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とある天才が異世界でも規格外だった件  作者: dainasoa
第2章 一人よりも二人が良い
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盗賊を捕らえる方法を考えてみる

昼ごはんに選んだのはカレーのようなものだった。

味は違うがスパイシーで旨い。

肉も入っている。こっちの世界は本当に飯旨い。


「セニア、そのうちに盗賊を倒しに行くつもりなんだが、倒したらどうすればいいんだ?」


なぜ、帝都ウィリアムの兵士達が盗賊団を捕縛しないのか、

出来ないのかは置いておき、

まずはとりあえず物理的にどうするのかを考えないといけない。

警察が居ればいいが、それに代わるのは、兵士達だろうが。

そもそも30人くらいをどうするんだろう?


「ああ、それには捕縛用ロープがあれば平気よ」

「捕縛用ロープ?」


そんなアイテムあったっけ?

記憶にない。

セニアが言うことには、捕縛用ロープは本来、狩りに使われる道具を改良して作られたらしい。

アイテムとしては出来てから20年くらいのようだ。

ゲーム中にないなら知らないわけだ。

使い方は、生き物を縛るためのロープのようで

相手を弱らせるか意識を奪った状態、もしくは死んでいる状態で縛りあげると

縛った本人、もしくは各街にいる憲兵隊の隊長にしか外せないらしい。

切ったりするのもかなり労力があり、無断で切ると憲兵に捕まるらしい。

さらに、縛った状態をしばらくは維持出来るみたく、生きたまま捕らえてもしばらくは餓死することもないという。

なるほど、これは便利だ。誰が捕まえたかもはっきりする。

どういう物理法則で成立してるアイテムかはしらんが。


「捕縛用ロープは憲兵詰所で買えるわ」

「かなり悪用されそうなアイテムだな」

「買うには登録と、使用目的なども申告して、使わなかったら返す必要があるわ」

「それを守らないと?」

「すぐ捕まるわ」


なるほどよく出来ている。

憲兵も働いてるわけだ。

ゲーム中ではあまり関わらないが、暮らすとなると関係するはな。


ん?申告?

駄目じゃん、俺、ヤパナ語書けないし。まぁ、セニアに書いてもらえばいいか。


昼御飯を食べてから憲兵詰所に向かう。

申告などをし、いや、セニアにしてもらい、捕縛用ロープを買う。

高い。30本で6000フィルも取られた。

昨日の稼ぎがパー、さらに足りないし。

足りない分は後払いでよいらしい。期限は10日までは無利子らしい。

実際、懸賞金とかがついてる敵には後払いがよく使われるようだ。

懸賞金で一攫千金を狙うやつは金がないだろうから、まぁ、よく出来ている。

身元も押さえられてるわけだし。


そして意外と時間がかかって、もう夕方に近い。


宿には戻らず、夜間のエアーベアー狩りに出掛けることにした。


ややしばらく戦うものの、お目当ての熊には遭遇しなかった。

うーん、熊を探す人間ってなんかおかしいよなぁ。


ん?熊、熊、!?熊か!


「セニア、エアーベアーしばらく遭遇出来ないかも」

「え?」

「いや、エアーベアーって熊だからさ、熊って冬眠するでしょう」

「うん、あ、そっか」

「まだ冬明けて春になったばかりだろう、冬眠してるとかあり得るんじゃあ?」

「そうだね、でもアレンが居るって・・・」

「ごめん、季節のことまで考えてなかったよ」


そりゃ、ゲーム中には四季なかったもん。失念していた。


「まぁ、大丈夫、少しはレベル上げにもお金ためにもなるしね?」

「本当にごめんね」


セニアは気にしてないみたいだが、

しばらく遭遇できないと困る。

しかもしばらくってどれくらいだよ?


まぁ、悩んでも仕方ない。


「帝都ウィリアムに行ってみる?」

「うん、アジト探しつつ、それもありだね」

「アレンも同じこと考えていたの?」

「いや、セニアこそ」


セニアも盗賊団がなぜ帝都ウィリアムの兵士団に捕まらないのか気にしていたとは、なかなか頭がいいな。

と思っていたら違った。


「帝都ウィリアムの方がイレインより少し南にあるんで、そのエアーベアーも居るかもしれないよ」


なるほどそっちね。

でも確かにその通りだ。

しかしゲームでは帝都ウィリアム周辺はもう少し敵が強い種類になる。

勿論、エアーベアーも出るんだが、率はよろしくはない。

だが全く出ない今のイレイン周辺よりはいいかもしれない。


「そうだね、帝都ウィリアムに行こう。他に調べたいこともあるし。ただ、借金は返しておきたいし、宿の連泊もまだ残ってるから、その間にアジト探ししようか」

「わかった」


というわけで、これからの動きは、昼間は東側に行き盗賊団のアジトを探し、

夕方から夜は一応のエアーベアー狩り。

5日経って連泊が切れたら帝都ウィリアムに行ってみると。


あとは言語の勉強がしたいが、先生がいないしなぁ。


夜が深まり、宿に戻り、夕食。

その後は霊峰セニアを眺めないと。

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