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最初で最後の選挙戦

 中学1年生の7月。後期生徒会役員選挙の選挙告示が行われた。1年生の定員は2人だが、立候補届け出締め切り3日前になっても、一向に立候補者は現れない。そんな状況を横目に、どこか他人事に見ている自分がいた。


 翌日の学年委員会。学年主任の先生は、私たちにこう言って、選挙への出馬を促した。

「この中から2人、執行部に行ってもらいたいです」

 まず声がかかったのは、宮里さん。私のクラスの女子級長。宮里さんは、

「生徒総会って、後期ありますか?」

と先生に聞き、先生が、

「ないない。前期だけだから」

と答えると、宮里さんは、書記への立候補を決めた。

 当然私にもお誘いが来る。私は断り続けたのだが、(どうせ定員割れになって、私は立候補させられるのだ)という考えが頭を通って、渋々先生の要求を呑んだ。


 選挙出馬のためには、推薦人7人を集める必要があった。出馬決定の翌日には、選挙管理委員から届け出用紙をもらい、同じクラス、隣のクラスからもサインさせた。(こういうと私が悪い人のように聞こえるが、もちろん実際には一人一人から承諾をいただいている。)推薦責任者には隣のクラスの愛さんを選んだ。女子を選んだのは、男子票と女子票を獲得しようと思ったからである。しかしそのせいで、選挙リハーサルのとき、2年か3年の選管に、彼女と勘違いされてしまった。なおこの時、勢いに負けて、愛さんには好きな人を言ってしまった。愛さんとは「絶対に誰にも言わない」という約束を取り付けたが、ちゃんと守られているか、中学校から旅立った私に、知る術はもはや残されていない。


 何とか立会演説を終えて、何とか生徒会会計になった。ここから、私たちの、地獄の半年が始まることとなる。

これは「番外編」に近いので、いつもより文章量が少ないです。


不定期なので次回投稿日ももちろん未定です。

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