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一年越しに叶える夢~AWAの世界にて~  作者: 高木橋ユウ
二章 旅の始まり《兄貴のいる国、中央国家パリドスでの騒動》
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謎は深まる?

説明回じゃないです。どうしてこうなった?

「なあ、色々と説明して貰うぞ?」

「ああ、うん、わかった」


 とりあえず全部話そう。兄貴の仲間なら問題ないだろうし。


「まず、魔法大全は使えたか?」

「使えた」

「そうか。ならいい、それは後だ。んで一番気になったんだけど、どうやってSクラスになったんだ?」


 周りの皆もうんうん頷いているけど…。


「どうやってって言われてもな…。普通に依頼をこなしていっただけだぞ?それに兄貴達もSクラスなんじゃないのか?」

「いやいや、ただ依頼をこなしてSクラスにはなれないよ。俺達はAクラスだし」

「でもここ一ヶ月でやってたのって大体、依頼を受けて、達成する。これだけだぞ?」

「いったいどんな依頼だったんだよ」

「『ゴブリンの討伐』、『ストレンジボアの討伐』とか『~~の討伐』系の依頼をやってた」

「討伐系だけか?」

「うん。討伐系しかなかったからな」

「………。じゃあ次だ。お前の種族はなんだ?」

「あー、やっぱ気になるか」


 できれば周囲にばらしたくないんだよな~。


「他の人には話さないでくれよ?面倒なことになるだろうから」

「わかった。皆もいいな?」

「オッケーッス!」「おう」「いいですよ」「わかった!」「わかったわ」

「よし。んじゃあステータス見せるな。そっちの方が早いからな」


 えっと、全部見せなくても良いんだから上の方だけを表示すればいいか。


「ほい。これが今のステータス」



ステータス

名前グレス・ハーフ

種族:白龍人Lv100

職業:旅人Lv50Max (副職:龍神の巫女Lv100)

HP10000 MP10000+1000

筋力10000 防御力10000

俊敏10000 知力10000+1000

運1000+500

Stp200

~~~~~~~~~~



 あれ?ステータス増えてる?


「なんじゃー!このステータスはー!!」

「え、どこが?」

「数値だよ数値!一万ってなんだよ!」

「あー確か称号の効果で色々凄いことになってるからな」

「……そうか。うん」


 こっちにくる……けど?


「え、何?」


 無言で俺を回転して?ドアの前まで押していく……?


「え、マジで何?」

「うん。内のギルドには入らないんだろ?それにしばらくはこの街にいるわけだ。そして、依頼を手伝うと言ったな?」

「うん、まあ言ったけど…」

「色々聞きたいことはある。けど、今はこれ以上の情報はいい。これからゆっくり聞かせてくれ」

「わかった」

「悪いな。こっちから呼び出したのに」

「まあいいよ。じゃあな」

「おう。本当に悪いな」

「ハイハイ」


 強引だけど、おいおい説明していけばいいだろ。しばらくここにいるんだからな。


 さて、どこに行こうか。とりあえず組合に行ってみるかな。よし、じゃ早速行くか!


~~~~~~~~~


「ねえギルマス、なんで追い出したの?」


 グレスが去ったギルド内でまた会話が始まる。


「俺が情報を整理しきれなかったのと、この情報はトス含め後二人にも伝えた方がいいと思ったからだ」


 トスは現在ログアウト中である。グレスが気づいていないわけでは無かったがアースが話をすすめたので気にしなかったのだ。


「あの二人が来ることなんて滅多にないのにどうして?」

「そッスよ」

「え?面白そうだからに決まってるじゃん。それにこっちからメール送れば来ると思うぞ?」

「はぁ、まあいいわ。それにしてもあのステータス…いえ、あの種族はなんでしょうか?」

「あんな種族見たことも聞いたことも無かったですからね」

「グレスから何か聞いてねえのか?」

「聞いてないな~」

「もう!お兄さんなんでしょ!しっかりしなよ!」

「あはは」

「そもそもギルマスは……」


 その後も話は続いていった。 


~~~~~~~~~

 

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