あなたと逃げたい
あなたと逃げたい
この運命から
そうすれば
幸せになるのかな?
あなたと逃げたい
楽しみの無い毎日から
そうすれば
笑顔の絶えない毎日になるのかな?
あなたと逃げたい
本音を言えない環境から
そうすれば
心がフワフワと軽くなるのかな?
あなたと逃げたい
毎日やらなきゃいけない課題から
そうすれば
あなたと一緒にいる時間が増えるのかな?
あなたと逃げたい
そうじゃない
あなたから逃げたい
だってあなたは弱い私を受け止めてくれるから
あなたから逃げたい
あなたに迷惑をかけたくない
あなたのお荷物にはなりたくない
あなたが好きだから、、、
「弱いことの何がいけないの? 逃げることの何がいけないの?」
あなたは教えてくれた
泣きながら、強くなりたい逃げたいと言う私に
あなたの存在が当たり前になっていく私に
「僕も弱いよ。君のことになると、どうしても弱気になって逃げたくなることもあるよ?」
あなたの言葉に、私の涙は一雫だけ頬を伝った
あなたはその涙を拭って笑った
その笑顔は私に教えてくれた
「君は僕が守るよ」
私はあなたと一緒に逃げたい
私はあなたとなら一緒に逃げたい
私はあなたじゃなきゃダメだから
「私が、たまに弱気になるあなたの背中を押してあげるわ」
「うん。たまには逃げてもいいんだよ。君もね」
読んでいただき、誠にありがとうございます。
逃げてばかりではいけませんが、たまに逃げることは、心のバランスを整えてくれるのだと思うのです。