第23回 安田記念(後編)
《先頭はノーストップデイ快調に飛ばしてその後ろまさかのグロリアドーロ近藤騎手前を伺っている、さらにはスノーフェスタがつける半馬身空く外にはラバンダタイム内の方にはワイドネイチャ、更にはこれがラストのノエルドワール武勇思いを手綱に込めて現在5.6.番手を走っている!》
馬群が府中名物大けやきを超えていく、そして4コーナーに入り直線に近づくにつれて場内の歓声がだんだん強くなる。
《4コーナーから直線コース!泥を蹴散らしていく14頭!先頭は朝日杯の覇者ノーストップデイしかし苦しいか粘るが外からやってきたラバンダタイム!そして外からやってきた!カフェフィガロ!カフェフィガロ!?カフェフィガロがやってきたぞ!大波乱の幕開けか!?しか更にやってきたノエルドワールだノエルドワールだ!!ラストの勇姿を飾りにやってきた!!ラスト400!!!》
のこり400Mを切って先頭はノーストップデイ、更には外からカフェフィガロもやってきてラストランのノエルドワールも追ってきている。
残念なことにグロリアドーロは現在馬群の中に飲まれてしまったのか見つからない。
《先頭はノーストップデイに変わってノエルドワールがやってきた!ノエルドワールだ!武勇の右ムチが光るぞ!そしてグロリアドーロはやってこない!馬群の中へ沈んでしまった!》
先頭はノエルドワール、有終の美をめがけて一直線でやってくる、しかし外からダート馬のカフェフィガロが怒涛のごとく追い込んでくる。
まるで「ダートじゃねえじゃねぇかよ!ふざけんなよ調教師!!!!!!!!!」という怒りをそのまま末脚エンジンの燃料にしているかのようにものすごい勢いで泥を蹴散らし追い込んでくる。
《先頭はノエルドワール粘る粘る2馬身半リード!外からは追ってくるカフェフィガロが前に迫る迫る迫る!!!前に並ぶぞ並んでしまうぞ!後3馬身2馬身差だ!前に並ぶか!並ぶか!並ぶか!しかし粘る粘るノエルドワールだ!!先頭は譲らないノエルドワール!有終の美!有終の美だ!!》
グロリアは馬群の中に沈み前走GⅢ8着の馬と競り合いをするのが精一杯だった。
《有終の美だ!ノエルドワーーーール!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《めでたいGⅠ6勝ですノエルドワール!!三歳で安田記念、4歳5歳にVMヴィクトリアマイルを制しその後は勝ち星から遠ざかっていましたが11月にマイルCSチャンピオンシップを3馬身差で圧勝し読売マイラーズは2着でしたが前走VMを5馬身差で圧勝し、そして今回安田記念で有終の美を飾りました!!!》
河田は「絶望」なんて脳内にもなくグロリアの適性を見極めれたのでそれこそが今回一番の収穫なのでしみったれた顔などしないで負けたオーナーとしてはハナから見れば変だがウッキウキでグロリアを迎えに行った。




