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道端の

作者: ゆるふわさむらい

道端の

焦ってる人ってとても醜いわよね。

みんな形相が荒いし中には汗だくで走ってる人もいて、お世辞にも醜い以外の言葉は見つからないわ。

それに比べて私は美しい。

誰の目に写しても私は美しく、愛らしいはずよ。


ところで力って恐ろしいわよね。

権力とかじゃなくて物理的な力。

小さな私じゃ男の人はともかく女の人にも勝てないでしょうね。

子ども達はきっと優しくしてくれるかしら。


恐ろしいといえば人間って自己解釈がみんなぶっ飛んでて最悪よね。

私達がいたぶられても、装飾品の一つに成り下がろうとも何も気にしない。

私の友達も言ってしまえば期間限定のアトラクション。時期が過ぎればあんなに美しいものとされていたものも地に伏せ虐げられるわ。

あら、向こうから人が走ってくるわね。酷い形相。汗もいっぱいかいて、本当に醜いわね。

あら、ここまでのようね。それじゃあ醜い人間の皆さん御機嫌よう。


可憐な一輪

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