『6ページ目』
遅れた、と言うより投稿時間をどうしようか悩んで実験的に夜に上げてみました
………というただの言い訳
次回には元の時間に戻ってると思います
「はぇ〜。まぁ、なんとなく外の状況はわかったけど……これで本当にわからなくなってきたんだけど。マリーの製作者が私に何をさせたいのか。」
「ソノ事ニツイテナノデスガ、一ツオ伝エスルコトガ…」
「ん。なぁに?」
「条件ノ達成ガ確認サレタタメ、一部質問ノ回答ニカケラレテイタ制限ヲ解除サレマシタ」
「え?なになに急に。条件達成って私何かしたっけ?」
「今回ノ条件ハ『外に出てその状況を理解する』デシタ」
「あ、それだったんだ。で、解答権の制限解除っていうのは?」
「今回解除サレタノハ、当機ノ製作者ガ主様ニ何ヲサセタカッタノカニツイテデス」
「じゃあ聞いたら今度は答えてくれるって事?」
「ハイ」
「でも、外の状況を見ないと解除されないってことは外で何かをやらせたいのかな?えぇ〜国の立て直しとか無理だよ私。あ、でもマリーがいればワンチャン……?」
「残念ナガラソウイッタコトデハアリマセン」
「立て直しじゃないのか〜。え本当に何させたいの?」
「当機ノ製作者ガ主様ニサセタカッタ、イエシテモライタカッタコトハ、記録デス」
「記録?なんの?」
「世界ノデス」
「?話がわからん。どう言うことなの?」
「ハイ。コノ世界ハ大キナ戦争ニヨッテ絶望的ナ状況ニ陥リマシタ。ソレニヨリ、戦争前ノ状況ヲ記シタ記録、景色ヲ映シタ映像ヤ写真。ソウイッタモノガ失ワレマシタ。主様ニハ生キ残ッタ人ヘノ聞キ込ミヤ当機ニ残ッテイル情報カラ一ツノ記録ヲ作ッテイタダキタイノデス」
「え?この世界の全部を記録するの!?」
「イエ、コノ世界ノ文明ニ関ワルコトダケデ大丈夫デス」
「あぁ、よかった?……のか?まぁでも何をすればいいのかはわかった。世界の記録か〜」
「ハイ」
「ってかそんな大事そうなことこんな一介の小娘に任せていいの?」
「ハイ、大丈夫デス」
「いや、大丈夫ってそんな簡単に言って良いの?」
「大丈夫デス。当機ノ製作者ガ『大丈夫だよ』ト言ッテイタノデ」
「えぇ〜、まぁそれなら大丈夫なのかな?」
「ハイ。ゴ安心ヲ」
「微妙に安心はできないんだけど、まぁいいか。記録な〜何に記録するの?」
「デバイスガ用意サレテイマス」
「うーん用意がいいね」
「出発ハイツニイタシマスカ」
「いやそんなに急がなくても…まずそれより先にやることがあるでしょ」
「?一体何ヲ」
「お風呂とご飯でしょ!」
遅れたのに短いな〜
………はい