18話 激闘
「Which horse will be the first to sprint through the 450m straight? Amalfi takes the lead, and now it's Take It Easy! Vavega is in second place, half a length ahead. And Romantic Rosado has a wall in front and can't get out! And then, with a sidelong glance, Gloria D'oro comes along! Japan's Gloria D'oro is closing in on them!」
(直線450Mいち早く駆け抜けるのはどの馬か!先頭アマルフィに変わってテイクイットイージー!半馬身リード2番手にヴァヴェガがやってきている。そしてロマンティックロサードは前が壁になってしまった抜け出せないぞ!そしてそれを横目にグロリアドーロもやってきた!日本のグロリアドーロが一気に追い込んできた!!)
「オラッ!やっちまえ!!」
近藤は馬上で必死にムチを振るい先頭のヴァヴェガとテイクイットイージーを追っている、グロリアは必死に今までにない走りを見せている。
「300 meters left! Gloria d'Oro is chasing hard! Take It Easy and Vavega are holding on to the lead! Vavega has pulled away by half a body length, Vavega! Vavega! Gloria d'Oro is also chasing! What an incredible finishing kick! Gloria d'Oro! Take It Easy is also making a comeback! And Take It is making a comeback too! Gloria d'Oro! Take Kit! The three horses are lined up! Take It Easy has come up alone in fourth place, far away!」
(あと300M!グロリアドーロ懸命に追う!先頭粘るテイクイットイージーとヴァヴェガ!半馬身ヴァヴェガが抜けた、ヴァヴェガ!ヴァヴェガ!グロリアドーロも追ってきている!すごい末脚!グロリアドーロ!テイクイットイージーも盛り返す!なんとテイクイットも盛り返す!グロリアドーロ!テイキット!三頭並んだ!離れた単独4番手にテイクイットイージーが上がってきた!)
三頭並ぶ
横一線での決着。
「It was a very close race! All three horses crossed the finish line side by side!!!
In the end were Japan's Vavega and Gloria D'oro. And then there was Take It Easy from the UAE. All three crossed the finish line side by side.In fourth place, far behind, was Hong Kong's Romantic Rosado, who was hit by a wall in front of him in the straight and took a while to break away.」
(大接戦!三頭並んでゴーーーール!!!
最後は日本のヴァヴェガとグロリアドーロ。そしてUAEのテイクイットイージーこの三頭で並んでゴールしています!離れた四番手には香港のロマンティックロサード、直線で前が壁になって抜け出すのに時間がかかってしまいました。)
全員がオーロラビジョンを見つめていた、三頭が並んで白線に向けてゆっくりと映像がすすんでいく。
騎手、関係者、観客全員が結果を分からなかった、しかし馬だけは結果を分かっているかのようだ。
ヴァヴェガはクビを上げ下げして喜ぶかのように少し暴れている。
テイクイットはしょげているのか首を下げてゆっくりと歩いている。
グロリアは負けて悔しいのか暴れている......こいつはいつものことか悔しがっているのかわからない。
観客が、騎手が、関係者が固唾をのんで見守る先についに点滅が始まった。
有頂天になる者、泣き叫ぶ者、そして落胆する者。
暫定であるが数字の点滅が始まった。
1
ハナ
3
ハナ
7
グロリア陣営はビジョンを見つめながら飛び上がり喜ぶ。河田は狂喜乱舞。
しかし数秒後すぐに隣のヴァヴェガ陣営が立ち上がり拍手、オーナーの高田は調教師の原裕太と肩を抱いて泣きあっている。
河田は急ぎビジョンの方を見る。
河田が急に崩れ落ち、堀井がすすり泣きを始めると、同じくビジョンをみたものからどんどんと崩れ落ち、泣き始める
その先には無情にも
7 メイダン7R
ハナ
3
同着
1 確定
の文字が、陣営を嘲笑うかのように浮かんでいる。




