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父子の剣
「僕の名は風龍颯太」
ここに一人の少年がいた。彼は父から授かった父子の剣を両手で力強く握っていた。
外からは村人たちの悲鳴が、あちこちで聞こえてきていた。
「助けてくれ!化け物が!村を襲っている!」
「助けてくれーーー!」
「父さん!僕は父さんから頂いた剣で、この村を守るよ!」
「颯太!早く村を助けて!」
そこに一人の少女が駆けつけてきたのである
その少女の名は、水鳥波紋である
「波紋ちゃん」
颯太は返事をしたのである
「わかったよ!今すぐにいくよ!」
二人は颯太の家を飛び出して、村を襲っている化け物に立ち向かっていたのである
続く