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とある天才が異世界でも規格外だった件  作者: dainasoa
第2章 一人よりも二人が良い
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帝都ウィリアムを散策してみる

次の日、目が覚めると顔の前に柔らかなものがあり挟まれていた・・・

うあ!セニアのおっぱいやんか!


「うぁ!?」

「あ、アレン~お~は~よ」

「セニア?」

「うん~?」


完全に寝ぼけているようだ、こんなセニアは初めてみた。


「昨日別に寝たよね?」

「う、うん~ん?あれ?アレン、なんで私のベッドにいるの?」

「いや、これ、俺のベッドだが」

「?はっ!ご、ごめん!アレン、昨日トイレに起きて間違えたかも」

「まぁ、いいよ、大丈夫、もう起きようか」

「うん、ごめんね」


謝らなくてもいいよ、どちらかというと嬉しいし。


装備を整え、ドアの鍵をあけ、サキが来るのを待つ。


アレン・クルス 17歳 ヒューマン 男

Lv29 シーカー☆6

主属性 風

シャープエッジ☆3

鉄兜☆3

鉄の鎧☆3

ニードルグラブ☆2

硬質ズボン☆1

アイアングリーブ☆3

暗視ゴーグル☆2


セニア 17歳 ウェアタイガー ♀

Lv28 ビーストウォーリア☆6

主属性 土

バトルメイス☆3

鉢金☆3

鉄の胸当て☆3

ピンクミトン☆1

レギンス☆1

安全靴☆2

木の腕輪☆1


盗賊戦でかなり装備も充実した。

とりあえず、腕装備、下半身装備とアクセサリーが貧弱だな。

そういえば懸賞金がもらえると言っていた。

帝都ウィリアムは武器屋が複数ある上、鍛冶屋もある。

鍛冶屋は武器、防具と素材類を掛け合わせて鍛えてくれるところだ。

失敗する可能性もあるし、時間と金はかかるが、

今のアレン達には両方ある程度余裕があるはずだ。

覗いてみても良いかもしれない。まぁ、そもそも仕事を引き受けてくれるかはわからないが。


そうこうしているうちに、ドアがノックされた。


「アレン様、セニア様、おはようございます、サキです」

「開いてるよ、どうぞ」

「失礼します」


サキはメイド服ではなく、ふんわりとしたブラウスにスカートと言う普段着だった。

春の気候にはいい感じの緩さがある。

メイド服も捨てがたいが、普段着もかなり可愛い。


「あ、普段着だね」

「はい、お休みを頂いていますから・・・変でしょうか」

「いや、可愛いよ、うん」

「アレン様達は戦闘体勢の装備なんですね」

「おかしい?」

「いえ、ウィリアムには冒険者も多いですから、大丈夫ですよ」

「じゃあ、サキさん、よろしくお願いします」

「はい、まずは街を案内させていただきます、が、朝食はどうしますか?食べてからでも、外で食べるでも大丈夫ですが・・・」

「サキさんは?もう食べた?」

「いえ、まだですが」

「じゃあ、外で一緒に食べようか」

「よろしいのでしょうか」

「うん、是非、サキさんのおすすめを教えてよ。色々話したりしながらさ」

「ありがとうございます、ではご一緒させて頂きます」


「今日はどのようなご予定でしょうか?」

「武器屋と、鍛冶屋に行って、後は雑貨屋、ギルドとかかな。今日は街から出るつもりはないよ、セニアは?」

「アレンと一緒でいいわ。後、城の改修工事は見れないかしら?」

「あ、はい、多分、可能ですが。どうしました?」

「あ、父親が働いているので元気かなぁって」

「お話は出来ないかもしれません、工事員の方々は忙しいですから」

「見るだけで大丈夫です」

「では、そういたしましょうか。困り事はなんなりとお申し付けください」

「じゃあ、早速」

「はい?」

「僕らがリルムのお客であることや、サキさんがメイドなのは分かっているが、屋敷の外では殊更丁寧にしなくていいよ」

「はぁ・・・」

「3日間は友達みたいにしようよ、ね?様もいらないし、なぁ、セニア」

「うん、私もウィリアムに友達いないし」

「いや、お客様にそんな」

「サキさんは3日休みでしょ、仕事じゃないんだし、いいんじゃない?」

「・・・わかりました、そうしますね、アレン様、いやアレン」

「じゃあ、僕らもサキって呼ぶね」

「うん、分かったわ」

「よし、そういう感じでいこう」


サキはなかなかに順応性が高いようだ。良いことだな。

支度をし、バトスが用意してくれた昼飯を持って、出かけることにした。

バトス流石だな、ちゃんと3人分あるじゃないか。

ライルエル家の人間は仕事ができるなぁ。


「あ、そうそう、まず先に憲兵所に行こう、アレン達は懸賞金受けとれるでしょう」

「うん、でも憲兵所にいかないとダメなんだね、ライルエル家で受けとるとか出来ないんだね」


そうだ、まずは資金だな。

武器屋にいくにしろ先立つものが欲しい。

ライルエル家が懸賞を掛けたって話だが理由は聞いていないな。

まぁ、ライルエル家の仕事からして、想像はつくが。

しかし、掛けたのがライルエル家でも憲兵所に行く必要があるのか。


「それは無理よ、終わったら終わったで、そういう処理しないと駄目だし」

「確かにね、じゃあよろしく」

「うん、手続きは昨日リルム様としておいたから、受け取りだけだけどね」


マジか、やはりリルムは有能だな。

憲兵所はライルエル家から大通りを渡り、すぐの向かいにあった。

流石大都市だ、朝からでも大通りには人がそれなりにいた。

憲兵所に着いて、名前を告げると、担当の憲兵が、でかい麻袋を持ってきた。

正しく物語とかで金貨を入れるのに使われるあれだ。

えっと、これ、いくらあんの!?


「あの、これいくらあるんですか?」

「えっと379000フィルだね」

「!すげぇ・・・マジか」


思っていたより多い。

いやいや、貴族ってこんなん?


「サキ、これって凄い金額だよね?」

「うん、でも懸賞金とかは大体こういう感じよ、狙っても命を落とすことあるし」

「ライルエル家だから高いってわけじゃないんだ?」

「うん、あまり関係ないよ」


それにしても凄い。

魔法具を買ったりするには足りないものの、

通常装備ならかなり後半の街でも買い物ができるはずだ。


「内訳ってわかる?」

「もちろんです、昨日、ライルエル様が手続きされていかれましたので、わかりますよ」


一枚の書面を渡された。

フラウに意識上でお願いして読めるようにしてもらう。


ダリウス 10000

ピート 15000

ガッツ 17000

ゼール 20000

メッツ 25000

ジャル 25000

フォウ 23000

カイ 25000

ゴーリ 30000

サルエル28000

レッジ 28000

バイアール 100000

戦闘員×4 20000

下っぱ ×13 13000


うん、確かに379000だ。

盗賊達からはドロップで装備も、金も結構入っている。

なかなかな金持ちに一晩でなったことになる。

それにしても、この懸賞金はどうやってつけられたんだろう?

ダリウスが雑魚で、バイアールが強いなど、戦闘力をかなり正確に表しているし、

さらに名前まで。盗賊達の素性を知った上で懸賞金を掛けたとしか思えないな。

リルムが情報を出してはいたんだろうが。夜にでも聞いてみようかな。


まずは朝ご飯を食べる場所を案内してもらった。場所は憲兵所の隣。

その割にはおしゃれなカフェのようだ。テラス席につき、サキが何かを頼むと、

ラビオリパスタのようなもの、パンみたいなものを出された。

海鮮のダシがきいていて普通に旨い。ペスカトーレみたいだな。

パンは完全にブルスケッタだ。ニンニクがスパイシーでこちらも旨い。


食事をしながら、サキは街の概要を教えてくれた。ゲームの時は、武器屋や道具屋、宿、城くらいしか利用しないから知らないことが多く、勉強になる。

帝都ウィリアムは言わずと知れたこの大陸最大の都市だ。

通路は石畳がひかれ、整備がされている。

アリアナ、イレインは土のままの地面であり、これだけでもウィリアムが栄えているのがわかる。


4大貴族の家が4方を囲み、その中に広場を中心とした街が栄えている。

広場にはあらゆるお店があり、民家は広場から放射状に配置されている。

いざと言うときは4大貴族の家が壁になって中心を守るのだろう。


また、ライルエル家の横のメイン通路を北に抜けると城に繋がっており、賑わいを見せている。

城での謁見は誰でもできるが、かなり順番待ちが長く、普通は1ヶ月くらい待つらしい。もちろんそんなには待ってはいられない。


城とは反対側に広場を抜けると、怪しげな店、いわゆるそういう夜のお店や、怪しい露店などがあるらしい。

らしいというのはサキ自身もライルエル家から厳しく行くのを禁じられているらしく、出入りしたことはないようだ。

当面は行く機会はなさそうだ。


さて、食事も終えたので、武器屋に行こうか。

支払いは3人で2700フィル。

イレインに比べるとやはり高い。イレイン宿よりウィリアム朝食が高いのか。

サキは自分の分は払うと言っていたが、固辞しておく。


「アレン、ありがとう。じゃあ次ね、武器屋は3つあるんだけど、どこからいく?」

「防具が豊富な所がいい。武器はある程度揃っているからね」

「わかったわ」


西側に防具専門店があるのをアレンは知っているが、サキに任せておく。

サキはアレンが思っていた店に連れてきてくれた。やっぱりここだわな、とは言わない。


「セニア、とりあえず、身軽に動けつつ、最強装備にしてみよう」

「うん、重いとあまり動けなくなると私は多分弱くなるしね」


自分の特性をわかってらっしゃる。

セニアはあまり攻撃が当たらないのが魅力だ。

当たったら防御力は低いから備えは必要だが。


色々物色し、隣のアクセサリー屋にも顔をだし、装備を整えた。

セニアは、アマゾネスボトム、タイガーグラブ、ローズブーツ、疾風の腕輪を購入した。

大体は良いな、今回は可愛い感じではなく、カッコ良くなった。

疾風の腕輪は素早さもあがり、防御力もある。セニアにはぴったりの装備だ。

ローズブーツもピンクが可愛いだけではなく、安全靴より防御力もあり、動きの妨げにもならないはず。

んで、タイガーグラブってさ、おい!

セニア、元から虎やん。

似合うけど、似合いすぎて溶け込んでるよ。あまり装備してるか微妙にわかりにくい。

でも滑らかに動く方が良いだろうから、選択としては合っているから仕方ない。


一方アレンは、漆黒ズボン、チェインガントレット、ゲイルリングを購入した。

漆黒ズボンは鞣し革を使用していて、かなり滑らかに動く上、固さもある。防御力も上昇が見込める。

チェインガントレットも同じ感じだ。盾という選択肢もあったが、盾を持つと多分動きが鈍る。

ゲイルリングは風属性の技威力が少し上昇するアクセサリーだ。

魔法具を買えるまでは威力はあまり期待は出来ないが、主属性が分かったから買ってみただけだ。


うーん、良く考えてみると、明らかにアレンもセニアもかなり軽戦士に偏っているなぁ。

重戦士が欲しいな。

あ、パーティー人数的には余裕がないか?

いっそ、アレンが盾と重い剣を持つか・・・

うーん、悩むな。


まぁ、これでとりあえず装備は☆3に全部なったわけだ。

この世界は性能は幅があるが、☆3、4が多い。

☆5までがかなり遠い。☆6、7だとかなりのレア、☆8が伝説級というところだ。


あぁ、多分、良い時間になったな、武器の方とギルドは午後にしようかな。

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