未再会
戦わせられませんでした...( ب_ب )
2回目なので前回よりは緊張していませんが、やっぱり難しいですねw
拙い文章ですが、優しい目で見守ってください。
腕が動かない、というのはそのままの意味で
右腕が全く動かない。いや、動かなかった。
でも今では自由に動く。
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昔、雷に打たれた。
そして、右腕と1部の記憶を失った。
何をしていて打たれたかは分からない。
でも、いつ打たれたかは覚えている。
「中学生最初の夏祭り」
腕が動くということは、今の俺は小学生..なのか。
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記憶に関しては..戻っては来なかった。
今の記憶があるので仕方がないのかもしれない。
少しため息をついた後、俺はようやく辺りを見渡した。
ブランコにジャングルジム、肋木に鉄棒...
小学校のなか だと言うことは何となく分かった。
でも校舎で授業している様子はない。
誰かいないのだろうか。少し不安だ。
校庭のど真ん中に立っているのもアレだから校舎を探索することにした。
校舎のロータリーが見えてきた。
若返った体は随分使い勝手がいい。
運動はできた方なのだろう。ふくらはぎにししゃもがある。
1歩1歩踏みしめて行くうちに、ロータリー日陰へとたどり着いた。
一休みと言わんばかりに大きく寝転がった俺。
突然の声に驚くのは当たり前だろう。
俺は急いで後ろへ振り返った。
そこには今の俺と同級生のような、そんな女の子が立っていた。
「ジンくん..?」
聞き覚えはあるが、"その声の出来事"を思い出すことは出来なかった。
「君も死んだの?」
俺から発せられた音は思った以上にか弱く、それでいて希望のない。そんな声だった。
「死んでなんかないよ。ただ気づいたら...」
会話は爆撃の音と共に打ち切りとなった。
俺の手を掴んで走る女の子。
長い髪の毛からは懐かしいはずの香りがした。
校庭の真ん中あたりまで走った俺たちは校舎に目を向けた。
ロータリーは..粉々に散っていた。
そこで俺は察した。死んだ俺がたどり着いたのは、天国ではないということ。
そして俺は知った。
その子の名前はイオリだということ。
とりあえず主人公の名前ヒロイン名前を伝えることが出来ました。
次こそは戦わせます。