表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『明け』の明星(神代篇)  作者: どうしてリンコは赤いの?
83/89

予期せぬズレ

〈予期せぬズレ〉6月23日水曜日

【アナウンサー】

「繰り返しお伝えしてますッ!」

【アナウンサー】

「神代政府は先ほど、最高責任者自ら会見を開き、近日中にも辞職する意向であることを明らかにしましたッ!」

【アナウンサー】

「繰り返しますッ!神代政府は先ほど――」

【カズ】

「………」

【カズ】

「タマ……」

【タマ】

「……最高責任者はあたしに抱いていた感情の答えを知ったんだ」

【タマ】

「……カズ。ソラに伝えといてくれ。放課後は絶対的に来いと」

【タマ】

「……今日はあたしが教壇に立つ」

【カズ】

「タマ……」

【タマ】

「……最高責任者が退いても、即座に候補者が引き継ぐことは無い」

【カズ】

「……じょ、冗談はやめろって――」

【タマ】

「……神代にもデキるヤツは残ってる。かくれんぼはようやく終わったんだ」

【タマ】

「……質問も終わりでいいな?先に行ってる」

【カズ】

「お、おいッ!」

【カズ】

「………」


【タマ】

「……最高責任者はあたしに抱いていた感情の答えを知ったんだ」



【カズ】

「こうなるはずじゃなかったんだ」

【カズ】

「ズレ……が生じた?自分のせいで?」

【カズ】

「神代から出られなくなる。もう、一線を越えるしか……」

【カズ】

「タマ。これは単なるお前の、イージーミスだよな……?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ