第24話 収穫
「とりあえずマイル適性がねぇんだなお前」
河田はブラッシングを終えると、そう言って笑いながら頭を撫でてほかの馬の方へと向かっていった。
前走9着...安田記念....馬群に飲まれる...マイル適性.........皆無
なのが分かった。まぁ大雨不得意なのマイル適性外のだし?そこまでいいとは言えないスタートだし?終始外回ったし?仕方ないとは思いますけどねえ。
とりあえず春のGⅠ戦線も終わり次は9月のSスプリンターズSステークスからGⅠはない、しかもグロリアの適性のレースと言ったら秋の天皇賞までGⅠはない、要するにお預けということだ。
「休ませたほうがやっぱいいかなぁ、春は海外帰りから叩いてぬかるんだ芝で全力で外回らせたし。だけども海外競馬っててもあるもんな........中距離路線....イギリス....インターナショナルステークス.....
「うっ頭が..............」
河田は騎手時代にある1頭の牡馬でインターナショナルへ出走した経験がある、他のイギリスの競馬場競馬場には見えないに比べたらかなり走りやすく日本馬向けのコースとも言えるだろう。しかし河田はそのレースで出走前にかなり待たされ馬場入りも何故か最後でかなり入れ込み現地オッズ2.4倍の一番人気だったが見事7頭立ての7着で一着から9秒も離されての入線となってしまったのだ。
「とりあえずまだ決めなくていいな、最低でも1ヶ月は休ませよう」




