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一年越しに叶える夢~AWAの世界にて~  作者: 高木橋ユウ
二章 旅の始まり《兄貴のいる国、中央国家パリドスでの騒動》
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幼龍と食物とネロ

一ヶ月近く投稿が空き、その上この文章……。くっ、すいません。(他の小説が面白かったからなんて言えない)


 さて、もう一匹位殺ればレベルが上がるだろ。


「もう一匹探して倒してこい。さっき言ったことを実践しながらな」

「ガァガァガァ!(言われなくてもやってやるよ!)」

「そうか」

「ガッ(けっ)」


 こいつ………。


「なあ、もう少し優しくしてやったら?」

「いや、甘やかすのは今じゃなくていい。あいつの場合、俺たちと違って生きるために戦うんだ。だから、強くなって欲しい」


 これがゲームだとしても、あいつや街の人々は生きてる。このゲームを始めた時に会ったあの声の人もそう言っていた。


「……そうか」

「ああ、そうだ。ところで、コクトは?」


 いつのまにかいなくなっている。


「え?あ、ほんとだ。どこ行った?さっきまでここにいたのに……」


 んーあれか?あいつについてったかな?………あ、いたいた。一緒にやってんな。ふぅ…。


「大丈夫そうだぞ」

「え?」

「ほら、あそこ。グリスと一緒にやってる」

「はぁ…、よかった。グリスと一緒なら大丈夫だよな」


 どうかなぁ。


「あ、戻ってきたよ」

「ん。おい、どうだった?」

「ガウ……(やりやすかったよ……)」

「そうか。これからは、自分で考えてやるんだぞ。で、レベルは上がったか?」

「ガ?ガァ(お?おう)」

「ふむ」


 鑑定。


名前 グリス・ハーフ

種族:幼龍Lv2

HP150 MP150

筋力25 防御力25

俊敏12 知力25

運7

スキル

《言語理解》《魔力感知Lv1》《爪Lv1》new《牙Lv1》new

種族スキル

《龍眼》《飛翔Lv1》

特殊スキル

《力》《智》《勇気》

称号

【幼龍】【祖龍の血筋】【龍神の加護】【三つのチカラ】


 うん。ちゃんとレベルは上がってるな。それに新しいスキルもとれてる。このままやっていけば順当に強くなって行くだろう。


「まだやるか?」

「ガウガァ(勿論)」

「でもダメだ」

「ガッ!ガァア!(えっ!なんで!)」

「もう時間だ」


 そろそろログアウトしよう。


「ガァ?(時間?)」

「そう、時間。俺は、いや、俺たちはこっちに限られた時間しかいられないんだよ」

「ガァガァ、ガァ?(そうなのか、じゃあ狩はどうなるんだ?)」

「俺が今度来たときだな」

「ガァ?(いつ?)」

「んーと、だいたい二日後かな」

「ガァ?(飯は?)」

「置いておくから。でも一気に全部食べるなよ」

「ガ、ガァ(お、おう)」

「よし。リゾット」

「おう。話はわかった。俺はもう少しいるから先に行っていいぞ」


 流石、そういうところは昔と変わらない。


「じゃあな」

「またな。コクトも」

「プゥ」


 さっさと宿に戻ってログアウトしよう。


「ガウガウ、ガウガア?(なあなあ、飯は?)」

「少しは我慢しろ。後頭の上に乗るな」

「ガァーウー(めーしー)」

「おい。はぁ……これでも食っとけ」


 さっき買った干し肉を取り出して渡す。


「ンガァ(やったぜ)」

「二日分の食事出すのやめようかな……」

「ガッ?!(え、うそ?!)」

「べちべち頭を叩くんじゃねえ。お前の食欲に合わせてたら金が一瞬で溶けそうなんだよ」

「ガゥゥ……(でも……)」

「まあ、ちゃんと出しといてやるから」

「ガァウゥ(やったぜ)」

「やっぱりやめようかな……」

「ガウガウガァ?!(待って待って?!)」

「嘘だよ。行くぞ」

「ガァァ(ふぅぅ)」


 こいつは、どんだけ飯が欲しいんだよ。……これから先こいつの食費でどれだけ金が溶けるんだろう。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆



「ん、ぁ~」


 ふぅ……、あいつめ。ログアウト寸前に見たけど速攻で出した食物食べ始めやがった。今度から量減らそう。


 ぐぅ~


 ……、珍しいなお腹なるなんて。あいつがあんなにがっついてたからかな。早く飯食いたい。

 今日の夕飯はなんだろうか。







「……なあ、ネロ。なんだ?これ」

「私にもわかりません」


 リビングには大きなダンボールが置いてあった。二メートル位かな?


「中身は?」

「見てません」

「誰宛?」

「結城様です」

「俺?誰から?」

「わかりません」

「んー」

「どうするんですか?」

「どうしようか、あ、ところで夕飯は?」

「まだ準備が終わっていません…。すみません、荷物が突然届いたもので……」

「いいよいいよ。俺も手伝うから」


 お腹すいてるけど、まあ、前はいつもこんなだったし。荷物は飯食ってからだな。


「ありがとうございます」

「今日のメニューは?」

「カレーです」

「そうか」


 ネロのカレー、どんな味だろ…。





「ごちそうさまでした」

「お粗末様です」

「うん、今日もうまかった。さてと、さっきの荷物開けるか」

「開けるんですか?」

「ああ。中身は確認しとかないとな」

「そうですか」


 よしやるか。……ん?開いてる?いや、テープの留めがあまいのか。で?中身は?………人、人型?のロボだな。ネロとおんなじロボだ。

 お、なんか紙が二枚入ってる。何々?えーと、『こちら特殊な物ですので取り扱いにご注意を』?もう一方は?『その子をよろしくお願いします』?んー、どうしろと?その子って?……、わかんねぇ、こういうのって父さん達の方に送られてくるもんだろ。説明書とかも入ってないし……。えぇ…どうしよう。


「何が入っていたんですか?」

「ロボ……」

「なるほど。それをどうするのか迷っているのですね」

「ああ、うん。あ、なんならネロが使う?特殊な物らしいけど」

「特殊とは?」

「そこんところの説明は無いんだよねえ。その子をお願いしますって謎の紙は入ってたけど」

「なるほど。少し見てもいいですか?」

「いいぞ。あー、俺は風呂入ってくるわ」

「はい、わかりました」


 ネロが見れば何かわかるだろ。








「ふ~、ネロ、どうだった?」

「あ、結城様。どうですか?」

「?どうって?」

「ふむ、やはりわかりませんか」

「どういうことだ?」

「今私は先ほどのロボに入っているんです」

「え!前と変わらないじゃん!」

「そうなんですよ。そこが少し気になりまして、しかもこの身体、スペックがおかしいんですよね」

「どれくらい?」

「五感があります」

「は?そんなこと可能なのか?」

「ほぼ無理です」

「え、じゃあどういう…」

「さあ?」

「さあって、え、いいの?それで」

「考えない方がいいと判断します」

「んん…、まあ、そうだね……」


 五感って、再現できるの?俺が寝てる間にそんな事までできるようになっちゃったの?こぇよ……。


「はい。所でこちらの旧ボディはどうしましょうか」

「好きにしたらいいんじゃない?ネロが買った物だし。俺はちょっと疲れたから早めに寝るわ。おやすみ」

「はい。おやすみなさい」


 はぁ。取り扱いにご注意をか。その通りだなぁ。




あ、……(誤字脱字があったら報告してくれると嬉しいですなんて言えない)。

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