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とある天才が異世界でも規格外だった件  作者: dainasoa
第4章 四人は荒野をひた走る
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遂に新技を・・・

今日は昨日の鉄串をイメージし、火炎撃を中心に使っていく。

火の大陸で火属性を中心に戦うのは非効率ではあるが、

幸いまだ火耐性がある魔物達ではなく、どの属性でも良いのはいい。

難点があるとしたら、暑苦しいのと、グレースライムを燃やしたらいささか臭いことくらいだ。

気にすることではない。


「どう?アレン?」

「うーんなかなか難しいね」

「ダイヤウルフとか狙い目かな?」


確かにダイヤウルフがここらへんでは一番肉っぽい。

が、選り好みはしないで色々戦ってしばらく進む。

日付も変わり、さらに西へ。

地面がかなり砂漠に近くなってきた。

ガルハック地下洞穴が近いのだろう。

ダイヤウルフをかなり仕留めて疲れていたとき、無意識にダブルスパイクを放ち、

そのまま突き刺さった剣から炎が出て、狼の丸焼きが出来た。

早速セニア食ってるし。

まぁ、不思議とはしたなくじゃなく格好よく見えるからいいけどさ。


「あ」

「ん?アレン、今の何?なんかいつもと火の出方が違ったような・・・出来たのかな?」

「うーん、よくわからないな。もう一度やろうかな」


リルムには今のがなんか違うように見えたらしい。

よく見ているな。

次の戦いではランドタートル相手に同じことをやってみた。

が、通常の火炎撃すら出せなかった。

いや、これは単純に魔力切れ、ガス欠だ。少しメンタルも疲れてきているし。久々になったな。

普通に戦闘を終らせるとディアナが近付いてきた。


「魔力切れでしょうか?」

「そうみたいだ、ああ、魔力水はあるから大丈夫だ」

「あ、わざわざ、アイテム使わなくていいですよ。私の魔力を分けますから」

「お?そう?」

「私は通常の戦闘で魔力が無くなるほど使いませんので」


「我が力、言の葉に乗りて、汝の知とならんことを・・・スペシェア」


スペル+シェアだからスペシェア。わかりやすい。

スペシェアは魔法使いが使える唯一の回復魔法と言える。ただ、回復するのは体力ではなく魔力で、自分には使えず、他人にしか効果がない。

魔力を使い他人の魔力を回復させるわけだが、分け与えてるとも表現出来る。

まぁ、分け与えるとは言ってもそれで魔力が変質するわけじゃないだろうからやはり回復の方が正しいが。

ディアナがスペシェアを使えるなら魔力水の手持ちを減らしてもいいかな、どうせストアに入れるだけだし。

逆にディアナの手持ちにさせるべきか、いや『不要ですが?』とか言うだろうな。


「ディアナ、ありがとう」

「いえ、少しですし、問題ありません」


次の戦闘はまた属性強化攻撃をしてみる。

結果、さっきと同じかそれよりも高い威力で燃やすことが出来た。


「よし、間違いない、出来る。紅蓮剣だ」

「やったね」

「しかし、火炎撃もだし、属性強化もだが、主属性の風より火を先に出来るのはなんとも不思議だな」

「うーん、それは、マジャルから聞いているかもしれないですがエクサ系の方がゴッド系より魔力が形を成しやすいからではないでしょうか」

「そうかもな」

「それに風属性は、火属性とそれ相性が良いからというのもあるかもしれないですね」

「そうなの?」

「はい、エクサ系とゴッド系は、相性が良いのが二つ、残り一つが悪いんですよ」


セニアは知らんのだろうが、属性相性はある。

相性が悪いからといって、そもそも、魔力の構造が違うわけで複属性に持てるかは関係ないわけだが。

合技をするのに関係するくらいだ。またこの相性にはエクサ系とゴッド系のそれぞれにある三竦みもないんだが。

例えば火属性は風と雷に相性が良く、土は悪い。小火なら砂や土を掛ければ消火出来るから分かりやすい。

同じように、風属性は火と木に相性が良く、水中では風は起きないからか水とは相性が悪い。

よく考えてみるとアレンはまだ水属性の付与攻撃を使えないし。


それにしても剣の回りに火が付く火炎撃と比べ、剣が真紅に燃える紅蓮剣の方が見た目の派手さはないが、

さわったら熱いんだろうな。


まだ野営をするような時間てはなかったのと、ガルハック地下洞穴まで今日着けるだろうと言うことで、

すこし休み、多少魔力を回復しておく。

その後はしばらく進みながら戦闘をする。

紅蓮剣を使えるようになった結果、単純に与えられるダメージが増え、戦闘も更に楽になった。

また、風属性の属性強化攻撃である白蓮剣も使えるようになった。

白蓮剣の方は、属性付与より属性強化の方が剣の色が変わるため分かりやすいな。風、見えないもんな。

紅蓮は一応色だが白蓮と言う色はない。このゲームでは結構適当に名前がつけられている。

紅白でめでてぇな!ってうるせぇよ。

ま、一つの属性で出来れば他にも応用出来るわけか。

まぁ、土は相変わらずまだだし、水や木に至っては付与すらまだまだだが。


「そろそろ洞窟に着くよ」

「そうか、サキ、お疲れ」

「うん、皆もね、これからどうする?」

「入って進もうか?」

「いや、ガルハック地下洞穴は山脈を切り開いている形状だから結構広い。それに敵も変わるからな、安全を取って洞窟前で今日は早めに休もう」

「わかったわ、ご飯はアレンがかなりダイヤウルフ焼いていたから結構あるしね」


セニアは、肉ばかり考えているのか?魚、魚言わないサキを見習うべきだ。

まぁ、セニア案の鉄串イメージのおかげで紅蓮剣を覚えられたし、

狼は食えるし普通に旨いからいいか。

狼の肉はあまり日本では食わないが、いやニホンオオカミは絶滅種だから食えないと言った方がいいか。

犬に近い種族なんだろう、どこかに食用の文化があったはずた。

ジビエに近いのでクセはあるが、それが癖になる。


「アレン、私と馬車はどうする?」

「そうだな、入れなくはないだろうが、意外と階段が多いから、入口で待つか。俺たちがテッハと会えたら合流でどうだ? 」

「わかったわ、ところで洞窟の中は1日で抜けれるの?私は地上の地図はわかるけど、洞窟内とかはわからないわよ」

「わからんな。最悪テントはあるからなんとかする」

「気をつけて」


クードまではかなりある。

ただ、テッハはクード側とはいえ手前にいる。なんとかテント使わなくて済むかもしれない。


「テント?」

「ん?ディアナはテントは嫌か?」

「いえ、経験がないのでなんとも。それはお気になさらず。ただ、テントって安全なんですか?」

「いや、馬車みたいに守られていないから、見張りを交代でするんだ」

「キリアルの宿での一件もありますし、用心はした方が良いかと。魔物に襲われるとかありませんか」

「確かにね、魔物に関しては私が早く気づくようにするけど、万全ってわけじゃないかもね」

「やはりそういう物なんですね」

「ある程度は仕方無いわ、方法が他にないし」

「あ、いえ、責めたりしているのではないですよ。私が結界を張りますっていうだけです」

「は?そんなのが出来るか!?」

「まぁ、簡単なものですが、侵入を防ぐという意味では無いよりは」

「じゃあ頼む、何か手伝えることがあったら言ってくれ」


ま、中にも危険はあるわけだが。

ぐへへへへ。

言わないでおこう。


さて、明日はしばらく振りのダンジョン攻略だ。

寝よう。

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