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六角の最盛期を越えていけ!六角義治転生〜三好や織田相手に生き残れ!〜  作者: ヒバリ


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60姉川の戦い

60姉川の戦い


 天文23年1554年 8月 六角亀松丸


 ついに時が来てしまった。史実よりも強大な六角によって追い詰められた浅井久政が暴発して史実で言うところの野良田の戦いが起ころうとしていた。伊賀を通じて連絡をとっていた賢政から父が乾坤一擲の賭けに出ようとしていること、勝ち目はないとわかっているので自分に従う将兵をまとめて六角へと臣従したい。その際に父を捕えられたら温情を期待したいとのことだ。


 俺としては久政が従ってくれるならば別に殺しはしなくてもいいと考えている。六角に組み込まれるとなれば直接的な軍事力は持てなくなると言うことだしな。


 俺は伊賀からの知らせを受けてすぐに父や祖父にも連絡を回している。二人とも意外でもなんでもなかったようで仕方がないよなと言う雰囲気を出していた。そうなのだ、この状態まで追い詰められた浅井久政には屈辱に従って朝倉か六角に臣従するしかない。朝倉に臣従したところで守ってもらえる保証もない。


 そういうことだ。


 二人には浅井賢政からの願いも伝えてあるが二人とも好きにしろとのことだった。浅井の動員兵力はどれだけ盛ったとしても3000にみたない。そのうち500でも裏切ることになれば浅井に万に一つも勝ち目はなくなる。


 今回のこちらの人員は俺の直下の兵のみで行われる。勿論後詰めとして六角家の銭兵3000と農兵5000が布陣するが先陣や本陣を務めるのは俺の軍だ。足軽隊2000を正面に左右翼に500ずつ分けた足軽鉄砲隊を2つずつ合計2000設置しており、遊撃部隊としてまだまだ出来たばかりの騎馬隊500を少し後方に設置している。これは敵の騎馬隊にこちらの陣を荒らされないための予備だ。ちなみに先生であった吉田重政が率いている。


 俺も数えで十になった事もあり本陣の後方である後詰めの本陣に同行することを許された。という事で国友砦までは自軍の中心で家臣達と共に進軍した。ただただ疲れた。だが、一体感のようなものは生まれたようで家臣達、特に壱岐守は嬉しそうにしていた。


 そうだよな。いつも1人で頑張ってきてくれたんだもんな。必ず報いよう。国友砦について一晩をゆっくりと過ごした。次の日の朝、姉川を超えたところに小谷城から浅井久政率いる軍が出てきた。俺たちは砦から出て予め用意をしてきた布陣を引いて待ち構える。後詰めの軍は砦に詰め推移を見守る。


 法螺貝がなり弓矢を互いに撃ち合う。こちらはしっかりと盾持ちの兵を側に付けて被害を軽微に済ませた。ここから戦の始まりだ。

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