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プロローグ

 15作品目の投稿となります。「銀河戦國史」シリーズしか投稿していませんので、作者の全投稿としてもシリーズとしても15個目の作品です。


 今回の作品は、短編です。過去2番目に小さいサイズとなっています。

 簡単に読み切れる作品だと思うので、是非ともモノは試しで読んでみて頂きたいです。


 ショートサイズであるだけに、インパクトの強さや他に前例がない展開というのを意識したつもりです。

 そんな中でも、スケール感や独特の世界観というシリーズ全体でのこだわりも詰め込めるように、自分なりに工夫を凝らしました。


 そういったあたりに注目して頂けると、有難いです。


 これまで通り、毎週土曜日の17時に投稿します。

 今回の投降部分はプロローグとなっており、1万年後の未来を生きるエリス少年の場面を描きます。

 次週から、時間を遡って本編のエピソードを描く次第となります。


 なにとぞよろしくお願い申し上げます。

 宇宙に、数千年にわたってとどろき続けている、悲鳴があるという。女のひとの声らしい。

 全身をひき裂かれる恐ろしさや痛みや苦しみにも、数千年のあいだ、ずっとさいなまれ続けていて、自らの犯した過ちと罪の重さに心をえぐられ続けてもいて、悲鳴を上げているのだ、なんて話す人も。


 少年の見つめる視線のかなたで、漆黒の宇宙のどこかで、数千年前におきた悲劇が今も終わらない。

 惨劇が、数千年の時をこえて継続している。


 少年は身震いした。背筋に寒さを感じたりもした。

 とびきり居心地のいい環境に、身を置いているのにもかかわらず。


 遠くには、ショッピングモールが見えている。

 ファッション好きの人たちにねらいを定めているからか、色とりどりのシャツやスカートを並べた衣料品店が、ひときわ多く見受けられる。

 衣料品店以外にも、文具屋さん、おもちゃ屋さん、ゲームセンターなんかも見えて、とてもはなやいでいる。


 そんなショッピングモールからわきにそれ、土と緑の草木におおわれ、起伏にも富んだところを2分間ほどあるけば、今エリス少年のいる場所にたどりつくだろうか。

 緑の香りを含んだ風が木々の枝をゆするざわざわとした音を耳にしながら、少年は、ショッピングモールの光景に目をこらした。


 三々五々といった感じで、歩き回っている人達。その顔には、どれも笑みが咲いている。見ているだけでも、幸せな気分にしてくれる。

 しばしそれに見とれると、視線を戻した。

 彼のすぐそばに立ちはだかっている巨大な壁に窓があって “外 ”の光景をのぞき見ることができるのだ。


 窓の向こうでは、真っ青で丸みを帯びたかたまりが、窓枠のほとんどを埋め尽くすように、茫洋と姿をみせている。

 それは、エリスの暮らす家もある、エウロパ星系の第3惑星だった。


 さらに向こうに小さく鋭く輝いて見えるのが、この星系の中心から光の恵みを注いでくれている、恒星エウロパだ。

 漆黒の宇宙に2つの天体が浮かんでいる光景が、窓の外にはあるのだった。


 惑星には濃淡があって、複雑なマーブル模様を成しているのだが、青色だらけだった。

 エリスは再び目を凝らした。


 あのなかのどこかにある彼の家では、彼の父が、今頃は本日の夕食の献立に頭を悩ませているところかもしれない。

 水びたしの惑星で洋上をはしっているセイリングハウスが、少年の頭のなかに、鮮やかに描きだされた。


 2百年ほど前にテラフォーミングが完了したのはいいが、計算違いで水びたしになってしまい、その惑星には陸というものがない。

 その気になれば人工的に陸地を作りだす技術も、この時代にはあるのだが、人々はそれを水びたしのままにする方をえらんだ。


 惑星にくらしているすべての住民が、洋上をはしるセイリングハウスでの生活を、楽しんでいる。

 それがエウロパ星系第3惑星の今なのだった。


 別にはしらなくても、洋上でじっとしていても、生活はできるだろう。

 ところが、約30時間の自転周期をもつこの惑星上でも24時間周期の方が快適だと感じる人類は、洋上をはしりつづけることで強引に、1日を24時間に仕立てあげていた。

 その暮らしがすっかり定着しているからエリス少年も、洋上をはしるセイリングハウスの雄姿を、簡単にそして鮮明に思いうかべることができるのだ。


 少年は、三たび視線を転じた。

 ショッピングモールでお買いものを楽しむ人々の姿を、もう一度その目にとめる。


 惑星の衛星軌道上をまわっているこの宙空建造物を訪れている人々の半分以上は、ショッピングモールのセクションに集まっているだろう。

 基本的にはこの建造物は居住用ではなく、お買いものを目当てにする人々のための軌道上市街(オービタルシティー)だ。


 一辺が3キロメートルくらいである正方形の敷地の中央に、くねくねとカーブを描くことで5キロメートルくらいの長さをかせいでいる通りが、横たわっている。

 通りの両側には、いろんなお店が点々とならんでいて、幅は十メートルくらいとたっぷりだ。


 そして、二階建てだ。全長約5キロメートルの波線をえがく商店街が、上下の二層構造になっているわけだ。

 上階には屋根がなく、そのさらに上方百メートルくらいのところに、軌道上市街の天井が見えている。


 青色に塗装されていて空を印象づけるデザインのそれは、この建造物内部と宇宙空間とを仕切る隔壁でもある。

 透明素材でもあり、恒星エウロパの陽光をとり入れられる。

 背後にある漆黒の宇宙と青の塗装がかさなることで、いい具合の青空に人々には見えているのだ。


 そして、宇宙を漂う建造物の中ではあっても、頭上に青空っぽいものが見えていれば、人はそこを “屋外 ”と感じるものだ。

 エリス少年もショッピングモールの上階にいる人たちも、宙空建造物の中で、屋外であるかのような開放感をたっぷりと味わうことができていた。


 ショッピングモールの下階の人には、屋外という印象はないだろうが、開放感においては遜色なかった。

 外壁がなく、列柱だけで上階をささえている構造なので、とても視界が開けている。


 たっぷりと隙間を開けて並べられた各店舗も、ほとんどが透明素材の外壁を採用している。

 だからショッピングモールは外から中も、中から外も、すっきりと見わたせるのだ。


 お買いものを楽しむ人々がみな、ここちよさ気な笑顔をうかべているのも当然だ。

 そしてショッピングモールは、緑地化されたエリアに挟まれているので、中を歩きながら外を眺める人々には、右にも左にも、走りだしたくなるくらいに爽快な緑の景色の広がりが見えている。

 ショッピングを楽しむのには、申し分のない環境だろう。


 さらにこの軌道上市街には、適度な重力もある。

 軌道上をまわる衛星の中なのだから、天然の重力は、見かけ上はゼロのはずなのに。


 回転による遠心力が、人々に作用しているわけでもない。

 軌道上をまわる一辺3キロメートルの平板構造とは、遠心力を疑似重力とするのには、ふさわしい形状ではない。

 この時代の科学技術が可能とした重力制御によって、衛星軌道上の正方形の平板上に、人にとって心地いいくらいの人工重力が生じているのだ。


 ショッピングモールだけでなく、ここには、モールを挟んでいる緑地のセクションにもいろいろな施設がおかれている。

 子供むけの遊具がたくさん置かれた施設もあるし、ちょっとした動物園や遊園地のような施設もある。


 農園もいくつかある。

 農作業を体験できたりもするし、ここにある飲食店に新鮮な食材を提供したりもしている。


 さらにいくつものカフェも、緑地のあちこちに点々と店を構えている。

 適度な起伏が施されている緑地なのだが、その高台になったところや、逆に谷間になっているところなどに、それぞれ建物のデザインやサービスの内容などにちがいのある様々なカフェがあるのだ。


 こだわりの豆を使ったコーヒー専門店もあれば、スィーツをセールスポイントにした店もある。

 スムージーをあつかうお店も、ジェラートで有名なお店も、しぼりたての野菜や果物のジュースを楽しめるお店も、それらのなかにはある。

 すべてが、四方にさわやかな緑地を配している、居心地のいいカフェばかりだ。


 モール内にも飲食店はあり、がっつりとおなかいっぱいになるまで食べたい人はそちらを利用する傾向が高い。

 食べることよりもここちよい時間をすごすことを重視する人は、緑地内に点在するカフェの方に足をはこんだ。


 高台の上から、のびのびと緑地を見はるかすカフェもいいが、谷間にあるカフェもいい。

 近くの丘の斜面の緑で、窓一面がおおいつくされたような景色を楽しめて、いい気分になれる。


 エリス少年と一緒にエウロパ星系第3惑星からここに来た連れの人たちは、そんな谷間にあるスィーツを自慢にしているカフェに、さっきからずっと腰を落ちつけている。

 少年の母と、幼なじみの女の子だ。


 そんなわけでこの軌道上市街には、ショッピング以外が目的の人も、多く訪れている。

 カフェで、読書や勉強に没頭したい人たちもいる。

 子供を自由に走りまわらせたり遊ばせたりしながら、自分たちはあまり子供に手をわずらわされずにおしゃべりを存分に楽しみたいママさんたちも、ここなら最適な環境を見つけられる。


 広い緑地とそこにある色々な施設を上手く使えば、どれだけ子供が元気に走りまわり、ママさんたちがかしましくおしゃべりをしても、読書や勉強に没頭したい人たちの妨げにならないような環境をととのえることもできた。


 カフェの建屋の中にある座席や、子供用の遊具を目に留められる “屋外 ”のオープンな座席などを使って棲み分けをすれば、それぞれにとって最適な環境に身を置くことができるのだ。


 ショッピングが目当ての人々も、それ以外の人々も、ここでは最高に居心地のいい時間をすごすことができている。

 毎日十万人以上がここで、素晴らしいひとときをおくっている。


 こんな、十万以上の快適を詰めこんだ正方形の平べったい板切れが、青い惑星の衛星軌道上に漂っている。

 恒星エウロパの陽光が、燦々とそれに降りそそいでいる。


 しかしエリス少年は、こうして宙空建造物の隔壁に張りつくようにしてすごす時間が、いちばん好きだった。

 ショッピングモールよりもカフェよりも、近くには人影の一つさえも見えない緑地のすみっこですごす時間こそがお望みだった。


 窓から見える宇宙の景色と、遠くに見えるショッピングモールの景色を、交互にその目にとらえられる。

 そんな場所が、少年には特別な感慨をもたらすのだった。


 静かだった。

 人々のはしゃぐ声も耳にとどくが、遠くからかすかに聞こえるだけだから、うるさくは感じない。


 風の音も木々のざわめきも、静けさを演出する効果のほうが高かった。

 気持ちのいい静けさのなかで、少年はもの思いに浸っているのだった。


 歴史好きのエリス少年は、彼の時代の幸せそうな多くの人々の姿を見ていると、歴史のなかで様々な悲運にみまわれた人々のことを、思い出してしまう。

 生まれた時代の違いだけで生じてしまった大きすぎる差に、いちいちびっくりしてしまう。


 彼と一緒にここに来た、彼の母と幼なじみの少女は、今頃はおいしいスィーツで口の中をいっぱいにしているのだろう。

 だが、そんな経験など、一度だってできなかった人々も、彼の知る歴史物語のなかには、無数にいる。

 いまの暮らしの貴重であることや、それが足下にしているものの奥深さを、ひしひしと感じるエリスだった。


「特に宇宙系の人たちは、あんなおいしい食べものを口にすることなんて、滅多になかったんだろうなぁ・・・」

 窓から見える宇宙の景色を目に映しながら、少年はしみじみとつぶやいた。


 彼の時代から約一万年前に、人類発祥の地球という惑星でおこった全面核戦争の際に、稚拙な航宙技術で行く当てもないままに、宇宙の彼方へと逃避していった人々がいた。

 その末裔が「宇宙系人類」と、少年の時代にはよばれている。


 数百万人が数万隻の宇宙船に乗りこみ、宇宙へと散っていったのだが、そのほとんどは銀河のどこかで、あえなく命脈を途絶えさせたと考えられている。

 しかし2パーセントくらいは生き残り、宇宙という環境で新たな繁栄の途につくことができたらしい。


 他方で、地球に残り、核戦争のあとの荒廃した時代をのり越え、宇宙系におくれること5百年ほどで宇宙にのり出した人々もいた。

 それらの末裔は「地球系人類」と、エリスの時代では呼ばれている。


 繁栄の途についたといっても宇宙系人類は、科学技術や集団統治制度などにおいて、大幅な劣化や後退を余儀なくされた場合が多かった。

 少ない人数で長きにわたる宇宙での放浪をしいられたのが、その原因といわれる。


 核戦争後の荒廃という苦難を乗り越えたとはいえ地球系人類の方が、それらの面では先進的なものを温存できていて、両者の格差は大きくへだたることになった。

 分野によっては宇宙系人類の方が先進的な技術を得られた場合もあるのだが、それ以外の多くの分野においては後進的だった。


 例えば、元素だけから化学的に食品を合成するという、地球にいた頃には最新だった技術は発展させられたが、生き物を育てて食品に仕上げるという、地球時代には昔ながらのあたりまえであった技術はなくしてしまう、といったように。


 宇宙を放浪する者たちには、人間が生きる環境をととのえるのが精一杯で、それ以外の生物の生息環境を用意することなどできなかった。

 化学合成で食料を元素から作りだす方が、生き物を育てるより簡単なのが、宇宙での放浪生活というものなのだった。


「多くの宇宙系人類は」

 惑星ごしの宇宙を目に、少年はつぶやく。「化学合成で作りだした食べものばかりを、口にしてたんだよな。

 完成された生き物である、小麦という作物の実からできる粉や、ニワトリという生き物が生んだ卵や、ウシという生き物からしぼり採ったミルクなんか、手に入れられなかったんだ」


 それらをふんだんに使って作られたスィーツを、今頃は口いっぱいに頬張っているであろう母や幼なじみを、エリス少年は想像した。


「繁栄の途上で地球系人類と再会して、色々な技術を教えてもらうことで苦しい生活から脱していった宇宙系人類も多かったけど、その恩恵がみんなにひろがっていくには、ものすごく時間がかかったんだよな。

 たくさんの争いとか貧困とかを乗りこえて、今こうして、銀河中の人々が幸せに暮らせる時代に、やっとたどり着いたんだ」


 宇宙での放浪を経たいくつもの宇宙系人類や、5百年おくれて宇宙に進出した地球系人類が宇宙において再会し、気の遠くなるほど多くの離合集散を繰り返した末に第3次銀河連邦を設立して、恒久平和を実現するに至るまでの約1万年の足取りが、エリスの時代には俗称として「銀河戦國史」と呼ばれているのだ。


 もの思いにひたる中で少年は、昨日の夜に歴史学者の父から聞いた話にも、考えを巡らせていたのだった。


「こわい話だったよな、昨日のは。

 地球系人類が中心となって作った、第一次銀河連邦による技術供与で、すこしずつ暮らしむきを良くしていっている途中だった星団国家についての話なのだよな。

 民主的な制度が失われて、皇帝とか領主とかが、いばっていたって言ってたっけ。


 身分の差が定着し、人権意識なんかもうすれていた宇宙系人類の国だったから、銀河連邦もなかなかそこのみんなに、地球系の技術をいき渡らせられなかったって父さんは話してくれたっけ」

 そんな国でおきた悲劇的なできごとについて、昨日の夜に彼の父は、エリス少年に物語ったのだった。


 思い出すだけで身ぶるいがして、背中に寒さを感じてしまう。

 そんな歴史物語だった。


「あんな悲劇を乗りこえた先に、今の僕たちの、幸せな暮らしがあるんだ。多くの犠牲の上に、ぼくたちの暮らしは成り立っているんだ」

 そう思うと、遠い昔の人におこった悲劇であったとしても、少年には、しっかりと想いをめぐらせておかなくてはいけないように感じられる。


 目に映る人々の顔が幸せそうであればあるほど、少年は、はるか昔の悲劇の人に心を共鳴させてしまう。

 いつの間にかエリス少年は、昨日聞いた父の歴史物語を鮮明な映像として、いや鮮明すぎる実像として、脳裏に描き直しはじめた。




 無垢な少年の真剣な想いは、銀河の時空に、摩訶不思議な作用を及ぼした・・・のかも、しれない。

 過去から現在へと連なる、何だかよくは分からない波動のようなものが、少年の頭の中へと入りこんでいった、とでも言っておかないと説明がつかない事態になった。


 父から聞いたのは、過去に起こった事実だけだったはずなのだが、少年の胸には、昔の誰かの恐怖や苦痛や怒りの感情までが、自分のことであるかのようにありありと感じ取られている。

 このとき歴史は、少年にとって、過去でも物語でも、なくなってしまった・・・・・かもしれない。

 今回の投稿は、ここまでです。 次回の投稿は、 2024/5/4  です。


 はるか未来の宇宙の彼方で花開いている、卓越した科学技術による快適な生活。

 本シリーズの全ての作品で、プロローグにそんな場面を描いています。


 個人的な願望や理想というものが、色濃く出てしまっている場面でもあります。

 緑に囲まれた開放感たっぷりのショッピングモールとか、公園内に点在するカフェとか、あったらいいなと思うものを詰め込んでしまいました。


 理想を語るのが長くなりすぎて、これはいったい何の話なのかと思われてしまうことを危惧しつつ、それでも語らずにはいられませんでした。

 この場面に近いような場所が、どこかに無いでしょうか? お心当たりのある方、おられませんでしょうか?


 惑星の衛星軌道を回る、平板上の人口構造物にそんな場所を作り出している未来の技術力、というものを印象付けなければならなかったのですが、脱線し過ぎだったでしょうか?

 本編への関心へと読者を導く、という最も重要な機能は、果たせていたでしょうか?


 今回の場面で描かれた快適さや技術力とは、正反対の世界が次週以降に描かれます。

 そのメリハリを演出して本編の世界観を際立たせる効果も狙っていますが、上手くいったのかどうか。


 このプロローグを読んでくださった中の、一人でも多くの方が、本編を読んでみたいと思って頂けていると嬉しいです。というか、そうでないとプロローグを書いた意味がなくなる・・・

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