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セッション反省会【ようこそ、滅びを滅ぼす都へ】4話〜6話の振り返り

【注意】パンゲニアTRPGワールドガイド ようこそ滅びを滅ぼす都へ 本編 4話から6話のネタバレを含みます。

非常にグダグダしているので、寛大な心で ゆるーくお楽しみ下さい。

――某所、『居酒屋ぱんげにあ』にて

(注:この日は女子大生が参加しているので、アルコールは入っていません)



Tさん(テンテンの中の人):お〜い、Cさんたち、席こっちだよ~!


Cさん(クルトの中の人):いたぁ!Mちゃん、やっと見つけたよ!


Mちゃん(モーラの中の人):すみません、お待たせしましたぁ。


Sさん(ノインの中の人):いんやぁ?ゼーンゼン、待ってないよー!(既に空の皿をいくつか積み上げて)


Fさん(GMをやった人):Sの「待ってない」は意味が違うけどな。ま、とにかく全員 揃ったことだし、今日は俺が音頭をとっても良いのかな。


Tさん(テンテン):もちろん。行っちゃって行っちゃって!


Sさん(ノイン):地獄の果てまで行っちゃって〜!


Fさん(GM):てめぇが独りで行って来いよ。……コホン、それでは。パンゲニアTRPGシステム、セッション2クール目が無事 完遂しました!お疲れ様です!そんなわけでこれより、第2回セッション反省会を行いたいと思います。ご意見ご感想、ご自由にどうぞ!


Sさん(ノイン):俺の分、今日はFちゃんの奢り?


Fさん(GM):んなワケねぇだろ!…そういやTさん、今回はプレイヤーやってみてどうだった?


Tさん(テンテン):うん、Fさんにしては優しいバランスだったと思った。いつもならもっと殺しにくるよね?


Fさん(GM):そこはまあ、人生初の参加者もいる訳だし。まずは楽しんでもらわねぇと。


Cさん(クルト):Mちゃん、どうだった?


Mさん(モーラ):あ、えっと、楽しかったですよ!なんか、みんな人格 変わっちゃって!


Cさん(クルト):変わってないよ、大体みんな素だったと思う。


Fさん(GM):素でヒロインムーブをかます強面Tさん。(ニッコリ)


Tさん(テンテン):筋肉ダルマFさんに強面とか言われるのは心外だなぁ。(ニッコリ)


Sさん(ノイン):ヤだ、このイカツイおっさんたち怖い。


Cさん(クルト):そうだよ、ヒロイン!最初あたし、Mちゃんにヒロインやらせようと思ってたのに、いつの間にかテンテンちゃんが正妻になってたよね!?


Tさん(テンテン):あ…ごめんね、Mちゃん…


Mちゃん(モーラ):いえいえ、お構いなくぅ。カップル成立を隣で眺めるプレイは良いものでしたよぉ。


Tさん(テンテン):本来ならD君のPCの相手役に良かったんだけどね。


Sさん(ノイン):そういやつくねチーズ、今回ドタキャンだったの?


Tさん(テンテン):何、つくねチーズって…


Fさん(GM):ちっとひと悶着あってな。ドタキャンってほど土壇場じゃねぇけど…急な出張が入ったとかで、PCデータだけ寄越して 今は九州に行ってるみたいだ。


Cさん(クルト):残念。イケメンだって言うから楽しみにしてたのに。


Fさん(GM):次は絶対来るって。…多分、変な奴もついてくる。


Mちゃん(モーラ):そのDさんって、どんな感じのイケメンなんですかぁ?


Tさん(テンテン):んーそうだな、僕は『凡人組』のタツヤに見た目 似てると思った。


Mちゃん(モーラ):???(困惑)


Cさん(クルト):ごめん、あたしも全然 分からない…(困惑)


Tさん(テンテン):そっかぁ…『静かなるドン』描いてた新田たつお先生の別作品のキャラなんだけど…


Fさん(GM):一発で分かる女子のが珍しいって…俺は知ってるけど。


Cさん(クルト):どんな感じ?


Tさん(テンテン):絶対に誰とも寝ないと言われる、元殺し屋の伝説のホスト。


Sさん(ノイン):『凡人組』は知らないけど、そう言われるとアイツ、そんな感じする。…気軽に竹串刺してくるし。


Fさん(GM):うん、次回のお楽しみってことで。


Mちゃん(モーラ):残念ですぅ。もうすぐ学校、始まっちゃうし。


Cさん(クルト):姉ちゃんが写真取らせてもらうから、ね。


Tさん(テンテン):次に参加できるときあったら、Mちゃんもヒロインにしてあげたいね。


Sさん(ノイン):JDに奪られるならともかく、強面のオッサンにヒロイン枠奪られるの解せない。


Cさん(クルト):え?だって、ノインさん 女の子じゃないでしょ?


Sさん(ノイン):!?なに、どういう事!?(衝撃で舞いあがる髪の毛)


Mちゃん(モーラ):私もてっきり、オカマさんかと……


Sさん(ノイン):そんな!ノインちゃんは女性のお姉さんよ!?テンテンちゃんだって姐御呼びしてたし…


Tさん(テンテン):オネエさんと言う意味での『姐御』なのです。


Cさん(クルト):クルト君、ハーレムパーティだったのか…知らなかったわー。


Tさん(テンテン):ハーレムパーティとはいえ FさんがGMやると、正統派な冒険モノになるよね。


Fさん(GM):そう?あんまり奇をてらったりしねぇからかな。


Sさん(ノイン):(小声で)脳筋だから。


Fさん(GM):…お前、もういっぺん つくねチーズに爆破されて来いよ。


Cさん(クルト):Mちゃん、何か飲みたいものない?一緒に注文するよー。


Mちゃん(モーラ):飲み物よりデザートが欲しい。ジョッキパフェ、これ良いなー。


Cさん(クルト):美味しそうだけど、デッカイね…姉ちゃんにはちょっとキツイわ。


Fさん(GM):今回、充電30%の<アーカディウス>出してみたけど、プレイヤー側からみてどう?


Tさん(テンテン):システム的には普通のちょっと強いボスなんだけど、消費アイテムいろいろ試せて面白かった。クルト君が、胴体部分に罠 仕掛けるとか言い出して、正気かよとは思ったけど。


Cさん(クルト):いやだってさ。足元に仕掛けるの、意味なさそうだし。


Fさん(GM):数値上の効果は変わらないけどな。演出としてはありだと思う。


Tさん(テンテン):もっと育ったキャラクターで、本気の<アーカディウス>を討伐してみたいね。FさんがGMのときに。


Fさん(GM):Tさんは<アーカディウス>出さねぇの?


Tさん(テンテン):次のシナリオでは無いかな。シティシナリオというか、ちょっと内輪の話をやりたい。


Sさん(ノイン):次こそはヒロインに返り咲いてやる!


Fさん(GM):出来るモンならやってみろよ…


Tさん(テンテン):それ以前に、咲いたことがない気が。


Cさん(クルト):残念だったな、次のヒロインの座はあたしが頂いた!


Sさん(ノイン):果たしてそう簡単にヒロインの座が手に入るモノかな?


Tさん(テンテン):いつも逃している人が言うと説得力が違うね!


Fさん(GM):ぶふっ(噴)……汚してスンマセン(拭)


Mちゃん(モーラ):お気になさらずぅ。


Sさん(ノイン):今こそ「汚らわしい」とか言うべきだったんじゃね?


Mちゃん(モーラ):(Sさんを見ながら)穢らわしい。


Sさん(ノイン):…Cさんの妹さん、とっても素直ね…


Cさん(クルト):素直で可愛いでしょ!


Tさん(テンテン):ヒロインはこうあるべきだよね。てことは…次はCさん、女性キャラでいくの?


Cさん(クルト):男ヒロインがご希望なら、そちらでも構いませんが?


Tさん(テンテン):正統派な方でお願いします。(期待はしないけど)


Sさん(ノイン):よっしゃ、任せろ!


Fさん(GM):何でSが返事してんだよ…


Sさん(ノイン):『正統派』『ヒロイン』このワードで呼び出された気がして。


Mちゃん(モーラ):もういい、戻れ!Sさん!!


Cさん(クルト):お呼びでは無かったようです。属性の相性が悪かったのね。


Sさん(ノイン):この俺に、『邪道』の『ヒーロー』になれと!?


Fさん(GM):……(何か考えてる)ふむ。


Tさん(テンテン):あ、そうだ。気の早い話だけど、パンゲニアTRPGシステムのルールもまとまってきたし、そろそろデータを拡張しようかな〜とか考えてるんだ。


Cさん(クルト):どこのデータ?ジョブ?エネミー?


Tさん(テンテン):んー全体的に、かな。次のセッションが無事に完遂したら着手しようと思ってる。


Fさん(GM):ルルブ出来たら、初版でいいから見せて欲しいな。


Tさん(テンテン):お?GMやる気満々ですね?


Fさん(GM):PLも実はやりてぇけど。…Tさん、最強の<アーカディウス>と戦らせてよ。


Sさん(ノイン):出た、バトルジャンキー発言!


Tさん(テンテン):僕も最強形態<アーカディウス>倒したいんだけど。CさんかSさん、GMやらない?


Cさん(クルト):まぁ、いつかはね…


Sさん(ノイン):俺、シナリオとか思いつかないし。


Mちゃん(モーラ):私、興味はありますよぉ。


Tさん(テンテン):来た!!期待の新星!!


Cさん(クルト):さすが、Mちゃん!


Mちゃん(モーラ):私もシティシナリオ?ていうんですかね、<アヴェクス>内の日常的な事件の解決みたいなのをやってみたいですぅ。なんとか殺人事件とか。


Fさん(GM):それだと<アヴェクス>内で、日常的に殺人事件が起こってるように聞こえるんだが…


Tさん(テンテン):サナさんが裏で糸引いてそう。


Sさん(ノイン):俺の狐耳ヒロインのサナちゃんを何だと思ってんの!?


Fさん(GM)&Tさん(テンテン):マフィアの女ボス。


Sさん(ノイン):待って待って、なんかスゲェ大物になってない?


Cさん(クルト):Sさん、すごい出世してるー。いいなー!


Sさん(ノイン):思ってたのと違う…


Fさん(GM):…おっと、もうこんな時間か。今日は若い娘もいるし、そろそろお開きにしておきますか!


Tさん(テンテン):そうだね。Cさんたち、送って行こうか?


Cさん(クルト):大丈夫ですよ、あたしの車で一緒に来たんで。


Sさん(ノイン):じゃ、俺も一緒に乗せてって。


Cさん(クルト):真反対方面に向かうオッサンはちょっと…


Mちゃん(モーラ):お姉ちゃん、若いイケメンだったら乗せてくの?


Cちゃん(クルト):もちろん、実家までお持ち帰りよ。翌朝イチで役場にも連れてくよ。


Fさん(GM):何という計画的犯行。


Tさん(テンテン):途中まででいいなら僕が乗せてくよ?


Sさん(ノイン):途中までならヤだよ。絶対Tさん、分かれ道にある墓地で降ろすでしょ。


Tさん(テンテン):だってあそこまでしか方向 一緒じゃないし。あそこのお墓、身元のはっきりした霊しか来ないから 取り憑かれる事もないよ?


Fさん(GM):待ってTさん。身元のはっきりした霊って、何?


Sさん(ノイン):Fちゃん、今日は一緒に帰ろう!


Fさん(GM):素直に電車で帰ればいいだろ…


Sさん(ノイン):それもそうだ。まだ終電まで何本もあるし。


Cさん(クルト):そのうちのどれかが きさらぎ駅に…


Sさん(ノイン):止めてええ!!


Fさん(GM):まあ、取り敢えず。今日のところはこの辺にしときましょう!お疲れ様でした!


一同:お疲れ様でしたー!




――これにて、反省会はお開きなり。

パンゲニアTRPGワールドガイドシリーズは、まだ続きます。

次回作でも、セッション完遂後に反省会を行いたいと思っています。


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