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『明け』の明星(神代篇)  作者: どうしてリンコは赤いの?
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施しを受ける者と乞う者

〈施しを受ける者と乞う者〉6月8日火曜日

【ソラ】

「いやぁ~、私がコウシ先輩に呼び出しをくらうなんて、何かやらかしちったかな……」

【コウシ】

「ねぇ、取引しない?あなた達が私達の秘密を闇に葬れば、力になってあげるわ」

【ソラ】

「………」

【ソラ】

「あの~、一体何の話をしてるんでしょう?」

【コウシ】

「相変わらずね。でも無駄よ」

【ソラ】

「その秘密とやらを、仮に私が知っていたとしても取引はしません」

【コウシ】

「でしょうね。でも活動できなきゃ退学になるのよ。それでもいいの?」

【ソラ】

「あなたこそ、私達青空報道同好会を脅迫して宜しいのですか?」

【コウシ】

「………」

【コウシ】

「相手が弱みと認めてはじめて弱みといえる……か」

【コウシ】

「時間に追っかけられる我慢比べはもぅたくさん」

【ソラ】

「サクラとして試験に参加していたあなたなら、何の躊躇いもなくあの時の状況再現を使えたはずッ!」

【ソラ】

「てっきりその話かと……よもや取引を持ち掛けられるとは思いもしませんでした」

【コウシ】

「言われてみればそうね。でも思い付かなかったなぁ……」

【コウシ】

「だってそんなことしたら、あなたの逆鱗に触れるでしょ」

【コウシ】

「まあいいわ。私の全権限を使ってあなた達が活動できるようにしてあげる」

【ソラ】

雑魚あなたたちの施しや秘密なんかどうでもいいんです」

【コウシ】

「………」

【コウシ】

「……わかったわ。あなたが切に言いたいこと。それで、これからどうするつもりなの……?」

【ソラ】

「へ?いつものように活動するだけですが」

【ソラ】

「この大学で一番インパクトを残してるのは青空報道同好会所属の副部長なんですから」

【ソラ】

「学長はきちんと活動していれば問題ないと言ってましたし、旬を取り上げても不自然さは無いかと」

【ソラ】

「というと、屁理屈って思うかもしんないですけど、私達は他の理解など一切求めちゃいないんで。にゃは♪」

【ソラ】

「入閣祝いは監査委員長の首でよろしいですか♪」

【コウシ】

「あなたも変わらず神童恋のまんまね」

【ソラ】

「し、知ってたんですか?」

【コウシ】

「……ぎくしゃくした関係だったでしょ」

【ソラ】

「さすがコウシ先輩♪何をするにしても手ぶらでは帰りませんね♪」

【コウシ】

「施しの意味は違っても意地は通す主義なの」

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