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とある天才が異世界でも規格外だった件  作者: dainasoa
第4章 四人は荒野をひた走る
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砂漠を越えてケリューン到着・・・。

砂漠に入ってから思ったのは、やはり馬車は頼りになると言うことだ。

明け方から暗くなるまでを馬車で過ごした結果、

直射日光や灼熱の気温にさらされず、快適に過ごすことかでき、体力も完全回復。

食事もゆっくりきちんと取れるのも大きいし。

クーラーがあるわけでもないのになんでだろう、不思議で仕方ないが、まぁ、きっと魔法だろう。

これで御者のサキが疲弊するとかだったら嫌だな。

本人曰く、それは平気らしいが。

魔力量的に考えても戦闘出来ないのが非常にもったいない。

とはいえ、御者や馬車無しでの砂漠越えは恐ろしいことだ。

そう言えばゲームで馬車をゲットせずに砂漠に入るとみるみる最大HPが減り、

ハードモードに突入していたが、こういうことか。

それはそれで楽しいが自分ではやりたくない。

こうならないのもサキが優秀で可愛いお陰に違いない。


暗くなりまた歩き出す。

馬車に全員が入っての移動はしない。

砂地だと特別早く移動できるわけではないし、

少しでも経験値やドロップを集めるに越したことはない。


デザートデーモンLv33×2

デザートイーグルLv32×3


あ、やっとデザートデーモンだ。

レアモンスターってわけじゃないはずだが。

そしてなぜ夜なのに鳥のデザートイーグルが飛べるんだ、お前鷹じゃねぇのか?

まぁ、いいや。


デザートイーグルをセニアに任せ、

アレンはデザートデーモンを担当する。

インプのように小型でないだけで、それなりの威圧感はある。

が、逆になまじ大きい反面、翼は小さく飛べないんだろうな、きっと。

動きも早くはないが、槍を持っているからリーチは長い。

突きを避け、そのまま間合いを詰め、白蓮剣で攻撃。

デザートデーモンは土属性だ。アレンの風属性はいい感じで数発で墜ちた。

多少動く必要はあったが、やむなしか。

2体目は、初撃から悪魔斬りを放ってきた。

ふむ、なるほど。悪魔斬りは2連撃なんだな、

一回目は横に剣圧を飛ばし、二回目はそれに合わせて縦に斬撃をし、十字に切り口を作る。

剣での遠距離攻撃、例えば烈風波のようなものが出来れば一回目は多分放てるし、

二回目はタイミングと間合いを合わせればいい。

槍でやる方がリーチがあるからやり易いのだろうが、剣でもやれそうである。

早速練習しよう。ちょうど目の前にはデーモンがいるわけだし。

一撃目に集中してタイミングを合わせるだけと言ってしまえば簡単そうだが、なかなか難しい。

試行錯誤をしているうちにもう一発悪魔切りを食らった。

属性のせいか全く痛くない。

が、お陰でタイミングを見れ、次の一撃は見事十字に決まった。

なるほど、一回目の抜け際を流れないようにするのと、

二回とも同じ強さで剣を振るうわけじゃないのか。

そしてそのままデザートデーモンは倒れた。


「よし、悪魔切りラーニング完了っと」

「アレン、どんどん技増えるね、羨ましいなぁ」


セニアはとっくにデザートイーグルを打ち落としたらしく、

ゆったり待っていた。う、羨ましくなんかないんだからね!


砂塵の槍☆4

黄尾羽×2

518フィル


おお、目的の槍だ。これは土属性が付いた槍で攻撃するとたまに敵を目潰し状態にする。

目潰しになった敵は通常攻撃をミスしやすくなる。

便利な武器だがアレン達には使えない。残念。


さらに歩く。夜はなんとなく時間感覚がつかみにくい。

結構サボ軍団に襲われてるが、全く問題はない。

が、油断していると・・・


アントライオンLv30×3

サンドワームLv33×2

レッドスコーピオンLv31×2


この組み合わせに結構遭遇する。こいつらがかなりうざったい。

アントライオンが複数の時点でイラつく。

強くはないが流砂で立ってらんなくなるし、陣形も崩れる。

さらにその状態でサンドワームとレッドスコーピオンにざっくり襲われる。

アレンは関係ないとは言え、レッドスコーピオンは猛毒になるし。

最初は狼狽えたが、慣れてくるとそれぞれに対処する。

アレンは剣を使い砂の流れに逆らうようにしたし、セニアは流れに身を任せ、砂が止まったらそのままアントライオンを叩く。

セニアの方が動かず合理的だ。

そして極めつけはリルムだ。浮ける彼女には流砂は関係ない。

この時に限り、牽制目的でメガスプラッシュを放つ。

威力はともかく邪魔されずに放てるのはでかい。


そんな感じでしばし散策。

明け方になるとリルム、セニアが眠そうになる問題については、

話し合った結果、セニアは慣れればなんとかなるということで続行し、7日目くらいからはなんら問題なく夜更かしが出来ていた。

リルムは慣れるか試しはしてみたが、どうも難しそうなので素直に寝かせることにした。

リルムの美貌はしっかりした睡眠の上になりたっているんだろう。

なら仕方ない。

しっかり眠るがいい。

翼を封印した上でなら人間と同じように夜更かしも出来るみたいだが、

いちいち封印したり解いたりが面倒くさいし、翼を封印すると魔力が落ちるからあまり戦力的にも・・・

という感じがする。

リルムが戦線から外れる2~3時間はアレンがキュアウインドを使って回復役にも回ればいいのと、

状態異常回復のアイテムも準備してあるし、

砂漠では元々リルムのアップ系補助魔法を使っていなかったので、

特別窮することはなく済んだ。

こんな感じでキュアウインドを覚えておいて良かったとは意外だった。

しいて難点を言えば、やはりアントライオン対策くらいだ。

しかしそれも6日目あたり位からは先制でディアナがスプラッシュを放ち、なんとかなっていた。

相変わらずディアナの魔力はまだやれることが多そうで、底がしれない。


そんな感じで砂漠越えをした結果、売るとか使えそうなドロップとしては、


砂塵の槍☆4×3

スネークソード☆4×4

フレアバゼラート☆4×2

ワルーンソード☆3×2

トリプルダガー☆4×2

コアプレート☆4×2

フルメタルアーマー☆4

悪魔の羽×6

黄尾羽×32

さそり針×4

サボテンの皮×73

サボテンの果肉×58

サボテンのトゲ×65


などか。金は面倒くさいから省略。

大した金額じゃないしな。


武器類はダガーはともかく重戦士装備が多いな。

フルメタルアーマーとコアプレートはアレンには重すぎるし。

ワルーンソードとフレアバゼラートはアレンにも使えるが、ワルーンソードは素材にした方がいい。

フレアバゼラートは火属性が付いているし、この大陸では不要だな。エクストラダンジョンのゴブリンの巣最奥で威力を発揮してくれるだろう。

しばらく進んだらレベルアップを兼ねて行くことになる。そうしないとルーアの出した課題に答えられない。

ドレイクナイトはブロードソードとか既に装備としても素材としても要らない武器も多数落とした。

ブラミスに好きにしてもらおう。


素材はサボテン系が大量である。

サボはかなり徒党を組んで襲ってくるしな。

これで薬師の都合がつけば、万能薬、万能霊薬、魔力秘水なんかを作れるな。

万能薬はウィリアムの依頼報酬で3個はあるが、あればあるだけ安心値が増す。

万能霊薬は、回復力がかなりアップした万能薬だ。

後半の冒険ではかなり重要なアイテムだし買うと高い。

魔力秘水は魔力水より効果が大きい魔力回復アイテムで、うちのパーティーにはこっちが大事かもしれないな。

薬師か、ブラミス誰か知らないかなぁ。


悪魔の羽はデザートデーモンが落としている。

以前に集めた鎌羽と合わせれば悪魔の鎌と言う大鎌ができるが、

大鎌装備は癖が強いし、重戦士でも好んで使ったりしないから作らないでもいいか。

鎌を得意とするジョブがフェザーフォルクの固有ジョブにあるが、

ガチガチの戦士系ジョブにリルム付けることはないだろう。

あとは爪系と合わせるのもありだな、他に必要な悪魔のツノも以前拾ってるしな、そっちになりそうだな。


はてさてケリューンに到着。

しばらく前から壁のようなものがゆらゆら見え始めていたが

距離が縮まるまではかなり時間を食った気がする。

蜃気楼かと思うくらい見えてからが遠い。

まぁ、夜に蜃気楼なわけないし、サキを信頼してるしな。


「あれがケリューン?大きい・・・」

「そうね、ケリューンは城塞都市なの、街機能や町人も全て城の壁のなかなのよ」

「ま、地域柄、それがベストだな」


「さ、着いたわ、ケリューン。お疲れ様」

馬車をとめ、サキとリルムが憲兵に手続きをした。

やっと着いた・・・

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