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黒の錬金術師 -黒の称号を冠する者-  作者: 辻ひろのり
第4章 特区構想計画編
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第89話 見えないこと。見えること。

 村は小さく、すぐに兵士たちの居る場所は分かった。

 村人たちに聞いた話では、昨日遅くまで手術が進められていたようだ。

 詳しい状況までは分からなかったが、特領府から駆け付けた増援部隊も加わり、治療は順調に進められているそうである。


「……代理~! 隊長代理~!」


 遠くから掛け声が聞こえる。

 一緒に輸送車捜索に出ていた兵士のようだ。


「よくぞ戻られました! 隊長代理!」

「その呼び名は止めやがれ!! ……で、どうなってる?」

「隊長は無事一命を取り留めましたぞ!」

「そうか。……他の者たちはどうだ?」

「ゲルト殿の奮闘の甲斐があってか、おおむね良好です。しかし……オルド殿は予断を許さぬ状態だそうです」

「それはオルドも覚悟していた事だ……。心配するな。アイツはきっと治る」

「私もそう願っております。ところで……隣のお嬢様はどなたでしょうか?」

「あ、ああ……」


 ガルアは言葉を詰まらせた。

 場の空気を読んだ女が、名を告げる。


「アイシャと申します」

「アイシャ殿でありますか。大変綺麗なお方でございます。(……隊長代理? どこでこんな美人を捕まえたんです?)」

「あのなぁ……。アイシャは親父さんを探して旅をしてるそうだ。たまたま道中で一緒になっただけだ」

「なるほど……。女性には厳しい道のりでしたでしょう」


 兵士はうまく言葉を選んだようだったが、アイシャの身なりから道中の厳しさを感じていた。

 ろうのマントを羽織らせているので目立ちはしないが、アイシャの服はドロで汚れ、所々破けてしまっている。

 普通に考えれば、暴漢に襲われたと思われても仕方ない身なりである。

 ただ、肌や髪は綺麗に整っており、落ち着いた雰囲気から「それはなかった」と感じられるようだ。


 ガルアは、せめて体を清めてもらおうと風呂を用意していた。

 風呂と言っても、小さな水貯め場のような物である。

 池の端を掘り、木で簡単な囲いを作って水を溜めると、剣の「放熱」の力を使って水を沸かした。

 あとは布で簡単な仕切りを付け、マサユキから貰った特級石鹸を使わせていたのだ。


「すまねえが、アイシャの着替えを用意できないか?」

「そうですねぇ……。村の者に頼みましょうか? それとも行商から買われますか?」

「行商がいるのか? なら、行商に頼むとするか」


 話が勝手に進んでいく事に焦ったアイシャは、言葉を挟む。


「あの……私にはお金が……」

「アイシャは気にするな。俺はこう見えて、結構金持ってるんだぜ?」

「さすがは隊長代理! 太っ腹です! 私にも何かオゴってください!」

「だから、その「呼び名」は止めろってんだ! ……まぁ、お前らにも酒くらいなら振る舞ってやるさ」

「おほー! ありがとうございます!」

「それと、アイシャは気位が高い女だからな。どこぞのお偉方えらがたの娘さんかもしれない。粗相のないよう丁重に扱うんだ」

「分かりました!」



 ◇



 アイシャの服を見繕ってもらうために行商の元に行くと、行商は出発する寸前だった。

 慌てて行商を呼び止める。


「おい! 待ってくれ!」


 行商の男は嫌そうに顔を向け、捨て台詞を吐くように鞭を振るう。


「もうすぐ日が暮れちまう。また来るから次にしてくれんかね? そら!」

「おい? アンタは金払いのいい上客を無視する商人なのか?」

「上客ねぇ……」


 行商はガルアを無視し、荷馬車を進めていたが……荷馬車は突然止まった。

 なにやら、荷馬車の中に乗り込んでいた女と話し込んでいるようだ。


「……だから……じゃない」

「お前は口出しするな!」

「もお! 分からない人だねえ!」


 口喧嘩をしながら、荷馬車から一人の婦人が降りてきた。


「すまないねぇ。うちのダンナ、言い出したら聞かない人なんだよ」

「急いでる所すまねえな」

「で、何が入用なんだい? なるべくなら、すぐに済ませてくれるとありがたいんだけどね?」

「この女の服を見繕ってやって欲しい」

「ふーん……。予算はいくらだい?」

「そうだなぁ……金貨20枚くらいでどうだ?」

「に、にじゅう?」

「足らねえか?」

「め、滅相もございません! アンタ!!」


 婦人は御者台に乗っていた行商の男を荷馬車から引きずり降ろし、強引にガルアの元に連れてきた。


「何しやがるんだ!」

「アンタ!! 上客様だよ!!」

「って言ってもよぉ……」


 状況の分かっていない行商の男に、婦人はゴニョゴニョと状況を話し始めた。

 だが、嬉しさ半分という感じである。


「お、お客様。先ほどは申し訳ございませんでした」

「いいさ。で、さっそくやってくれないか?」

「大変嬉しい申し出なのですが……」

「何か問題か?」

「ええ。このところ、この辺に野盗が出るという噂がありまして、日の落ちる前に次の町に向かわなければならないのです。商人として儲けは大事ではあるのですが、信用問題に関わる事でして……」

「なら、次の町まで護衛を付けるってのはどうだ?」

「護衛でございますか? ありがたい申し出でございますが、私らには護衛を付ける余裕がないもので……」

「その辺は問題ねえよ。この村に駐留してる兵士を割り当てれば済む話だ」

「兵士様をお付けに……。あの……あなた様は?」


 話を隣で聞いていた兵士が、偉そうに紹介を始めた。


「ご主人。このお方は特別自治領、総隊長代理殿ですぞ。我らは隊長代理の命あらば、この身を――」


 ボカッ!

 ガルアは勢いよく兵士の頭を殴り、話を中断させた。


「何度も言わせるな! 俺は兵士じゃねえっての!」

「イチィ……。でも、言ってる事は完全に隊長代理の仕事ですよ?」

「んまぁ……。いや、そうじゃねえっての!」

「あのぉ……」


 申し訳なさそうに行商の男が様子を伺ってくる。


「すまねえな。とにかく護衛は付ける。なんなら俺が付いて行ってもいいぜ」

「ありがとうございます。では、代金はまけさせて頂きますので、お好きな物を選んでくだされ」


 アイシャの服選びはなかなか時間が掛かった。

 いい服を着せても、アイシャには見えないので良さが分からない。

 ガルアに見せても「似合ってるんじゃねえか?」 と言うだけでなかなか決まらない。

 結局、婦人の薦めで、値段はそんなに高くない着心地の良い服を選ぶ事になった。


 だが、服だけでは最初の提示金額には程遠く、わざわざ足止めさせた意味がない。

 婦人はその辺を計算してか、アイシャに似合いそうなアクセサリーを薦めてきた。

 アイシャはいらないと言ったが、婦人は「女には必要な物よ」と押し、ネックレスと銀の髪留めを購入する事になった。

 

 ここまでの総額は、金貨約10枚。

 他に、ありったけの樽酒とつまみの干し肉などを買い、金貨25枚の支払いとなった。


 着替えを済ませたアイシャは、見違えて綺麗になった。

 綺麗なストレートの髪に銀色の髪留めが輝き、白を基調とした服は白く綺麗な肌との色合いも良い。

 胸元に小さく光る宝石も似合っている。

 落ち着いた雰囲気と、どこに出しても恥ずかしくない姿から、どこぞのご令嬢という感じである。


「さあ、これで旦那様も満足だろうよ」

「いえ、あの……」

「なんだい? 恥ずかしがる事もないさ。にしても、ビックリだねえ? こんな綺麗なお嬢さんになってしまうとはねえ」

「私は……綺麗ではないと思います」

「そんな事言ってたら駄目よ! 女は男を夢中にさせて、あごで使うくらいが丁度いいの! (……これは「おまけ」よ)」


 そう言って、婦人はアイシャに小さな小瓶を渡した。


「これは……いい匂いですね」

「(それは媚薬。これで旦那様もイチコロよ)」

「え?」


 アイシャは顔を赤らめた。


「お客様、毎度ありがとうございます。護衛も用意して頂き、なんとお礼を申し上げてよいやら……」

「いや、助かったぜ。時間を取らせて悪かったな」

「いえいえ」

 

 護衛を引き連れた行商を見送ると、治療テントの方に向かう。



 ◇



 兵士たちの治療は村の広場にテントを広げて行われていた。

 治療を終えた兵士たちは簡易ベットに横になり、皆ガルアを見掛けると「よくぞ戻られました」「私はまだまだ戦えますぞ」と声を掛けてくる。

 中にはアイシャの美しさに見惚れ、嫉妬めいたの言葉を投げ掛ける者もいたが……説明が面倒だと無視し続けた。

 そして、ミゼル隊長に会うべく村長の家に向かう。


 ミゼル隊長が休む一室に入ると、ミゼル隊長が先に反応した。


「ガル……アイシャ! アイシャじゃないか!!」

「お、お父さん! お父さんなの?」

「へ? ……え?」


 ガルアは……固まった。

 アイシャの探していた父親とはミゼル隊長の事であり、それを知らずに賭けをしてしまっていた事に……。


「おおぉぉ良かった!! 良かったぞ!! お前の無事が見れて私は……私は……」


 ミゼル隊長はアイシャを抱き締め、大泣きを始めてしまった。


「アイシャ? 怪我は無いか? 野盗に襲われたとばかり思っていたが……何事もなかったようで私は安心したぞ!」

「その……こちらにいる――」


 次の瞬間、ガルアを更に凍りつかせる言葉が飛び出す。


「――「ろう様」に助けて頂きました」

「そうかそう……何を言っている? ガルア殿だろ?」

「うん? だからろう様よ? …………あっ!」


 アイシャは、その食い違いの『重大性』に気付いた。

 そして目が見えずとも、後ろから発せられる不穏な空気を敏感に感じ取る。


 ガルアは……険しい表情をしていた。

 自分の名は明かしていなかった。

 目の不自由なアイシャなら表裏おもてうらの違いは判別できないと思い込んでおり、表のガルアとして接していたのだ。

 だが、アイシャは耳が良かった。

 8回尋問を繰り返した事を知っており、野盗とのやり取りを聞いていた。

 

 考えてみれば、なぜアイシャが「殺してくれ」と懇願したのか分かってなかった。

 アイシャにしてみれば、仲間割れか何かで暗殺者が現れ、行き詰っていた自身も殺してくれるものだと思っていたのだろう。

 だから、殺されるのをずっと待ち、なかなか小部屋から出てこなかったのだと……。


 まさか、こんな形でボロが出てしまうとは予想だにもしていなかったガルアは、なんとか誤魔化そうと野盗討伐の報告をする。


「ミゼル隊長、野盗は全滅させた……。森の奥にある洞窟をねぐらにしてたようだ……。じゃ、俺はこれで」

「待て!!」


 外に向かおうとするガルアを、ミゼル隊長は引き止めた。


「ガルア殿……。私は何も聞かなかった。それで良いか?」

「…………」


 ガルアは何も答えず、部屋を出て行った……。


 アイシャは……震えていた。

 気の緩みとはいえ、恩を仇で返してしまった強烈な自責の念に押し潰されそうなっていた。

 たった一言。たった一言口を滑らせただけですべてが壊れてしまったと、泣きじゃくる。


 ガルアが「なぜ名を明かさなかった」のかは分からない。

 でも、「ろう」という名を口にした途端、後ろに居たガルアの雰囲気が変わった事に気付いた。

 そして、この状況だからこそ分かった「事実」が、アイシャの心を押しつぶしていた。


 しばらくし、ミゼル隊長はアイシャに語り掛ける。


「アイシャ。顔を上げなさい」


 アイシャの顔は、涙でグシャグシャになっていた。

 ミゼル隊長は優しく髪を撫で、言葉を続ける。


「心配するな。私は何も聞いていない。それで万事解決だ」

「でも……でも……私はあのお方の……『光』を奪ってしまったわ。もう……生きる価値すら……」

「アイシャ、安心するんだ」

「……何をどう安心しろと言うの?」

「死ぬ覚悟があるのなら、ガルア殿に尽くしなさい。あの方ならお前を幸せにしてくれるさ」

「もしかしてだけど……紹介したい相手ってガルア様なの?」

「そうだ。私はずっと思っていた。ガルア殿は仲間思いで、懐は山のように深い。だから、アイシャも受け入れてくれると思うんだ」

「駄目よ! 私はあの方の光を奪った! それにもう……誰の足も引っ張りたくないの……」

「アイシャ……。もし、ガルア殿がアイシャを突き放そうとしたら、私も共に命を絶つ。それなら誰も悲しまないだろ?」

「お父さんには部下も友人もいるでしょ! それにそれに……」

「私はアイシャが死んだら……もう生きる気力もないさ。一緒に食事をし、一緒に笑い、話をしたり、おやすみとおはようを言う。たったこれだけで私は幸せだ。それがない生活なんて……私には無意味なんだよ」

「私には無理よ! あの人は……「駄目」って言ったもの!」

「そうか……」


 ミゼル隊長はベットの脇に立て掛けられた剣を取ると、鞘から剣を抜く。

 そして、剣を見詰めながらボロボロと涙を流す。


「この剣の最後の仕事が娘を殺す事になるとはな……。アイシャ。最後にもう一度、ガルア殿に問い掛けてみる気はないか?」

「……ないわ」

「そうか……」


 剣の向きを変え、アイシャの胸元に向かって剣を向ける。

 そして、力を込めた……。


「おい?」


 突然、誰かに呼び止められた。

 剣はアイシャに当たる寸前で止まっている。


「あ、あなた様は……」


 ミゼル隊長はひと目見て、それが誰なのか分かった。

 そして、入り口の柱に体を預けるように立っている突然の来訪者に驚きつつも、すぐに剣を仕舞った。

 呼び掛けてきたのは、黒鎧を着込んだろうだった。


「女? 俺との勝負を途中で投げ出すつもりか?」

「……私はあなた様の光を奪いました。生きる価値もありません」

「別にアンタらが死のうが俺には関係ねえな。だが……アンタとの勝負は、挑んで挑んで挑み続けて、それでも奴が振り向かなかったら殺してやるって話だ。勘違いしやがるな」

「それって……」

「あと、自分の事を「ゴミ虫」って卑下するのは止めろ。それから……いや、それだけだ。じゃ、俺は消えるぜ」


 ろうは少し噛み合わない言葉だけを言い残し、立ち去ろうと動く。


「ま、待ってください!」


 立ち去ろうとするろうをアイシャは呼び止めた。

 しかし、ろうは立ち止まっただけで返事をしようとしない。


「こんな私を……ガルア様は受け入れてくださるのでしょうか?」

「…………」


 アイシャは返事もしないろうの素振りから、「やはり駄目」なのだと俯いた。

 しばらくすると、ろうは背中越しに「少し声色が違う低い声」で答えた。


「「こんな」なんて言ってる内は無理だろうな。目が見えてようと見えてまいと、俺は気にしない。……ってガルアの奴は言うはずだ」

「…………心得ました。でも、長い勝負になるかもしれません」

「気長に待つさ……。どうやら奴が来たようだ。俺は消えるぜ」


 ろうは少しよろめきながら部屋を後にしようとすると、ガルアが入ってきた。

 ろうはそのまま外に向かって出て行く……。


「ミゼル隊長。アイシャ。今大丈夫か? さっきは……済まなかったな。感動の再会を邪魔しちまったようで……」

「ガ、ガルア殿!? どういう事だ!?」

「お父さん、どうしたの?」

「目の錯覚か? ガルア殿の隣に……え? え? 何が何やら……」

「ん? さっきの黒鎧の奴か? ……また邪魔したみたいだな? じゃ、また来るわ」


 そう言い残すと、ガルアはさっさと外に出て行く。

 ガルアとろうが同時に存在する異常事態に、ミゼル隊長は混乱していた。


「ど、どういう事だ……。ガルア殿がろう様で、ろう様はガルア殿の隣に……はあ? 何が起きたんだ?」

「お父さんごめんなさい。私の勘違いだったみたい」

「勘違い……か。いやだが……なぜ泣いてたんだ? 「あの方の光」とか……」

「いやーねー、お父さんったら! 私は……私は目が見えない事でガルア様に迷惑を掛けてしまう。だから、ガルア様の未来。つまり、「光を奪ってしまう」って言ったのよ」

「……ん? ん? どういう事だ?」

「深く考えないで! 色々あって私も混乱してたのよ」

「ん……んー……そうか。まぁ……私はどっちでも構わんさ。ガルア殿が「影の英雄」であるろう様であったなら、それはそれで良かったんだがな」

ろう様って、英雄なの?」

「国家の英雄ではない。先の戦争を止めるために奔走されたお方だ。あのお方とは戦場で……」


 ミゼル隊長は雄弁に語り始めた。

 時折アイシャが話に関係なく笑い、ミゼル隊長は不思議そうにしながらも話は続けられた……。


 ◇



 ガルアは村長の家を出ると、家の裏手に回る。

 そこには……黒鎧を着込んだろうが待っていた。

 ガルアは労いと感謝を伝える。


「おつかれ。助かったわ」

「まったく! 急に呼び出しが掛かったと思ったら――」


 黒鎧を着込んだ者は話しながら兜を脱ぎ去ると、ゲルトの顔が出てきた。


「――いきなりコレを着ろだなんて、無茶ぶり過ぎですよ! 鎧は重過ぎますし、足だってつっかえがないと届きませんし……」

「無茶を言ったのは悪かった。だが、二人の命を救えたと思えば安い提案だと思ってくれ」

「うまく誤魔化せたでしょうか? 最後のは変声機を通した録音ではなく、肉声でしたからね」

「んーまぁ……大丈夫だろ」

「で……どうするんです? 経緯は知りませんけど……あの女の人、ガルアさんにゾッコンみたいでしたよ? フフ」

「き、気のせいだ! んーな訳あっかって!」

「そうですか~? 顔を真っ赤にしながら言われても、全然説得力ありませんよ~?」

「うっせーな! ……で、オルドの容態はどうなんだ?」

「問題ありませんね。ラミエールさんの作った鎮痛薬と火傷薬が効いているようです。大イビキかいてグースカ寝てますよ」

「そうか……」

「じゃあガルアさん。鎧脱ぐの手伝って、って……あわわわわ!」


 ゲルトはバランスを崩し、ガルアに向かって倒れ込んでしまった。

 立ち上がろうとするが、地面のドロで手を滑らせ盛大に転ぶ。

 近くに立て掛けてあった木材やら物やらが二人に倒れ掛かり、大きな音を立て、二人は事態に慌てふためきながらも急いで着替えを進める。


 そして……聞き耳を立てていたアイシャは、外で起きる二人のやり取りに何度も笑っていた……。


次回、水曜日2015/4/1/7:00です。

エイプリルフール企画は・・・たぶんないです。

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