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爪なき鷹2  作者: 叡智の神殿
幼年期
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1.   月面基地

 月面基地での生活がどのようなものだったか前作を読んでない人にも分かるようにお伝えしよう。月では1/6の低重力状態なので生物理学的に筋肉量の減少と骨密度の低下は免れない。尿中にカルシウムが流れ出すと尿管結石を引き起こす可能性もある。月には対流する鉄などの流体がなく磁場が発生しないのでプラズマを屈折させることが出来ず軽減されない宇宙線の被爆も問題となる。それらの問題の解決策を色々見つけられるのだが、ご想像にお任せする、薬剤の服用と宇宙線を遮蔽するよう地下に基地があるだけだが。月面基地は地下の巨大空間に存在している。実際に月には巨大な地下空間が存在する、と月の人工衛星「かぐや」の観測で分かっている。農業は月の自転速度が一月ごとに一度なので15日間は昼、その後の15日間はよるという風になるのだが呼吸によってエネルギーが得られるうえに、ジャガイモであれば芋の部分に栄養が溜まっているので枯れることはないので、多少収穫量は減少するが自給は出来る。宇宙線で育たないのでは?と疑問が湧くがガラスやセルロースなどの透明な光を通過する素材であっても厚みがそれなりにあれば宇宙線は波長の短いガンマ線はある程度遮断することが出来る。月の表面温度は-170℃~110℃と温度差が280℃あるのだがそれは真空による断熱効果、魔法瓶とかと一緒なやつによるもので宇宙服などでも大気があれば気温は安定するし、あまり気にしなくていいものなのかもしれない。気圧が急激に低下するにしても別に目が飛び出たり腸が爆発することはないと私は思う。なぜなら水深10mでは2気圧に相当するが急激に水面に上がって1気圧の場所に行っても目が飛び出たり腸が爆発することはない。つまり1気圧程度の減圧では息が出来ない程度なのではないだろうか。同様に宇宙空間はー270℃と非常に極寒であるかのように想像するだろうが、真空は断熱作用があるので寒くはない。宇宙空間は皆が思うほど脅威ではない。健康を維持するための薬剤のうち、筋肉量の減少を防ぐクスリの副作用で性欲が強くなることが問題だった。菊水日月は性欲を減衰する方法を考えずに、純粋無垢で受け入れてくれる少女を激しく希求するようになっていった。彼は自分のクローンを作るにあたり、培養液として使う卵と、個体発生時にアンドロゲン抑制剤として使うノコギリヤシを所持した後、自分の細胞を電気的に刺激し初期化して無精卵を作り受精させそこからクローンを発生させた。胎児が発達するにつれて卵を追加投入し、出生時の体重にまで成長できたようだ。

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