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セッション反省会【ようこそ、滅びを滅ぼす都へ】1話〜3話の振り返り

【注意】パンゲニアTRPGワールドガイド ようこそ滅びを滅ぼす都へ 本編 1話から3話のネタバレを含みます。

非常にグダグダしているので、寛大な心で ゆるーくお楽しみ下さい。

――某所、『居酒屋ぱんげにあ』にて



Sさん(サナの中の人):オヤジさん、串焼きもう一皿追加!あとビールも。


Fさん(ファズの中の人):いや、もうちょい待ってろよ!


D君(ダイフクの中の人):この人たち、リアルでもこんな感じなんですか?


Tさん(GMをやった人):そう。SさんとFさん、付き合い長いから。


Fさん(ファズ):オラ、S!Tさんが音頭、取れねぇだろ。何しに来たと思ってんだ!


Sさん(サナ):タダ飯 食らいに来たんだけど、何か問題でも?


Fさん(ファズ):問題しかねぇわ!ああ、もういい。Tさん、始めようぜ!


Tさん(GM):はい、了解!え〜、無事 パンゲニアTRPGシステムを使用した初セッション、1クールが完遂致しました!皆さんお疲れ様です。よって、本日は次回のより良いプレイのためのご意見ご要望を賜りたく、反省会を開催いたしまーす!どうぞ、忌憚のない意見をお聞かせ下ーさい。


一同:わ~(拍手)


Fさん(ファズ):あ!早速だけど、俺からいい?バトルバランス、クソじゃね?


Sさん(サナ):Fちゃん、オブラート!! そこは、おウンコあそばしてらっしゃらない?とか…


D君(ダイフク):滅茶苦茶オブラートから溢れ出してる!!


Tさん(GM):いや、君らさ…ここ、飯処だからね?


Fさん(ファズ):エラいすんません、主に横のコイツが(Sさんを指さして)。…いやまあ、序盤は弱すぎだろとか思ってたら…ラスボス何だよ、アレ。


Sさん(サナ):回避特化キャラ絶対殺すマン。


Tさん(GM):うん。ダイフク君の防御無視攻撃が強すぎたから、盾役崩そうと思って。いつもノーダメで倒されてたから、きっと敵さんも対策したんだよ。


D君(ダイフク):何か僕だけ、桁のおかしいダメージ 出てましたもんね。…あれ?でもFさん、戦闘入る前に【回復薬】結構ガッツリ用意してませんでしたっけ?


Sさん(サナ):してた。だから俺、【浄化薬】しか持っていかなかったんだけど。


Fさん(ファズ):……多分、ガチャガチャうるさいから、その辺に置いてきちゃったんだよ……(目を逸らしつつ)


Sさん(サナ):俺のセクスウィヒロインサナちゃんは、脳筋猫のせいで死にかけたってわけねー。


D君(ダイフク):えっ?ヒロインはカシオペアでしょ?(真顔)


その他:えっ…?(困惑)


Fさん(ファズ):そういや今回のシナリオ、女の子いなくね?


Sさん(サナ):狐耳のクールビューティーヒロインならここに(ドヤァ)


Fさん(ファズ):オッサナはお呼びでねぇよ!じゃなくて、NPCの美少女枠が軒並み甲殻類になっちまった気がするんだけど…


D君(ダイフク):それがどうしたんですか?甲殻類は基本的に美少女枠ですよね?(真顔)


Tさん(GM):あっ…この子、想定よりかなりヤベェ奴だ……っ!


Sさん(サナ):知ってた。キャラシに詳細なヤドカリ型機械獣の設定書き込んでる時点で気付いてたし。


D君(ダイフク):ああっと、勘違いしないでくださいよ!僕にとっての美少女枠が甲殻類ってだけで、水生生物はすべからく愛してますからね!!


Tさん(GM):何のフォロー?ねぇ、それ何のフォローしてるの?


Fさん(ファズ):なるほどな。確かにコイツは期待の新人だぜ…


Sさん(サナ):ハマグリの酒蒸しうめぇ。


D君(ダイフク):ところで。セッション中はあまり細かいこと気にしてなかったんですけど、設定とかシナリオとかについて、ここで訊いちゃってもいいんですか?


Tさん(GM):もちですよ。むしろ、こういう場じゃないと聞かないでしょ。


D君(ダイフク):ですよね。結局のところ、カシオペアver.2 って、野放しなんですか?


Tさん(GM):今のところ、野放しだね。人工知能を搭載されて、そのまま放流されたりしてるし。


Fさん(ファズ):うわぁ…今後はソイツらも、討伐対象になったりすんの?


Tさん(GM):しても良いのだよ?(ニヤニヤ)


Fさん(ファズ):マジかぁ…そっかぁ…(何か考えている様子)


Sさん(サナ):そういや、次のGMはFちゃんがやるんだっけ。


Fさん(ファズ):一応、その予定。あーそれに関連して、<模擬体>の強さってどの位?<充電体>と<アーカディウス>と比べた場合の話。


Tさん(GM):<充電体>は、そこまで強いのは想定してない。強化された一般エネミーってとこかな。<アーカディウス>は充電度合いによって、強さが変わるように設定してある。システム的なことを言うと、プレイヤーキャラクターの成長度合いに合わせて、段階的に強化できるようになってる。


Sさん(サナ):すっからかんだと弱い?


Tさん(GM):弱い。<充電体>と どっこいってとこ。今 用意してあるデータだと、充電0%、30%、60%、90%…まだ用意してないけど、いずれ 過充電<アーカディウス>も用意しようかな、と。


D君(ダイフク):今回のラスボスだった<模擬体>は充電何%くらいでした?


Tさん(GM):<アーカディウス>充電60%くらい。そっちが強い武器持ってたから、攻撃は通ると思って。でも、最強にはまだまだ遠いよ〜?


D君(ダイフク):過充電カシオペアで対抗だ!


Sさん(サナ):負荷二耐エキレマセン、自爆シマス。


D君(ダイフク):止めてえええ!!


Fさん(ファズ):すんません、追加オーダーお願いしまーす!…え?ラストオーダー?


Tさん(GM):に、しても。今回のセッションを振り返ってみると、最初っから最後までサナさんが余計なことしてるだけだった気がするんだけど。


Sさん(サナ):ダイス目が悪い、それだけのことさ。(涼しげな髪をかきあげながら)


Fさん(ファズ):驚くほど的確に、大事な局面で外してくれたからな。


Sさん(サナ):ヒロインじゃなかったら、許されなかったかもね!(おデコ キラッ☆)


Fさん(ファズ):ヒロインじゃねぇから、許されてねぇよ!


D君(ダイフク):別に大事な事ではないんですけど、Sさんには 勝手にイケメン設定も つけられちゃいましたねー…


Tさん(GM):あれ?ダイフク君、イケメンじゃなかったの?主人公補正かと。


D君(ダイフク):最初はモブ顔のつもりだったんですよ。でも、カシオペアの設定を書き込んでる間に「絡みに使うから美形にしといて」って、キャラクターシートの余白に追加されちゃって。


Fさん(ファズ):駄目だろ、他人の設定いじったらよぉ。


Sさん(サナ):リアルイケメンにモブ顔ダックスフンドの気持ちが分かってたまるかよ!


Fさん(ファズ):じゃあ何でお前はいつもヒロインになろうとするんだ、と訊いてもいいか?


Sさん(サナ):そんな事を訊いてどうするつもりだ。次は貴様がヒロインになろうとでも言うのか?


Fさん(ファズ):昔からお前はそうだ。なれもしないヒロインに執着し、挙げ句 マトモな女性キャラにすらなれずにオッサン化する。どうしてそこまで……!!


Sさん(サナ):解せぬだろうな、脳筋を貫くだけの貴様ごときには…


Fさん(ファズ):…いい加減、誰か止めて。


Tさん(GM):もう全部、来たよね?すみませーん、そろそろこれでぇ(指をバツにしながら)


D君(ダイフク):あれ?僕のつくねチーズ来ました?


Sさん(サナ):来てたよ。美味かった。


D君(ダイフク):来てた…?ええええ⁉ コレは、あれですか?ちょっと、分からせなければならないヤツですか⁉ (つくねチーズがあったはずの竹串を握りしめながら)


Fさん(ファズ):いいぞ、やっちまえ!


Tさん(GM):待った待った待った‼ 完全に同意するけど、リアル流血沙汰は止めよう?次はFさんがGMやるから僕は手出し出来ないけど、次の次辺りで殴れるようにしてみるから!(D君の闇堕ちシナリオとか面白いかも…ちょっと考えてみよう)


D君(ダイフク):Tさんがそこまで言うなら…(サクッとな)


Sさん(サナ):ぎゃあああ!この子、そこまで言うなら…とか言って普通に刺してきたぁ‼


Fさん(ファズ):血は出てねぇからセーフセーフ。


Tさん(GM):すっかり打ち解けてくれたみたいで、おじさん ひと安心だよ(にっこり)


Fさん(ファズ):つくねチーズはまた今度な。S、ちゃんとてめぇが支払えよ?


D君(ダイフク):次はないですからね?


Sさん(サナ):やだぁ、ガン飛ばしイケメン、怖〜い!(キャピ☆)


Fさん(ファズ):…アイツ、消されるんじゃね?


Tさん(GM):Sさんが消されるトコ、一回くらい見てみたいよね。


Sさん(サナ):えっ?俺、そんなにヘイト稼いちゃってるの⁉


Fさん(ファズ):自覚ナシでさらにポイントアップ。


Tさん(GM):さてと、そろそろお開きにしますか!


D君(ダイフク):初めて参加させてもらったけど、いやー 楽しかった!また声かけてくださいね。


Tさん(GM):こちらこそ、女性NPCが全員甲殻類になるとか、新鮮な体験だったよ。都合ついたら、またよろしくね。次は自分もプレイヤー参加するから、楽しみだな。


Sさん(サナ):次のセッションは Cさんにも声、かけてみてよ。


Tさん(GM):OK、都合つくといいな。(D君を見ながら)食いつきは良いかもしれないけど。


D君(ダイフク):そうだった、Fさん!コレ、僕んとこのパスワードです。『クラハン』ログインする時、声かけて下さい。


Fさん(ファズ):おう、サンキュー!……(ヤドカリ、脱ぎます?…なんだコレ)


Sさん(サナ):では皆さん、ご馳走様でした。


Tさん(GM):Sさん、食い逃げは駄目だよ?ほら、ジャンプしてごらん?


Sさん(サナ):(ちゃりん)心の友、Fちゃんが立て替えてくれると聞いて。


Fさん(ファズ):いつどこで誰に聞いたよ⁉ また嫁に怒られるだろ…


D君(ダイフク):会計まだですか?もうタクシー着いてますよ?


Sさん(サナ):しゃーないなー。今日のところは払っておいてやるよ。


Tさん(GM):…常に自分の分は払って下さい!じゃ、今日はこれで。


D君(ダイフク):お疲れ様でーす!


Fさん(ファズ):おう、おやすみー。


Sさん(サナ):ボナノーテ!……やっべ、今通ったの 終電か⁉




――これにて、反省会はお開きなり。

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