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黒の錬金術師 -黒の称号を冠する者-  作者: 辻ひろのり
第4章 特区構想計画編
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第93話 検証と対話

「どうしました? ひどい格好ですけど……妙に機嫌がいいみたいですね?」

「いや……なんでもねえ……」


 ヴァルカンはアジトに帰還すると、ぬえの部屋を訪れていた。

 ぬえは仮面を付けているだけの楽な格好をしており、ヴァルカンも合わせるように鎧を脱ぎ始めた。


「報告にあった「巻物」なんですけど、詳しく聞かせてくれませんか?」

「そうだなぁ……」


 鎧を脱いで楽な格好になったヴァルカンは、葉巻に火を付けた。

 フゥーっと煙を漂わせると、話し始める。


「巻物を開いて血を塗った後、「我と血の契約せし魔獣よ。我が前に現れ出でよ」……だっけな? 地面に赤い魔法陣が出来て、「炎を噴く狼型の魔獣」が召喚されてたな。≪マグナムバレット≫でぶっ殺してやったんだが、魔獣が消えるのと同時に巻物も燃えてたように見えた。炎に引火した可能性もあって、ちょっと判断つかねえな」

「マ、≪マグナムバレット≫使ったんですか!?」

「別にいいじゃねえか。長期戦に持ち込む意味はねえし、女たちを盾に取られたらそれこそ面倒じゃねえか」

「戦況は想像できますが、大量の魔力使用は――」

「仕方ねえだろ! あの場面、ああするのが一番だったんだ! ……で? 「ソイツ」は直りそうか?」


 ヴァルカンの言う「ソイツ」とは、鎧の事である。

 炎の魔獣との戦闘で鎧が損傷してしまったのか調子が悪く、ぬえに修理を依頼していたのだ。


「修理するより、作り直しを検討しています。火力に耐え切れず、肘や肩などの可動部が駄目になっています。理論上、かなりの高火力にも耐えられるはずんですけど……新素材の開発が必要そうです。今使ってるスペアの方はどうですか?」

「コイツは軽くていいんだが、見た目がなぁ……。やっぱ、ゴッツイ方がイイぜ!」

「はあ……重くなるだけだと思いますけど?」

「いいんだよ! 見た目が良い方が魔力の乗りも良い気がするからな!」

「魔力の乗りねぇ……」

「なあ!! 鎧に「変形」なんて能力を付けられねえか!? なんつーかこぉ……ガチャーン! ガチャーン! って感じで、カッコイイのがいいんだけどよ!?」

「何の影響を受けたんだか……。まぁ、見た目が魔力強度と因果関係があるなら、考えなくもないんですけどね?」

「いや絶対!! 見た目が良い方が魔力が上がると思うぜ!?」

「……根拠は?」

「…………根拠は俺だな!」

「なるほどなるほど……却下です! 話を戻しますけど――」

「おい!! 話スッ飛ばすなって!!」


 ヴァルカンの反論を無視し、話を進める。


「巻物の調査はこれで打ち切りましょう」

「なぜだ? あれがあれば戦力強化できるぜ? それに計画を成功させるにも必要じゃねえのか?」

「確かに欲しい物ではあるのですが……購入するにも売りがないんですよ。市場に詳しい伯爵閣下が仰るには、誰かが買い占めてるらしいです」

「誰かが?」

「巻物一つに金貨一万枚以上の値が付いているにも関わらず、競売すら成立せずに買い取られるそうです。誰が購入したのかすら分からないそうです」

「何だそれ? ただの金持ちじゃなさそうだな?」

「はい。恐らくは政府関係者だと思いますが……憶測の域を出ませんね」

「となると、対抗策を練る必要がありそうだな?」

「それは考えましたよ」


 ぬえは机に紙を広げると、絵を描いて説明していく。


「例えばですが、召喚者から一定の距離だけしか行動ができないとか、一定時間で効力が消えるなど、何かしらの制限がある可能性があります。他にも、魔法陣を攻撃したり破壊すれば召喚を阻害できたり、無効化できる可能性はあります。巻物や術者を狙うというのも手です」

「なるほどな。……にしても、相変わらず下手クソな絵だな?」

「そこはツッコまないでください……。前に作った「銀貨」って覚えてます?」

「≪レジスト≫の「魔力を拡散する能力」がある銀貨の話だな? 確かにアレは有効そうだ」

「ええ。ですが、あれには弱点があります」

「拾って使われる可能性だな?」

「はい。それで考えたんですけど……」


 机の引き出しから小さな箱を取り出し、中身を見せる。


「……前と変わらなくねえか?」


 箱に入っていたのは、どう見ても普通の銀貨にしか見えない。

 以前作ってみせた銀貨も同様であったが、外見だけでは変化は分からない。


 ヴァルカンが銀貨を確認しようと手を伸ばすが、ぬえはそれを止める。


「待ってください!」

「……触れたら発動するってか?」

「それはたぶん大丈夫です。ただ、発動トリガーを≪フレイムバレット≫5発程度の魔力で起動するようにしました。発動後一定時間が経過すると、普通の銀貨に戻るようにもなっています」

「なるほど! それなら使い捨てで使える!」

「ただ……」

「俺に実験体になれってか?」

「まぁ……平たく言えば……」


 ヴァルカンは銀貨を一枚取る。


「まずは、≪フレイムバレット≫5発分の魔力を込めてください」

「分かった」


 ヴァルカンは手の平に「銀貨」を載せ、魔力を込め始める。

 銀貨には何の変化も見られない。


「期待通りですね。では、30秒待ってから同じ事をしてみてください」

「また火傷しねえか?」

「理論通りなら普通の銀貨に戻っています。それなら耐性が働いて、火傷はしないはずです」


 30秒経過後、同様に魔力を込める。

 すると銀貨は溶け出し、通常通り≪フレイムバレット≫が形成された。


「銀貨は溶けたが、熱くはねえな?」

「ええ。理論通りには機能するようですね。次は手に持って何もせず、30秒経過後、同じように魔力を込めてください」


 新たに銀貨を一枚取り、今度は手に持ってから30秒後に魔力を込め始める。


「発動しねえな?」

「では、30秒後に無効化してるか確認しましょう」


 この結果も理論通り機能し、≪フレイムバレット≫が何事もなく形成された。


「では……」


 ぬえは水の入った水筒を用意する。


「まさか……壊れるまでやれってか?」

「ええ。火傷しないよう指先だけ触れる感じで結構です」

「まったく……人を何だと思ってやがるんだ?」

「理論通りなら10発程度では壊れませんよ。本来永続している能力を10秒に設定してますからね。効力が向上してると思うんですよ」


 ヴァルカンは試しに、≪フレイムバレット≫10発分の魔力を込めてみる。

 しかし、銀貨には変化が見られない。

 そのまま≪フレイムバレット≫20発分を込めるが、変わりない。

 30発分、40発分と魔力を込めるが、銀貨は溶けなかった。

 だが、制限時間が過ぎたためか、銀貨が一瞬で溶けた。


「おぉっと!!」

「大丈夫ですか!?」

「間一髪だな。分かってやってる分対応できたって感じだ」

「今どれくらい魔力を込めてました?」

「40発分だな」

「なるほど……妙に能力が向上しますね」

「制限が10秒だからじゃねえか?」

「かもしれません。これは検証しないと何とも言えませんね」

「そういや、あの通信機にも「制限」を使ってたな?」


 「あの通信機」とは、マリアーヌの搬送を本部に伝えるため、スピネルが使用していた通信機の話である。


「長距離通信機の話ですね? あれは「機能特化」という感じで「制限」とは別なんですよ」

「何が違う?」

「大まかに言うと、「通信」「変換」「音声」という括りで機能を細分化しました。一つのパーツが一つの機能を担当するようにし、単一パーツに掛かる付与内容の複雑化を防ぎました。通信情報量を8bit/mtに制限し、送信受信に掛かる負担も減らしてあります。情報量が少ないので声色の違いを聞き分けにくいという欠点はありますが、長距離通信と待ち時間なしの通信が可能になっています」

「ん? んん? 8ビットマイミリタイム……って何だ?」

「それを説明すると、かな~~~り時間が掛かりますよ? (ニヒ)」

「……またにしてくれ」


 ぬえは箱を仕舞い、結果をメモに書き留めていく。


「そういえば、マリアーヌさんの容態はどうでしたか?」

「元気にしているようだ」

「薬が効いているようで良かったです。奥様もエステサロンにご満悦のようですし、先々事業展開してもうまくいきそうです。あとは、ケリーヌさんの事くらいですかね」

「…………」


 メモの手を止め、ヴァルカンの方をチラリと見る。


「やはり何かありました?」

「何も……ねえよ」

「まぁ、女の子に手を出して喧嘩したとか……そんな感じだと思いますけど」

「違うって言ってるだろ! ケリーヌとは何もねえよ!」

「フフフ、俺は何も言ってませんよ? ここにいる団員の女の子をナンパしまくってましたし、そっちでトラブルになったのかなぁって、思ったダケデスヨォ? (ニヒニヒ)」

「(クソッ……この性悪が……)ケリーヌがどうかしたのか?」

「いえ。彼女は次期侯爵家当主に相応ふさわしい人材だと思ってるんですけど、彼女自身どう思っているのかなって?」

「……うまくやれると思うぜ」

「ならいいんですけど……」


 再び目線をメモに戻し、背中を向けたまま話を続ける。


「俺は構わないと思ってるんですけどね?」

「……何の話だ?」

「いえ。「気にいった女なら、拝み倒してでも抱く!」 な~んて言ってたヴァルカンさんが、随分消極的だなぁってね」

「お、俺は……時と場合くらい選ぶぜ」

「分かってますよ。ただ、ヴァルカンさんには自由でいてもらいたいんです。好きな事を好きなように振る舞って、その結果、俺に不利益な事が起きる。そういうのを気にしないで欲しいんです」

「それじゃタダの馬鹿じゃねえか!? 舐めてんのか!?」

「はいはい、怒らない怒らない。それより、奥様方を侯爵領までお送りする途中、「あの野盗たち」とも会うんですよね?」

「ああ……」

「報告では何事もないようですが、奥様方を「お送りした後」にした方がいいかもしれません」

「何か問題があるのか?」

「いえ。血なまぐさい物をお見せするかもしれませんので、配慮すべきかと思いまして」

「問題ないさ。気にするな」


 ぬえは返事をする事もなくメモを書類棚にしまうと、立ち上がる。

 そして、出掛ける準備を始める。


「さて、今日も行ってきますか!」

「なぁ……。いい加減止めねえか?」

「俺に任せたんでしょ? それに、彼女との時間は楽しいですからね!」

「俺も行くぜ」

「別に付き添う必要はありませんよ?」

「俺は……アイツと向き合ってやれなかった。贖罪って訳じゃねえが……逃げたくねえんだ」

「…………フフ、フハハハハ!」

「おいコラ!! 何笑ってやがる!?」

「いえ。あなたらしいですね。サーヴェントさん!」

「何だよ急に!? それに、今は「その名」を使いやがるな!」

「いえいえ。フ、フフフ……」

「だから何だってんだ!?」

「だって、「行くのを止めないか」と言って「逃げたくねえ」って、ネェ? (ニヒ!)」

「クソッ! 今日のお前は容赦ねえぜ……」

「さあ、行きましょうか!」


 ぬえたちは部屋を出た。

 そして、長い廊下を奥へ奥へと進んでいく……。



 ◇



 ピチャン……ピチャン……。

 雫が滴る暗く冷たい廊下を奥へと進むと、遠くに小さな光が見えてくる。

 その光は僅かなものであり、やっと部屋を照らす程度の灯かりだ。

 そして、その部屋には一人の少女がいた。


 少女はうずたかく本が積まれた部屋に独りに座り、静かに本を読んでいる。

 長く伸びた白い髪は床まで伸び、静かに文章を追う目はルビーのように赤い。

 落ち着き払い、およそ見た目に見合わぬ姿からは超俗的な雰囲気が感じられる。


 ぬえは部屋の前に着くと、開き放たれたドアを叩いた。


「夜分遅くに失礼致します」


 しかし、少女は返事どころか反応すらしない。

 ただ静かに本を読み進めている。

 ぬえは部屋の中を一通り目配りした後、言葉を続ける。


「食事を取っていらっしゃらないようですね? お口に合いませんでしたでしょうか?」

「…………」

「紅茶は如何でしょう? 読書に丁度いい物をご用意致しますよ?」

「…………」

「新しい本は如何で――」

「質問ばかりね?」


 その応答は、冷たく感情がないものだった。

 たった一言の小さな声ではあったが、ぬえにとっては初めての応答だった。


「申し訳ありません。どうにもコミュニケーションを取るのが下手でして」

「なら、黙っていて」


 ぬえは黙った。

 そして、何を思ったのかその場に静かに座り込んだ。


 要求は「黙る事」ではあるが、ぬえのした事は空気を読まない行動である。

 普通なら「なぜそうなる?」 とツッコミを入れる場面なのだが、少女はぬえの行動を無視し本を読み進めている。


 しばらくすると、少女は本に目線を向けたまま口を開いた。


「貴方、愚か者なのね?」

「少々お伺いしたい事があります」

「話す事はないわ。お帰りなさい」

「なぜ、牢屋ここから出ないのです?」


 そう。ここは牢屋の中なのだ。

 ただ、ドアは開け放たれており、牢屋としては全く機能していない。


 少女は「大罪を犯した罪」により収監されてはいたが、自供のみの証拠のない罪であったため、司法処理を済ませた後ドアを開放していたのだ。

 

「貴方様に初めてお会いしたのは4日前。扉を開放し、繋いでいた鎖は取り外しました。あいにく首輪には特殊な魔術が付与されているようで解錠できませんでしたが、出ようと思えば出られます。にも関わらず、貴方様は牢屋ここを出ようとしない。その理由をお聞かせ頂けないでしょうか?」

「私の勝手」

「なるほど……。つまり、「ニート」ですね! (ニヒ)」


 無表情だった少女の眉が動いた。

 そして、侮蔑の目をぬえへと向ける。


「侮辱?」

「そんな事はありません。気高い生き方です。タダ飯ダタ宿。少し寒いですが、好きな本を読み放題。なかなかいい生活だと思っただけです」

「やはり侮辱ね。出鱈目な上に嘘付きな人」

「何に対してです?」

「すべて。……貴方、大した力もないのに、私と対等に話せると思うの?」

「そこまで豪胆な事は申し上げていないと思いますが、単なる世間話に資格など不要ではありませんか?」

「死んで後悔するのね」


 会話から危険を察知したヴァルカンが二人の間に割り込もうとする。

 だが、ぬえはそれを止めた。


「動くな!!」

「どうしたって言うんだ!? すぐにそこから離れやがれ!」

「そうではありません! よく周りを見てください!」


 辺りを見回すと……「黒い糸のような物」が部屋中に張り巡らされていた。

 糸の先は針のように尖り、光沢からは刃物のような鋭利さも感じ取れる。

 色が黒く、糸のように細い物なので、僅かな灯りしかないこの部屋では見分けるのも難しい。

 もし、挑発に乗せられ少しでも動いていれば……タダでは済まなかったと思われる。


「すごいですね。これはガラスでしょうか?」

「気付いていたのね? でも不合格」


 ぬえは「黒い糸のような物」の観察を始める。

 鞄から医療用のピンセットを取り出すと、糸を軽く叩いてみる。

 コンコン。

 糸は硬く、初見で言ったようにガラスのような硬質な音がする。


 次にペンチを取り出し糸の一部を採取すると、カンテラの灯りにかざしながらルーペで観察する。

 糸は黒いが透明度はない。

 表面には僅かに繊維状の薄い溝は見られるが、気泡や不純物といった物もない。

 純度の高い金属、もしくは水晶や宝石類の可能性も考えられる。

 だが、ぬえは意外な答えを導き出す。


「炭素ですね」

「……根拠は?」

「ヴァルカンさん。火を貸してもらえますか? 小さな物で結構です」


 ヴァルカンはぬえの言葉に従い、指を弾いて小さな火を出す。

 その火に糸の先端を当てると……煙を出しながら燃え始めた。


ぬえ? どうして分かった?」

「状況証拠でもあるんですけど……ほとんど勘です」


 ぬえは再び糸の一部を採取すると、断面を指差す。


「この断面を見てください。年輪のような構造をしています。拡大すると六角形の構造となっています。これは「ハニカム構造」と言い、強い強度を作り出す理想的な構造と言われています。表面にある小さな溝も強度を高める構造です。つまり、素体は脆い物であり、構造として補強しなければならない物だと読み取れます」

「だからって……なぜ炭素なんだ? 炭素ってのは木炭なんかに含まれる元素ってのは教えられたがよ。ありゃ、どう考えても脆いぜ?」

「いえ。そこが理由ではありません。魔術の発動原理から推測しました」

「発動原理? 魔力から作り出したってか? それならビードラみたいに土を素体にした方が……」


 ヴァルカンは何かに気付き、部屋を見渡す。

 すると、壁に付けられた篝火の中にある木から「炭になった部分」だけが消えていた。


「篝火の炭になった所を使ったってか?」

「はい。ビードラさんの≪クレイビースト≫のように、物体として能力を発動させる場合は素体が必要になります。ただ、これには≪クレイビースト≫とは別種の方法が用いられています。≪クレイビースト≫は遠隔操作が可能な魔術です。しかし、厳密には遂次命令が必要な半マニュアル操作の魔術です。対して、この黒い糸は壁や地面から発動していて、この方とは離れた位置で発動している。つまり、事前に魔術を仕込んでいたと推測されます」

「……それは都合良過ぎねえか? いくら推測――」


 ヴァルカンの言葉を遮り、少女は疑問を投げ掛ける。


「なぜ確認してから答えなかったの?」

「「不合格」と仰ってましたからね。不合格を合格に覆すには、一足飛びの答えが必要だと思ったからです」

「……面白い子ね? 貴方、名は?」

「マサユキと申します」

ぬえではなかったの?」

「出鱈目は許容しますが、嘘つきは嫌ですからね」

「やっぱり面白い子。でも、私はここから出ないわよ」


 少女の目線が本に戻り、もうこれ以上進展がないと思われた時……ぬえは確信を突いた一言を言い放つ。


「それはサーヴェントさんたちのためですね?」


次回、水曜日2015/4/29/7:00です。

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