつはコンピューターとは無関係。では』
おのれグレンは遊んでやがる……!
だが一刻も早くスカーロイと合流しないと。
部屋を出て階段を上がると血だらけのスカーロイが立っていた。
「キャンディスとは引き分けだ。合成獣を出されたんでな……それでその顔は任務達成出来たのか?」
頷く。
そして非常扉をこじ開ける。
ここから……『飛ぶんだ!』
不意にアンガスの声がした。
すると背中から白鳥の翼のような物が生えるのが分かった。
これなら……飛べる!
スカーロイを抱えて飛び立つ。
目指すは町の広場だ。
『道化師エルメス死亡。残り十二人ーー』
広場でディバイン・ドロイドにやられたのか!?
エルメスは瞬間移動が使える。
ということはハモンやアシュラといった面々が此処フィーネイルに来ている可能性がある。
それにしても何故死んだアンガスが俺に味方したのか。
おまけにこの羽は何だ?
そう言えばレナは黒い羽を宿していたと聞いたことがある。
その遺伝?で自分は白か。
アンガスは自分とレナの会話を聞き、少し心を入れ替えたのか。
何にせよスカーロイはかなり負傷している。
ディバイン・ドロイドとはハモン、アシュラと三人で戦うことになるのか。
その時だった。
体長二十メートルの金竜に跨るメリアが我々を抜かして飛んでいったのである。
やはり民の安全には彼女が出動すべきと判断したか。
町は大パニックだった。
『ソラちゃんハモン様とアンドロメダは手を組むことにしたの。これが私の最後の言葉よ。アイシャを戦いに参加させて!』
見ればアンドロメダ、フィーネ、マンティコア、イザベル、そしてアイシャといった者たちがディバイン・ドロイドと対峙している。
あの魔女が唯一怖れた存在。
零社の最高傑作にして問題作、ムラサメ。
メリアのアルマゲドン亜種も参戦し、数的有利な状況となった。
それにしてもエルメスの言葉、アイシャを使えだって?
弓使いのアイシャが一歩前に出た時、竜使いメリアと目が合ったようだった。
「千年の時を超えーー二つの命がぶつかり合う」
とイザベル。
どういうわけかアイシャと巨竜に跨ったメリアは吸い込まれるようにして重なり合い、眩しい光に包まれた。
『どうりで儂が惹かれたわけじゃ。メリアは神族の要素を秘めておったか!』
とグレン。
神族になった女性は白い髪をしていた。
「私の名はアイシア。ソウルメイトとして分かれていた二つの力が元に戻ったの。ソラ、私達二人が力を合わせればムラサメを倒せる」
頷き、闇の力と光の力を融合させる。
その時アルマクルスがこれでもかと言わんばかりに光りだす。
青白い十字の光。そして金色のアルマゲドンが光線を放つ。
橙色のビームを飛び上がってかわしたムラサメだったが、アイシアの弓がそれを逃さなかった。
ーー ボルテックス・アロー ーー
バチバチと音を立てる雷の矢はディバイン・ドロイドを貫いた。
そして止めに俺が落ちてきた相手に白い旋風斬りを見舞う。
白い羽が飛び散り、自身が竜巻になって攻撃する。
本当にどうしてこの技を使えたのか分からないのだが、背中に生えた白い羽が、その動きを促すのだった。
俺たちはディバイン・ドロイドを倒した。
『メリアとアイシャが融合したため残る参加者は十一人。三つ巴となりそうじゃの』
確かにグレンの言う通りだった。
俺、アイシア、マンティコア、イザベルチーム、
レナ、ナオミ、キャンディスチーム、
アンドロメダ、フィーネ、ハモン、アシュラチームの三つだ。
だが此方には有能なスカーロイがいる。
負傷中だがイザベルの回復魔法でかなり治せるはずだ。
いつの間にか日が暮れ、ネオンが町を覆い尽くす。
アイシアに預けていたソアクーラとも合流を果たす。
俺たち五人は一旦戦いを忘れ、フィーネイルのバーに足を踏み入れた。
流石にディバイン・ドロイドを倒しただけあって追い出されるということは無かった。
俺の中では占い師イザベルとの会話に注意が集中していた。
アイシアの予言は本当だった。
凄腕占い師は二十八歳でもその才能を遺憾なく発揮か。
それにしてもオシャレなバーだ。
俺はキツイ酒は飲めないのでカシス・ミルクを頼んだ。
そしてスカーロイ。
伝説の戦士は今のところ仲間として信頼できるが、零社を完全には信用していない俺にとってまだ謎が多い人物ではある。
それぞれカウンター席に座った俺たち五人は、各々酒を飲みだした。
そして占い師イザベルが口を開く。
「機械兵のコントロールを失ったキャンディスが次に動くとすれば此処から遥か北にある角笛を手にすることでしょう。想像を絶する力の持ち主を、深い眠りから目覚めさせると言われていますわ」
「なるほど……じゃあアルマゲドンに跨って今すぐにでも向かわーと」
「面白そうな話だが、俺はパスだ。いつでも英雄の力が借りられると思うなよ?」
そんなぁ……。
スカーロイとは一旦ここで別れる事になる。
悪い奴ではなかったが謎多きままだった。
此処のホテルに泊まろう。
そして明日の朝には北に向けて出発だ。
アイシアはメリアよりもアイシャ寄りの人格のようで、それは俺としても嬉しかった。
一緒のベッドで寝るのは……無理だよな?
なに言ってんだもう!
俺たちはバーでスカーロイと別れホテルへと向かった。
マンティコアとイザベルが同部屋を望んだため、必然的に俺とアイシアが同じ部屋になった。
ベッドは快適で流石未来都市だけある。
アイシアの髪型はツインテールではなくストレート。
ナオミは黒髪だったが、今のアイシアと同じ髪型だった。
「ねぇ……キスしたいな?」
「えっ?あ、ああ……」
それ以上の事は起きてはならない。
神族同士の混ざり合いは朝まで続いた。
今現在確認されている神族は八人。
グレンと今は亡きミルナ、その娘フィーネ、その子孫アイシア、レナとナオミ、その息子の俺、あとアシュラだった。
ハモンは神族ではない。
そしてディバイン・ドロイドも神族とは言い難い。
束の間の眠りについた俺はイザベルの声で目を覚ました。
どうやらハモンが昨晩のうちに死んだという。
ナヴィド村を襲った事を知ったハモンとアシュラは魔女のやり方に疑問を持ち、謀反を企てたという。
だが返り討ちに遭い、アシュラは一人命からがらレナの下へ逃げ帰ったそうだ。
残る参加者は十人かーー。
泥沼化するサバイバルだが、次死ぬのが自分でも決しておかしくない。
神族になったとて、油断ならないのが魔女であり、キャンディスであり、レナなのであった。
このアルマクルス。絶対に大事にしねーと。
「行くぞ目指すは北の山だ。アイシア、ドラゴンを呼べるか?」
そうアイシアは弓使いにして竜使い。
金色のアルマゲドンを呼び出す事が可能だ。
四人を乗せた巨竜は北の山へ向けて羽ばたきだした。
「ナオミはな。元々俺の弟子なんだ。あの子を殺すような事は俺が許さん」
とマンティコア。
俺も母であるナオミ・ブラストを殺すつもりは毛頭なかった。
だがレナを倒すにはナオミとキャンディスの死が必要。
事態は深刻と言えた。
レナはヒュドラやアルマゲドンといった怪物たちを倒したという噂だ。
それで手に入れた不死身の身体は神族の特殊能力の中でも特に強力だった。
俺はレナ達も向かっているであろう北の山を見据えた。
俺の神族としての特殊能力はまだ明らかになっていない。
このアイシアもそうだ。
アシュラは千里眼の眼とテレパシーを身につけていたが、想像していた以上に便利そうだ。
北の山についた。
だが先に着いていたのはレナ達だけではなかった。
魔女、そしてフィーネ。
「ワープ魔法はエルメスの専用技じゃなかったのか!?」
マンティコアが唸るように声を上げる。
どうやら魔女も使えるようだった。
そして魔女が手にしていたのは、秘宝である角笛。
一体何を呼び覚ますというのか。
ブォォーン!!
鳴り響く。
その場にいたナオミやアシュラといった者たちも為すすべもなく立ち尽くす。
どうやらフィーネに秘密があるようだった。
傀儡魔法による「ムラサメ」の操縦。
下手に手を出せば此方がやられる。
そして動き出したのは遥か南西の島亀だと「千里眼」が使えるアシュラが言った。
ミルナ島。
生き物と呼ぶには巨大過ぎる島が、今や魔女の配下となっている。
「クソぅ、昨日のうちに瞬間移動しておけば」
とナオミ。
魔女はフィーネと共に姿を消した。
恐らくは南西に向かったか。
「ここに」
俺が口を開いた。
「ゼラート専用のモドリ玉がある。八人の力を合わせよう。今はそれしかない」
レナと手を組むことは苦渋の選択だった。
そして北の大陸を出ることは、グレンのルールに反するに値する。
皆の顔色を見た。
頷くアシュラ、そしてキャンディス。
マンティコアもそれには賛成だった。
緑色の煙。
俺達八人を遠きテルミナ地方のゼラートへと瞬時に運ぶ。
そして見たのは西の方向から此方へ迫る島亀だった。
頭部に乗っている殺気を放っている豆粒みたいなのが、魔女とフィーネだろう。
アシュラは腕をクルクル回し戦闘モードだ。
しかし、本当に勝てるのか?
島亀の大きさは想像を絶する。
どうやってダメージを与えられるかも怪しいところだ。
神々以上か。
あのレナすら対峙したことのないバケモノに、我々は挑戦している。
取り敢えずサイケ村の浜辺へ向かった。
皆で乗り込むは金色のアルマゲドン。
錚々たるメンツだが勝てる保証は欠片もなかった。
トロピカルジャングルを越え、いよいよ島亀と向き合う。
奴らを野放しにしては南の大陸が危うい。
例えグレンを敵に回したとしても、止めるべきだった。
いよいよ魔法が届きそうな距離に来た島亀。
後に知るこの巨体の名は「フレゼル」という。
俺達八人は浜辺にズラッと並んだ。
アイシアの背後にはアルマゲドン。
あの「ゲーム」 はもう終わりだ。
例え憎きレナと手を組んででも、俺達には護るべきものがあるんだ!
最初に動いたのはナオミだった。
瞬間移動で接近し、最上級剣技「虹」を叩き込む。
母さんと会えた。
だがそれは僅かな時間だった。
「虹」による空間の侵食で敵が呻いたかと思いきや、ナオミ・ブラストは島亀フレゼルに食われた。
「おのれ!」と魔導槍を投げるマンティコア。だが魔女の光属性上級魔法「エターナルフォース」によって槍は跳ね返され、マンティコアは自身の槍で串刺しになった。
エターナルフォースは攻撃を倍にして返す上級魔法。心臓を貫いた一撃はマンティコアをも葬るか。
イザベルが決死の覚悟で皆に「鬼人化」をかける。
直後、彼女は息絶えていた。
マンティコアとイザベルの絆が伺えたが、ナオミに加え二人が死んだことで俺の気は動転していた。
アシュラの「流星群」。
青白いビームも掠り傷程度にしかなりゃしねぇ。
その時レナが近づいてきた。
「ソラ。ナオミの敵討ちだ。今回だけは力を合わせよう」
初めて本当の親にソラと呼ばれた。
ファエンガ夫妻が付けた名前じゃなかったのか。
俺は思わず頷いていた。
その時、アイシアの放った矢が、敵の眼球を捉えていた。
チャンスだ。
レナと共にアルマゲドンに乗り込む。
「俺が黒ならお前は白。凱鬼と阿魏斗を交差させるんだ」
接近していく。
レナは暗黒魔導斬りを放とうとしている。
ならば俺もそれ相応の技を出さねぇと。
戦士になって丸一年も経っていなかった。
だがこうしてあのレナと肩を並べられてる。
憎き男とは言え、あの英雄に少なくとも認められてる。
「ハァァァァ!」
純白魔導斬りを放った。
本来魔導剣士だけが成せる技だが、自分の中のレナの遺伝子がそれを可能にさせたのかもしれない。
この時俺の中での闇ソラは完全に消滅した。
そして父と子の絆はナオミの「虹」によって受けた左顔面の傷口に確実に染みていた。
その時だった。
銃声。
スカーロイが魔女を撃ち殺したのだった。
「ヒーローは遅れてくるものだからな」
背後にエアバイクで来ていたスカーロイの銃の腕は目を見張るものだった。
迅雷弾。当たれば即死のレアな弾丸だった。
魔女が半透明になるよりも早く、その弾は命中した。
崩れていく島亀。
残ったフィーネは土下座して投降してくるのだった。
「俺はナオミを護れなかった。俺は表舞台から……去ろう」
アルマゲドンに乗るレナの後姿はどこか淋しげだった。




