中に、こんな人たちが入っています
※注意※
この回では本編のネタバレはしていませんが、『パンゲニアTRPG ワールドガイド』の登場人物の中の人について書いてあります。気に入ったキャラクターのイメージを絶対に崩したくない方は、本編の方だけオススメします。どうぞ、ご了承ください。
<パンゲニアTRPG ワールドガイド>は、とあるTRPG 好きの仲間たちが集まって、楽しくオリジナルTRPG のセッションしている様子を 物語として書き起こした小説です。常連メンバーがいたり、新しく参戦する人がいたり、ゲスト参加する人がいたりと、中の人の事情もいろいろです。
彼らは1クールのシナリオが終わると行きつけの居酒屋に集まり、セッションに参加したメンバーで反省会という名の打ち上げをします。そこで各々が演じたプレイヤーキャラクター(PC)の裏設定を披露したり、互いの活躍を称え合ったり、ゲームマスター(GM)にシナリオ外の質問をしたり文句をつけたり、制約を取っ払って自由に語り合うのです。
それでは、ぱっと見その辺にいそうなのに実は個性強めな、参加者の皆をご紹介しましょう!
・プレイヤーTさん
中学生の頃からGMになることが多い、年季の入ったベテランメンバー。仲間内ではまとめ役的な存在の男性。【ようこそ、滅びを滅ぼす都へ】1〜3話と【お空の闇と鴉と人形】ではGMを努めている。北関東出身の強面だが、素が出るとちょっと口が悪くなるだけで、とても良い人。元ヤンとかじゃないよ。この世の者とそうでない者を区別しない主義。
・プレイヤーSさん
学生時代からTさんと交流のある、こちらもベテランプレイヤー。ソード・ワールドではグラスランナーに定評のある自由人。男性だが、やたらヒロインポジションの女性キャラを演じたがる。なお、持ち前の人間性のせいで、可愛いヒロインになれたことは一度もない。大事な局面で出目が腐る人。二次元ではでっかい武器を振り回すロリ巨乳が好物でも、リアルロリはちょっと苦手。
・プレイヤーFさん
面倒見の良いバトルジャンキー味のある男性。Sさんの幼馴染で当人同士は腐れ縁と言っている。TRPG 歴は比較的浅いが、GMを務める事もある。【ようこそ、滅びを滅ぼす都へ】4〜6話ではGMを努めている。攻撃力の高い前衛キャラを作るのが好きで、脳筋プレイヤーになりがち。実はリアルマッチョで、本人自体の戦闘力も高いと思われる。子煩悩な愛妻家で、妻や娘を背中に乗せて筋トレするのが日課。
・プレイヤーD君
期待の新人。Tさんとは本業の取引先で知り合い、何故かTRPG の話題で盛り上がって意気投合した。メンバー内では一番若く、見た目はかなりのイケメン。真面目で穏やかな好青年なのに、自宅の全ての部屋が水槽で埋め尽くされているため 人間の彼女がいた事はない。性的嗜好は甲殻類(両刀)。本人は否定しているが、そこはかとなくSっ気を感じる。
・プレイヤーCさん
Tさんの同僚で少々面食いな女性。TRPG に興味を持ったのも、ルールブックの表紙に好みのイケメンが描かれていたから。参加して初めの頃は好みのイケメンキャラを作ることが多かったが、最近は女性キャラで他のプレイヤーに絡むのも楽しくなってきた模様。バランスにこだわり、器用貧乏になりがち。何も言わず微笑みながら座っていれば、深窓の令嬢に見えなくもない。
・プレイヤーMちゃん
ゲストで参加したCさんの実妹で、引っ込み思案な現役女子大生。元々ゲーム自体は好きで、セッションに参加して楽しそうな姉の様子を見て、TRPG にも興味を持った。フクロウカフェの常連客で推しメン(メンフクロウ)に仕送りの半分を貢いでいる。いつか本メンバーになって欲しいものです。
・プレイヤーRさん
D君の同僚。「俺というものがありながら、よそのおっさんと遊んで来たなんて!」などと意味不明な事を言いながら飛び入り参加。飼ってはいないが、爬虫類がすごく好き。ニンジャも好きで、ニンジャっぽい(でも忍ばない)キャラを作れると聞いてウキウキ待機中。歳の割に職歴が多彩で、水産加工工場と男の娘メイドカフェを兼業勤務していたこともある。
以上が現在<パンゲニアTRPG ワールドガイド>に参加中・ゲスト参加のメンバーとなります。シリーズが続けば、もっと仲間が増えるかもしれません。
小説本編とは別視点で、どうぞこちらもお楽しみ下さい。
『パンゲニアTRPG ワールドガイド』本編も頑張って参りますので、よろしくお願いします!