セッション反省会【お空の闇と鴉と人形】ヤパネーゼ復刻計画編 の振り返り
【注意】パンゲニアTRPGワールドガイド お空の闇と鴉と人形 本編 1.〜13.のネタバレを含みます。
非常にグダグダしているので、寛大な心で ゆるーくお楽しみ下さい。
――某所、『居酒屋ぱんげにあ』にて
Tさん(GMをやった人):(何枚か書類を広げながら)…と いうワケだから、一度 模擬戦みたいなことをやってみようか。僕らとしても初めての試みだからね。
D君(ポッチの中の人):了解です。そのうち、都合が付いたら 連絡入れますね。
Cさん(アイの中の人):あれぇ〜?集合時間よりずいぶん早く来てると思ったら、二人で何、ナイショ話してるんですかね〜?(D君の左隣を確保)
Rさん(ロノアロの中の人):ヒドイじゃないか、D君!この俺をほったらかして、取引先のやり手のおっさんと親睦を深めているなんて!!(D君の右隣を確保)
Tさん(GM):やり手のおっさんでごめんねぇ。ていうか、二人とも来るの早すぎでしょ…
Cさん(アイ):いやいや、ポジション確保は重要なので(真顔)
Rさん(ロノアロ):ほら、俺って人見知りなんで、親友の隣じゃないと緊張しちゃって喋れねっすしー?
D君(ポッチ):へー?ほー?R君、人見知りだったんだ。初めて聞いたんだけど。
Rさん(ロノアロ):俺とD君の仲だろ、言わなくても分かってるくせに!
Tさん(GM):ただの同僚としか聞いてないんだけど、そういう仲なの?(ちょっと引いた目)
Rさん(ロノアロ):そういう仲っす!
D君(ポッチ):正直、こんなヤツ 名前しか知りません。
Cさん(アイ):スゴイ温度差。
Rさん(ロノアロ):D君は俺にはデレないツンデレだから。会社では面倒見良くて、頼れる先輩なんすよ。年下だけど。
Cさん(アイ):Rさんにはデレないって、つまり…(察し)
Tさん(GM):Cさん、みなまで言っちゃ駄目。
D君(ポッチ):口寂しいんで、テキトーに摘めるもの、頼んでおきますねー。
Sさん(プリンの中の人):ええええ!?ちょ、なんでみんな揃ってんの!? 俺、集合時間 間違えてないよね?
Tさん(GM):お、Sさんが来たぞ。
D君(ポッチ):Sさん、やっと来たんですかー。時計、合ってます?
Sさん(プリン):えっ?まさかそんな…いや、合ってるし。(時計を確認)
Tさん(GM):大丈夫、集合時間 合ってるよ。なんか知らないけど、みんな早かったんだよ。(さり気なく書類を片付ける)
Sさん(プリン):だよな??あー焦ったわ。
D君(ポッチ):それじゃSさん、こちらの席へどーぞ!(席を立って Tさんの隣に移る)
Cさん(アイ)&Rさん(ロノアロ):はいぃ!?(驚愕)
Sさん(プリン):ああ、はいどうも。…なんか座布団あったか〜い…両隣の顔が怖〜い…
Tさん(GM):みんな時間通りに揃ったことだし、早速始めちゃいますかね。えー、ではでは。パンゲニアTRPGシステムを使用したセッションも3クール目ですね、無事 完遂 致しました!皆さん、お疲れ様でした。これより第3回目の反省会を開催いたしまーす!
一同:わ〜(パチパチパチ)
Tさん(GM):さて、今回はRさんが初参加となったわけだけど…もしかして、TRPG経験者だったりする?
Rさん(ロノアロ):いや、生身の人間相手にやるのは初めてっすよ。それっぽいインディーゲームならよくやってるすけど。
Tさん(GM):なにそれ、そんなのあるの?後で詳しく教えて。
Rさん(ロノアロ):オッケっす!…まぁ、もともと俺、ゲームは食わず嫌いしないたちなんで。
D君(ポッチ):何やらせても変態プレイするもんね。
Cさん(アイ):ヤダ、卑猥。
Sさん(プリン):男キャラで初参加のくせに ヒロインの座を狙って来るのは、さすがに反則だわ。見事な変態プレイだったわ。
Rさん(ロノアロ):お褒めに預かり光栄至極。
Tさん(GM):ほんと、今回はFさん(ツッコミ)がいなかったからか、みんなキャラが暴走してたね。
Cさん(アイ):Fさんの怒涛のツッコミも見てみたかったけどね。USJ行ってるんだっけ?
Sさん(プリン):海遊館も行くって言ってた。クソぅ、すっかり幸せなパッパになりやがって!幼稚園の頃は 俺のがよっぽどモテてたのに!!
Tさん(GM):はいはい、Sさんは後ろに素敵なお婆ちゃんがいっぱいいるから、今でもモテモテだよ。
Cさん(アイ)&Rさん(ロノアロ):ヒイ!?(バッと距離を置く)
Sさん(プリン):やめて、Tさん!今日は一緒に帰ってくれるFちゃんがいないのよ!?
Tさん(GM):…?まあいいや、話 戻しちゃうよ。その、濃ゆいキャラ付けに使えるかと思って用意した<特徴>を早速D君、使ってくれてたね。使用感はどうだった?
D君(ポッチ):いやー、強かったですね<大地の加護>。攻撃面では無双じゃないですか!
Cさん(アイ):ホント、スゴいオーバーキルダメージ出しまくってたね。何だったの?その、<大地の加護>って。
Tさん(GM):戦闘時の判定と与ダメを強化する代わりに、それ以外の判定全てにペナルティがつく<特徴>だよ。想定としては、戦闘狂みたいなキャラに付けるつもりのものだったんだけど…
D君(ポッチ):いざという時しか役に立たない、見事なポンコツになりましたね!
Tさん(GM):まさか、最低の出目でしか落ちれない隠し通路まで引き当てるとは、恐れ入ったよ。
Rさん(ロノアロ):普段のD君からは想像もつかないドジっ子姿が見れて、満足っす。
Sさん(プリン):ちなみに<星空の加護>ってのもあったよね?そっち取ったらどんなだった?
Tさん(GM):真逆で、戦闘時の攻撃的技能全ての判定にペナルティ。捜索判定に特化する感じのサポート要員が作れるはず。それに、回復技能とか味方へのバフにはペナルティないよ。
Cさん(アイ):攻撃的技能…あ、スパイシーひとくちカツあたしです。つくねチーズはそっちの2人。
Tさん(GM):うん。命中、回避、与ダメ、与デバフ…の判定ね。
D君(ポッチ):エビカニナゲットも頼んでおこう。
Rさん(ロノアロ):後衛のカンナギに持たせれば、デメリットなさそう。
D君(ポッチ):そう思うけど、捜索技能持ちのハジキヤじゃないと出来ることがほとんどないですよね。<星空の加護>を活かしたかったら、ジョブが固定されちゃうっていう。
Rさん(ロノアロ):あ、なーるほどね。
Tさん(GM):そうだなぁ。もっと汎用性のある<特徴>も用意しないと。
Sさん(プリン):でもさ。今回、俺とCさん ハジキヤかぶりしたけど、割と差別化できてなかった?
Cさん(アイ):そーね。持つ武器で、前衛後衛にそれぞれ分かれられたし。
D君(ポッチ):そう言えばCさん、なんでクスシ取ったのに(回復の)薬 1つも持たないんですか?
Cさん(アイ):イケメンに癒やしてもらいたかったから。(真顔)
Rさん(ロノアロ):烈しく同意。(真顔)
Sさん(プリン):てかさ、今回はD君、えらい顔面チート設定付けてきたよね。どういう風の吹き回し?
D君(ポッチ):いや、純粋にイエスマンハーレムってどんな感じか、体験してみたくて。
Cさん(アイ)&Rさん(ロノアロ):イエース!!(Sさんを挟んでハイタッチ)
D君(ポッチ):でも、絶っ対、コレジャナイと思うんですよ。(神妙な顔)
Tさん(GM):あー…コレジャナイねぇ。(苦笑)
D君(ポッチ):ドラクエの作戦で言うところの「おれにまかせろ」をやりたかったのに、ボス(月世見)戦なんか デバフ入れて回復してたら Cさんのアイテム投げで終わっちゃったし!!
Cさん(アイ):あれはごめんね。あそこまでHP削れてると思わなくて…
Sさん(プリン):すげぇ硬かったもんね。もともとHP、低かったとか?
Rさん(ロノアロ):(ちょっと考えてから)…つーかあれ、最初に無敵時間がありましたよね?
Tさん(GM):っ!?(衝撃)…ど、どうして分かった?(冷や汗)
Rさん(ロノアロ):最初のターン、回避判定してないのに防御行動もしてなかったすよね。つまり、当たったところで何の判定もする必要がなかったってことっしょ?被ダメが確定でゼロなんだから。
Sさん(プリン):ヤダ、何この子、そこまで見てるの?怖っ!!
Tさん(GM):スゴイね、その通りだよ……ネタバラシしちゃうと、プレイヤー側が先手を取れれば無敵時間は発生しなかったんだ。取れなかったから、何もしない場合 最初の5ターンが無敵状態だった。
Cさん(アイ):でも、でもさ?あの先制値じゃ、最速のロノ君でも相当イイ目を出さないと 先手は取れなかったよ?実際、取れてなかったし。
Tさん(GM):うん。だからパーティ構成から考えて<月世見>に何かしらの弱体効果や状態異常を入れたり 5ターンが経過したら、操縦してるテンプラ君が操作酔い起こして、無敵モードが解除される仕掛けにしておいた。だから5ターンも無敵時間続かなかったでしょ?
D君(ポッチ):そういうことかー。デバフ入れて正解だったんだ。…大技は撃ちそびれたけど。
Sさん(プリン):それ聞くと、一発目から最大火力ぶち込んで無効化される悲劇は免れたね。「全力発動がかき消された、だと…!?」みたいなロールプレイが出来なかったのは残念だけど。
Rさん(ロノアロ):それいい!!やりたかった!!
D君(ポッチ):…キャラクター的に、なんか違くない?
Sさん(プリン):はまぐりの酒蒸しうめぇ。
Tさん(GM):まあ 次のボスも、みんなびっくりの仕掛けを用意しておきますよ(ニヤリ)
Cさん(アイ):Tさんが悪い顔で笑ってるー。Sさんとか人知れず消されそうー。
Sさん(プリン):なんで俺が消される担当の被害者なの!?(衝撃で舞い上がる髪の毛)
Rさん(ロノアロ):埋めるときはお手伝いするっすよ!
D君(ポッチ):…余計な奴に顔を見られた。コイツも一緒に埋めておきましょう。
Tさん(GM):ちっ、仕事を増やしやがって……待って。僕、悪いおじさんじゃないよ?(ぷるぷる)
D君(ポッチ):すごく様になってましたけど。
Tさん(GM):D君も、随分と慣れた感じでセリフが出てきたようだけど。
Sさん(プリン):まあまあまあ。Fちゃんがいないと誰も止めてくれないんだから。
Cさん(アイ):そう?Fさんもノリノリで参加すると思うよ。
Rさん(ロノアロ):TさんとFさんの掛け合いって、どんなンすかね。見てみたい。
Cさん(アイ):そうねー。そう言われると、いつもどっちかがGMやるから プレイヤー同士の掛け合いって見たことないな。次回のセッションも、TさんがGMやってくれるし。
Tさん(GM):まだキャンペーン自体が終わってないからねぇ。誰か次の次、GMやらない?
Sさん(プリン)&Cさん(アイ)&Rさん(ロノアロ):いやいやいやいや。
Tさん(GM):そっか(しょぼん)やりたくなったら、いつでも立候補してね。
D君(ポッチ):取り敢えず次回は、引き続き ポッチ君 使って良いんですよね?
Tさん(GM):うん。話としては続き物だから。後で時間ある時、Sさんにも相談があるんだけど。
Sさん(プリン):いいよいいよ。トイチで貸すよ。
Tさん(GM):Sさんにだけは、お金の相談しないよ?(にっこり)
Cさん(アイ):今日はラストオーダーまで まだ時間あるから、もう少し何か頼みましょ?食べたいものとか飲みたいものある人ー!
Rさん(ロノアロ):メニュー見せてー。
Sさん(プリン):狭い狭い!!俺のことないがしろにしないで!
D君(ポッチ):…場所代わっておいて良かった。
Tさん(GM):Rさんもすっかり馴染んでるねぇ。僕も上がるまで少し呑んじゃおう、何にしようかな。
しばしの談笑。のち。
――これにて、反省会はお開きなり。