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とある天才が異世界でも規格外だった件  作者: dainasoa
第2章 一人よりも二人が良い
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依頼をこなしてみる

帝都ウィリアムを出ると、馬車用の街道があるが、それは無視する。

草むらにしかレッドポークは出ないからだ。

その他にもここは虫系、草系の様々な魔物が豊富だ。

レベルは20前後。正直雑魚だな。だが、ラーニングやらドロップやらでそれなりに戦おうかなと言う感じだ。

セニアの爪を試す目的もあるし。

おっと、敵だな。


ビッグマンティスLv19×3


まずお出ましはカマキリだ。

うん、でかいな、カマキリはカッコいいと思うが、

流石に80cmくらいあるカマキリはキモい。

いきなり鎌で切りつけてきたが、遅いわ。

アレンですら余裕で避ける。

セニアに至ってはまったくカスる心配すらない。

それどころかセニアは避け様に爪で切り裂き、一撃で倒してしまう。正に踊り子のように舞っている。


「アレン、爪、使いやすいかも」

「そりゃ良かった」


元が虎だから引っ掻くとかは出来るだろうね、噛みつくのは駄目だが。

アレンもシャープエッジで一撃に伏す。いやぁ、レベル差はあるが、流石に弱すぎだろう。


鎌羽×2

219フィル


素材は良いが、金がしょぼいな。

まぁ盗賊達と同じ感覚ではいかんけどさ。

しばらく歩くと直ぐに次の敵だ。

それなりにエンカウント率あるな。

まぁ、フィールドはダンジョンウォークも効果がないから仕方ない。


切り株おばけLv20×3


次は木の魔物。

まぁ、燃やすよね。

生材が燃えにくいのは知ってるけどお構い無しさ。

火炎撃で2匹をさくさく倒して、

残り1匹はセニアに任せる。まぁ、木だから堅いけど大した強さではないな。

セニアも右手に付けた爪を上手く使っている。下からの切り上げがなかなかの威力だ。

あ、倒した。でも爪の戦い方はやはり左手が遊んでいるな。

爪の時は左手に小さな盾や小手があれば、避ける手間も減り、もっと手数が増えるだろう。

もっと慣れたら試してもらおうかな。

それか両手に爪か、魔法が得意なら左手を魔法発射台にする手もあるが、セニアには難しいかな。

どちらにしろ戦闘の幅はまだ広げられそうだな。


木の帽子☆1

メイプル材×2

198フィル


装備はもう既に要らないレベルだし、金もしょぼしょぼですわ。

飯すら喰えん金額だ。

まぁ、仕方ないさ、本来、ウィリアム付近で数十万くらい金があるのがおかしいわけだ。

しばらく戦闘を続けているとお目当ての敵が出た!


レッドポークLv22

スケアクロウLv18


来たぜ、赤い豚さんだ、赤いタヌキや緑のキツネではなく。

そして何故かかかしと一緒だよ。かかし仕事してねぇじゃん。

いや、待てよ、スケアクロウ=カラスを脅かすか。

カラスを追い払うのが目的で豚は範囲外か、そりゃ、しゃあない。

赤い豚は・・・やっぱり、燃やすよね。

ああ、旨そうな匂いがする。

生姜焼きが食いたくなってくる。

スケアクロウはセニアがサクサク倒してあっという間に終わった。

これではまったく特訓にならないな。

レッドポークは一匹倒せたから後4匹だな。


上ロース×1

ただの鍬☆1

312フィル


上ロース!

言うまでもなく食材だ。なぜ焼けてないのかはわからんが。

食材はたまに落とす魔法魔物がいる。

勿論食べるためにあるわけだが、ゲームではそれらを使って料理して食べれば体力や魔力が回復できる。

しかし、料理はその場での消費アイテムで持ち運びや保存はできないし、戦闘中に使うことも出来ない。

一方、食材はアイテムストアにいれておけば腐らない代物だ。

意外と便利である。

まぁ保存食がある以上あまり役に立たないかもしれないが。いや、待て、保存食は腹は満たされるが、体力や魔力は回復しないな。

腹ごしらえと回復が同時に出来るのは利用価値はありそうだな。

ダンジョンの真ん中でレッツクッキング~!・・・ウケるわ。

鍬は持っていかないでいいや、かかしの部品だが武器としての利用価値は皆無だ。


「そういやさ、依頼が進んだというのはどうやって分かるんだ?」

「ギルドでもらった紙には魔法がかかっているのよ、見てみたら?」

「ん?そうなんだ・・・おっ、すげぇ」


ギルドからもらった紙には赤い丸が一つ追加されていた。

なるほど、これで進捗が管理出切るわけか。逆にイカサマは出来ないわけか。

終わったときや、報酬を受けとるときのエビデンスにもなるわけだ。

さらに、この紙を持ってる人以外では、クエストは成立しないと。

うん、良くできたシステムだな。

依頼を片っ端から受けるつもりはないが、余裕があったり、報酬次第ではやるのはありだな。


「セニア、教えてくれてありがとう」

「うん、まぁ、常識だよ?」

「いつもすまんね」

「大丈夫よ」


そんなことをしながら歩いているとまた魔物が襲ってきた。


エアーベアLv21

レッドポークLv21×2


おっ!エアーベア出たやん!

セニアが言ったとおり、アリアナやイレインより南で暖かいここら辺で会えたわけか。

やはり、南から冬眠は覚めていくわけだ。

だが、冬眠明けの熊か、空腹かもしれん、弱くても注意が必要だな。


「セニアは豚を頼む」

「うん、エアーベアはアレン、ラーニングするのよね?」

「上手く行けばね、リルムが入ってくれたらあまり役に立たない可能性はあるけどね」

「うん、でも念のため。でしょ?」

「ああ、よく解ってるね」


セニアはレッドポークに向かっていった。うん、虎が豚を狩る絵面にしか見えないな、なかなかにシュールだ。

獣のような魔物にはセニアは本当に強いな。

あっという間に一匹を叩きのめし、突っ込んできたもう一匹にも足払いからの爪での切り裂き、連続攻撃を繰り出し呆気なく終了。


アレンは、エアーベアの体力を少しずつ削り、キュアウィンドを誘発させる。

本気でやったら簡単に倒せてしまうだろうからかなりかったるい戦いをせざるを得ない。

しばらく続けているとエアーベアは狙い通りにキュアウィンドを出してくれた。

風がどこから発生し、どういう軌道を描くのかが気圧の変化によってわかった。

よし、ラーニング多分できた。

流石に風属性の技は簡単に見切れる。

後は仕留めるだけ。

うん、技だけ盗んで倒すのはなかなかに鬼畜な気がするが。


毛皮のフード☆2

上ロース×2

245フィル


「アレン、どう?」

「うん、大丈夫、ラーニング出来たよ」

「私もさっきの戦闘でタイガークローを覚えたよ」

「そりゃ頼もしい、やっぱり爪ありじゃない?」

「そうね、大分動きやすいわ」


元から虎じゃんかとは言わないが。

タイガークローは武道家の技で下からの切り上げ、中段薙ぎ、上からの切り裂きを一動作で行う連続技だ。

こういう連続攻撃を覚えると戦闘力はぐっと上がる。

そしてキュアウィンドも覚えられた。

なかなか上々だ。


そんな感じで戦闘を繰り返しながらエイブラ高原に向けてあるいていく。

レッドポークを中心に戦闘も重ねていくが、戦利品などは特筆する必要ない。

エイブラ高原に着くまでに無事、レッドポークも10体くらい狩ることができ、依頼を達成。

ウィリアムに戻ったら依頼者に話をして報酬を貰おう。

あぁ、マジで生姜焼きが食べたい。

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