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とある天才が異世界でも規格外だった件  作者: dainasoa
第3章 三人衆は戦いの日々へ
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豚の生姜焼きと、新たな装備を試してみた

リルムが帰ってきて

まず、リルムはアレンとセニアのボロボロ具合をみて慌てて回復魔法をかけてくれた。


「事情はわかったけど、無茶はしないで」

「うん、ごめんよ」


リルムはすっかりパーティーのお母さんと化してるな。


「まぁ、リルム殿、そう言わないでくれ、二人ともかなり見込みがあるがまだまだだからな、今日は基本だけだったが、次に会ったらもっときちんと修行しよう」

「つ、次?」

「あれ。言わなかったか、ルーアと合流したらひたすら修行だよ、俺たち二人相手に」

「え?」

「え!?」

「うん、頑張ろうな」


そんなにこやかに言わないでくれ。おっさんのにこやかさなんか要らんよ。

マジか、勇者パーティーが先生?凄い贅沢なことだ。

だが、かなり厳しいし、大変だ。

まぁ、魔王を2年で倒すならそれくらいは仕方ないか。


「ちなみに俺はともかく、ルーアは極めて優秀、かつドSな魔女だからな、ま、頑張れ」

「短期間で魔王と戦うなら好都合だわね」

「ドS・・・」


ドSって。頑張れって。

セニア、元気だなぁ。

リルムの青ざめた反応が正しい気がするんだがな。

萎えていても仕方がない。話を変えようと思っていたら、メアリーに呼ばれた。


「ご飯よ~、いっぱい食べてね」

「こ、これは!」

「疲れた体にはこの『レッドポークのジンガール焼き』がいい、沢山食べてぐっすり寝なさい」


味も見た目も正に豚の生姜焼きだった。

こっちにきて一番日本食に近いものが食べられた!

生姜の有効辛味成分であるジンゲロールが訛ってジンガールになったのだろう。

醤油みたいなのや、ジンガールなるものはどこで手に入るんだろうか、長旅には是非とも欲しいな。

こっちの世界に味噌もあれば完璧や。


「ところで、リルムの方はどうだった?」

「あ、うん、父にも会って、旅立つ旨挨拶してきたよ、でも、やっぱり3人でもう一度来なさいって」

「まぁ、ラルバにしたら一人娘の旅立ちだ。そういうものだろう」

「いやぁ、そうじゃないみたいで・・・父は目立ちたがりというか・・・」

「まぁ、よくわからないけど、どちらにしろ、ブラミスに会いに帝都ウィリアムは行くし、顔見せるくらいいいんじゃないかな」


食事をしながら会話をしていたが、豚の生姜焼きがうますぎてつい食べ過ぎてしまった。

リルムに食べ過ぎを指摘されたが、ごめん、母さん。

でも仕方ないんだ。

今日は風呂入ってそのまま大人しく寝よう。

超回復に期待して。このままだと筋肉痛だ。





次の日の朝、早くから支度をし、帝都ウィリアムに戻った。

テッハは馬車を用意するか打診してくれたが、散歩がてら歩いていくことにした。

歩いてもそんなにかかる距離ではないはずだし。

まずはブラミスの所にいく。


「おう、お前さんたちか、装備出来とるぞ、今の装備よりいいはずだぞい」

「ブラミス、ありがとう」

「なに、ワシも久々に楽しかったわい、早速付けてみるか?」

「うん、そうしよう」

「鏡もあるでな、調整必要なら言ってくれ、おっと、おなご達は向こうで着替えてくれぃ」

「はい、わかりました」


まぁ、装備には魔法がかかっているはずで調整なんか要らないはずなんだがな。

そして、セニア達に装備を渡しつつ、カーテン向こうを指した。ちっ、余計なことを。

まぁ、いいか、アレンも装備受け取り、身につけて鏡を見てみる。



アレン・クルス 17歳 ヒューマン 男

Lv32 エレメンタラー☆3

主属性 風

ドワーブンソード☆4

黒耀の兜☆4

シルバーメイル☆4

竜の手甲☆4(火+1)

漆黒ズボン☆3

ダマスクスグリーブ☆4

ゲイルリング☆3


「どうじゃ?」

「おおっ、すげぇ、装備凄いレベルアップした」

「そうじゃろそうじゃろ、何せお前さん達は竜の鱗とか素材豊富だったからの、だが、ズボンは作れるものがなかった、すまんの」

「いや、十分だよ、ブラミスありがとう」

「後、お前さん、盾は使わないのか?片手剣なら小手よりも防御力も高くなるぞ」

「まだ考えてなかったよ」

「そうか、一度試してみるといい、戦いかたに幅が持てるでな」

「いやぁ、前衛がもう一人いたら、かな」

「確かに、そうじゃの」


えっと、まずジョブがまた変わってるが。

エレメンタラーは属性攻撃を数種類使うと成れるが、ゲーム中はラーニングの難しさもあり、

かなり後半に手に入るジョブだ。エレメンタラーだと属性攻撃の威力は増す。

多分、鵺と戦ったときか。確認をずっとしていなかったからなぁ。


そして装備、☆4がかなり増えた。

ブラミスに知り合えたからか、かなり装備は先取り出来ている気がする。次の大陸の後半ですら☆3が普通だ。


まずは剣。ドワーフが鍛えた剣だからドワーブンソードだ。

片手剣で軽いのにバゼラートよりも切れ味もいい。

刀身はシャープエッジに近い形をしていて、線は細いテーパーになっている。切る、刺す、両方に使える形だ。

柄や持つ部分は武骨な造りをしているが、かなり持ちやすい。

次に黒耀の兜。黒耀と言っても真っ黒ではない。シルバー色のベースに黒い模様が入っている、これはダマスクスだろう。

フルフェイスではないが、鉄兜より防御力はかなり上だ。

そしてシルバーメイルと合わせるとカッコいい。ブラミス、センス良いな。

後は竜の手甲。竜の鱗が練り込まれていてかなり守備力は高い上、火耐性がつく、それが火+1の表記だな。

鍋つかみが要らなくなるな、違うか。

少しゴツゴツしているが、戦闘には問題ないレベルだ。

ダマスクスグリーブもかなりいい品だ。ダマスクスはしなやかでしかも硬い。うん、炭鉱でたくさん拾ったからなぁ。


「終わったよ~」


女性陣が出て来た。

おっ、マジかかなり可愛いし、しかも強いんじゃないか。


セニア 17歳 ウェアタイガー ♀

Lv31 タイガーファイター☆4

主属性 土

ビーストネイル☆4

(ドワーブンメイス☆4)

紅玉の髪飾り☆4

ダマスクスガーブ☆4

ダマスクスグラブ☆4

アマゾネスボトム☆3

ドラゴンブーツ☆4(火+1)

疾風の腕輪☆3


リルム・ライルエル 19歳 フェザーフォルク ♀ Lv30 クレリック☆4

主属性 水

毒牙の鞭☆4

ソーサラーハット☆4

ルーンクローク☆4

紅の手袋☆4

マジカルスカート☆4

ドラゴンブーツ☆4(火+1)

スカイリング☆3


さりげにセニアもジョブ、変わってるし。爪使っているからだな。

紅銅を使った髪飾りも可愛い上、防御力は高い。紅というかピンクだがな。

後はダマスクス装備。黒みのある色はセニア似合うし、装備としても良品だ。ズボンは変わらずと。

竜の鱗は靴に使っているらしい。

これはリルムもお揃いだな。

アレンの手甲と違い、竜の鱗っぽくはないが。


リルムの方は、俗に言う魔女っ子帽子のようなもの。

後は魔力を高める効果のある外套とスカート。

外套の中はどうなってるのか気になるなぁ、スカートの中は想像つくけど。

手袋には紅銅が練り込まれているようだ。

ブラミス、こんな器用なことも出来るんだ、ゲームでは気にならなかったが、どうやってやっているんだろう?

このおっさんも物理法則無視してる気がするな。うん、魔法ってことにしておこう。


「凄い良いな、二人とも可愛いよ」

「えへへ、ありがとう、防御力もアップしてるよね、動くのも大丈夫っぽい」

「可愛いのは嬉しいけど、戦闘力の方が大事だわ」


はい、ごめん、母さん。

そういうつもりじゃなかったんだ。セニアの素直さを見習うがいい。


「要らなくなったら売るなり、また持ってくるなりは好きにしろ、また持ってくれば別の装備にしたり出来るからな」

「ありがとう、ブラミス」

「まぁ、次からは金もらうがな、今回は助けてくれたのとかでおまけじゃ」

「うん、じゃあ、また素材やら武防具集まったら来るよ」

「たまには顔みせいよ、それから今まで使っていた武器とかは預かろうかの、素材として使うでの」

「うん、ありがとう」


「じゃあ次は、ライルエル家行くか」


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