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セッション反省会【お空の闇と鴉と人形】天空の呪い 地上の罪 編 の振り返り

【注意】パンゲニアTRPGワールドガイド お空の闇と鴉と人形 本編のネタバレを含みます。

非常にグダグダしているので、寛大な心で ゆるーくお楽しみ下さい。

――某所、『居酒屋ぱんげにあ』にて


Cさん(アイの中の人):…終わっちゃったよぉ…


Sさん(プリンとサナの中の人):…終わっちゃったねぇ…


Rさん(ロノアロの中の人):…終わっちまったすねぇ…


Cさん(アイ):てか、TさんとD君、遅くない?いつもTさん、一番乗りなのに。


Sさん(プリン/サナ):D君なんかは Rさんと一緒に来ると思ってた。Cさんと来るとか意外〜。


Cさん(アイ):同担してる推しについて語り合ってたのよねー。


Rさん(ロノアロ):ねー。


Sさん(プリン/サナ):…なんだコイツら。デキてんじゃないの?(あくまで平静を装う)


Tさん(GMをやった人):あああ、ゴメンゴメン!FさんとLINEやり取りしてたら、駅二つ乗り過ごしちゃった!(焦り)


D君(ポッチとダイフクの中の人):Tさんの隣で寝ちゃって、同じく乗り過ごしました!(開き直り)


Sさん(プリン/サナ):そんな距離ないでしょ、なんで寝るのよ…


Rさん(ロノアロ):そうだよ!!D君とTさんの距離がそんな近いわけないだろ!?


D君(ポッチ/ダイフク):R君よりは近くにいると思うよ。


Rさん(ロノアロ):ハ、ハハ、いつも通り、冗談キツイぜ!(激しく動揺)


Cさん(アイ):Rさん、推しは遠くにありて想うものよ…(良い笑顔)


Tさん(GM):ナニコレ(困惑)…いいや、もう始めようね。えーそれでは、パンゲニアTRPGシステムを使用したセッション4クール目、キャンペーン完遂!皆様、お疲れ様でした!これより4回目の反省会を開催いたしまーす!


一同:わ〜(パチパチパチ)


Tさん(GM):今回は<討伐者協会>の話なのに<アーカディウス>を討伐しないという、変則的なシナリオにさせてもらいましたが、いかがでしたかね?


Sさん(プリン/サナ):D君一人で主人公とヒロインかっさらってくのは、さすがに反則だと思いまーす!


D君(ポッチ/ダイフク):(ドヤ顔でガッツポーズ)


Sさん(プリン/サナ):何だその態度!そこはもうちょっと、申し訳なさそうにすべきじゃないの!?


D君(ポッチ/ダイフク):実力を偽れなくてすみません。


Cさん(アイ):おっかしーなぁ…一番ヒロインぽいキャラ、作ったつもりなのに。


Tさん(GM):過去に都一つ燃やしてる時点で、正統派なヒロインは無理でしょ…


Sさん(プリン/サナ):それを言うなら俺だって!ミステリアスな ぴゅわハートヒロインのはずなのに!!


Tさん(GM):そっちも 過去に人肉食してる時点で、正統派なヒロインは無理でしょ…


Rさん(ロノアロ):だったらヒロイン、俺しかいなかったっしょ?


Sさん(プリン/サナ)&Cさん(アイ):カメレオンの時点でアウト。(真顔)


Rさん(ロノアロ):爬虫類差別!!そんな怖い顔で否定しなくてもいいじゃーん!!


D君(ポッチ/ダイフク):甲殻類にしておけばヒロイン確定だったのにね。


Tさん(GM):そうだね。次回のお楽しみだね!(ニッコリ)


Sさん(プリン/サナ):どうした、Tさん!?D君の病気が伝染ったの!?(驚愕)


Tさん(GM)&D君(ポッチ/ダイフク):失礼な!


Cさん(アイ):今のうちに、いつもの定番セット、注文しときますねー。


Rさん(ロノアロ):一緒に激辛つくねチーズもお願いすまっし!


Tさん(GM):まあ、それは置いといて。Sさんを殴ってわからせたいって、D君が言うからわざわざ正面対決できるシチュエーションに持ってったのに、何であそこで棄権したの?


Sさん(プリン/サナ):殴ってわからせたいとかナニソレ!?そんなの聞いてないんだけど!?(ガクブルガクブル)


D君(ポッチ/ダイフク):そんな露骨な事 言ってませんよ!!…いや、確蟹 エリーニュスを活躍させたい気持ちはありましたけど。ただ、サナさんを誰かと奪い合うみたいな展開は、なんか違うなーって。


Tさん(GM):なるほど、そう言われると納得。ただなぁ…だいぶ睡眠時間削ったんだよ、その上で何日も考え抜いて大団円を迎えようと腐心してきたわけなんですよ、ええ、そうやってようやく完成したエンディングへのシナリオがね、こう、丸ごとすっ飛ばされるとか、ちょっと想定外だったというか、なんというかね……取りあえずビールゥ!!


D君(ポッチ/ダイフク):そんなの知ったこっちゃありませんよ。


Sさん(プリン/サナ):ちょっとD君!?傷心のTさんに、研ぎたてナイフみたいな言葉を投げつけないで!!


Tさん(GM):そうだよね、そういうのはプレイヤーには関係ないもんねぇ…しょせん、GMの都合だし…(チビチビ)


D君(ポッチ/ダイフク):そんな事情を 微塵も感じさせない進行をしてくれたTさんは、最高のGMだと思いますよ!(ニッコリ)


Tさん(GM):D君…(じーん…)


Sさん(プリン/サナ):あっコイツ!?落としてから上げるとか、姑息な手段を使いやがるぞ!?


Rさん(ロノアロ):違っす。それ、D君の常套手段っす。


Cさん(アイ):そうだ!せっかくだから、Tさんは もともとはどういう流れにしたかったのか、聞いてもいいかな?


Tさん(GM):聞いてくれるの?実を言うとね、ラストは<討伐者協会>のトップの座を掛けて 真っ向勝負させたかったんだよね。


Cさん(アイ):サナさん派閥VSダイフクちゃん派閥の?…ああ!だからSさんとD君、キャラクターシート2枚持ちしてたのね。


Tさん(GM):そう。D君の方は使役機械獣のエリーニュスのデータシートも持ってた。


D君(ポッチ/ダイフク):イエーイ。今回のヒロイン、エリーニュスでーす。(データシートを公開する)


Sさん(プリン/サナ):あれ?ヒロイン認定そっちだったの?


D君(ポッチ/ダイフク):え?他に誰が?(真顔)


Rさん(ロノアロ):…相変わらず、書き込みやべぇ。


Tさん(GM):で、勝った方がこれからの<アヴェクス>を背負って立つ存在として、「俺たちの戦いはこれからだ」するつもりだった。


Cさん(アイ):エンディングの感じから思うと、だいたいそこには落ち着いたんじゃない?


Tさん(GM):まあ、どうにかね。時間も押してたから、それぞれのキャラクターのその後の描写ができなかったのが ちょっと心残りだなぁ。


Sさん(プリン/サナ):それなら今、プレイヤーが考えるキャラのその後とか発表しようぜぃ。


Tさん(GM):お?それ良いね!聞きたい聞きたい!


Rさん(ロノアロ):ちょい待って、追加注文させて!飲み物も頼んどきましょー。


Cさん(アイ):あたし、コレと飲み物コレ。任せて良い?


D君(ポッチ/ダイフク):僕はコレ。Sさんはコレ、Tさんはコレ。


Sさん(プリン/サナ):ちょ、待っ、粗挽きプリンピザなんか食わんわ!!


Cさん(アイ):…共食い…(ボソッ)


Rさん(ロノアロ):すいませーん!粗挽きプリンピザ2つー!


Sさん(プリン/サナ):なに増やしてんだよ!!


Rさん(ロノアロ):俺も食べたいなって。萌え萌えズグシュン(はぁと)してあげるんで、一緒に挑戦しましょーよ!


Sさん(プリン/サナ):やだあああ…(絶望)


Tさん(GM):よーし、じゃあ 誰から行く?


Sさん(プリン/サナ):言い出しっぺ、行きまーす!ミステリアスな眼帯美少女、プリンちゃんから。んっとねぇ……プリンちゃんはしばらくの間、サナちゃんのところでお世話になってるんだけど、段々クールー病の症状が進んできちゃって、それを少しでも抑えるために<アヴェクス>より医療の発達した集落に移ることになるのよ。で、そこの担当医さんに見初められて一緒に暮らすようになり、最期までいいモノ食べさせてもらいながらお世話してもらうっていう穏やかなエンディングを迎えます。


Cさん(アイ):ハッピーエンドに見せかけて切ない…


Sさん(プリン/サナ):サナちゃんの方は<討伐者協会>の会長をダイフクちゃんに譲って、シングルマザーしながら 母方の跡を継いでそっちの仕事に専念するのかな。


Tさん(GM):用意していたエンディングの、敗北者側に近い後日談だね。違うのは子どもがいるってとこだけ、かな?


Sさん(プリン/サナ):いんや。サナちゃんがダイフクちゃん食ってるから、実質 大勝利エンド。


D君(ポッチ/ダイフク):…屈辱。甲殻類にしか 卵産ませたくなかったのに。


Tさん(GM):待って、子どもを卵で産ませる前提はおかしい。


D君(ポッチ/ダイフク):ポッチ君は卵生ですよ。


Tさん(GM):そうだね、そうなんだけど!!設定としては間違ってない分、違和感が説明できない…


Cさん(アイ):そんなサナさんに下剋上を挑み、見事に返り討ちを食らって 美しく<アヴェクス>の露と散るアイーダ令嬢なのでした。


Sさん(プリン/サナ):あっけねぇな!!(衝撃で舞い上がる髪の毛)


Tさん(GM):あの、Cさん…?本当にそれで良いの…??


Cさん(アイ):薔薇は美しく散るものでございましょう?(不敵な笑み)


Rさん(ロノアロ):最後まで悪役令嬢を貫いたんだね!(拍手)


Sさん(プリン/サナ):そっか。よくよく思い返せば、ヴィランの集まりみたいなモンだしなぁ、今回のパーティ。


Rさん(ロノアロ):じゃあ、俺も散ろうっと!


Sさん(プリン/サナ):潔いな、なんなのもう!?(衝撃でふたたび舞い上がる髪の毛)


Rさん(ロノアロ):ロノアロはねー、もともと所属していた暗殺組織に戻るんだけど、そこのボスがサナの姉御に消されちまいました。で、そんなサナの姉御に復讐を挑み、見事に返り討ちを食らって 静かに<アヴェクス>の闇の中へと散ってゆくロノアロなのでした。


Cさん(アイ):だいたい あたしと同じやん。


D君(ポッチ/ダイフク):サナさん強すぎ。


Sさん(プリン/サナ):みんな、俺のセクスウィヒロインのサナちゃんのこと、何だと思ってんの!?


Sさん以外:<アヴェクス>の女帝。


Sさん(プリン/サナ):待って待って待って、何でそんな大層なものに祭り上げるの!?


Tさん(GM):後はD君だね。テストプレイで出した【パンドラ】との決着がついてないけど、倒しに行くの?


D君(ポッチ/ダイフク):そうですね、いずれ息子に<討伐者協会>の会長を譲った後になりますけど。それまでダイフクは ポッチ君と<討伐者協会>の運営に尽力します。


Cさん(アイ):…そうか!ポッチ様との駆け落ちエンドもアリだったね!


D君(ポッチ/ダイフク):ナシでゴザル。(即答)


Rさん(ロノアロ):おっとぉ?それがアリなら キミを殺してボクも死ぬ!の心中エンドでも良かったじゃーん。


D君(ポッチ/ダイフク):良くないでゴザル。(即答)ポッチ君は変なヤツとくっつけたりしたくないんだけど!!…ちゃんとしたトコのちゃんとしたお相手を、用意してあげたいんですよ。


Cさん(アイ):アイーダ令嬢は、由緒正しい<グリーディア>の血統なのにー。


D君(ポッチ/ダイフク):自分の都を滅ぼす令嬢とか需要ないです。もっとこう、蟹淵の主みたいな、絶対的な存在の方がいいなーとか。あ、そうしよう!ポッチ君は 蟹淵の人身御供にしよう!


Sさん(プリン/サナ):なんで自ら 一番酷い目に遭わせようとしてるの!?(衝撃にみたび舞い上がる髪の毛)


Tさん(GM):いやいや…<大地の加護>持ちなんだから、普通に【大地の姫神】がいるじゃないの…


D君(ポッチ/ダイフク):あ、そうだった。まあ、取りあえずは ダイフクのお供として、ポッチ君も余生を過ごすと思います。何十年後かに、テンプラ君を迎え討ったりするかもしれませんね。


Tさん(GM):ロマンシーング!


Cさん(アイ):…そういえば、ずっと気になってたんだけど。何で<天空の民>の人の名前って、みんな食べ物なの?


Sさん(プリン/サナ):揚げ物食いたくなって困るんだけど。で、食うと翌朝 胃もたれ辛いんだけど。


Rさん(ロノアロ):そっちは自己管理の問題っしょ…


Tさん(GM):だって、D君が初っ端から<堕天の民>に『ダイフク』なんてつけるから。


D君(ポッチ/ダイフク):本名は『ダイフク・イチゴ=カシワ=モチ』です。


Cさん(アイ):甘っとろしい名前だね!!…和菓子好きなの?


D君(ポッチ/ダイフク):いや別に。


Rさん(ロノアロ):D君、自キャラに食べ物の名前つけるの好きだよね。


Tさん(GM):(そうだったのか…)それで、関係者も似た系統にしないとって思って NPCに名付けしてたら、<天空の民>みんな食べ物の名前になっちゃった。


Sさん(プリン/サナ):あーチクショ、甘いモノ食いたくなってきた…


Rさん(ロノアロ):もう少ししたら粗挽きプリンピザ来るっすよ!…あ、ちょうど来た!


Sさん(プリン/サナ):ああああ、ホントに来たあああ!!(戦慄)


Rさん(ロノアロ):うっし、任せて下さいよ!…美味しくな〜れ!萌え、萌え〜デュクシ!!(はぁと)


Sさん(プリン/サナ):ぎゃああ、なんかわずかな旨味が破壊された気がするううう!!


Rさん(ロノアロ):D君も俺のに萌え萌えキュンやってよ。


D君(ポッチ/ダイフク):ヤだよ。Cさんにやってもらえばいいじゃん。


Cさん(アイ):むしろ あたしもRさんにやって欲しーい!


Rさん(ロノアロ):しょうないにゃー。美味しくな~れ、萌え萌えきゅるん☆


Cさん(アイ):水、ウッマ!!(グビグビ)


Tさん(GM):ナニコレ(困惑)


D君(ポッチ/ダイフク):楽しそうで何よりじゃないですか。


Sさん(プリン/サナ):Tさん、粗挽きプリンピザの討伐、少し手伝って〜!!


Tさん(GM):うん、嫌だ!!応援はしてあげるから頑張れ!美味しくなーれ、燃え燃えドギュン(はぁと)


D君(ポッチ/ダイフク):ナニコレ…(戦慄)


Sさん(プリン/サナ):いやあああ!!何したの!?Tさん、今、粗挽きプリンピザに何したのっっ??


Rさん(ロノアロ):美味しいね!(そっちは見ない)


Cさん(アイ):うん!(そっちは見ない)



 しばしの談笑。のち。

――これにて、反省会はお開きなり。

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