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緊急イベント(笑えない)終了

 2分ぐらいしたら20時になった。その間に人は1.3倍くらいに増えていた。ハヤトさんが何かを操作している。多分締め切っているんだと思う。


「シーさん、どうぞ引いてください」


 とミナさんから言われたので、抽選箱から1つボールを取り出す。書いてある番号は『53719771』だった。


「53719771番の人!!こちらまで上がってきてください。皆さんは道を開けてくださいね!!」


 ミナさんがそう言うと、一箇所に空からスポットライトが降っている。多分その人が当たった人なんだと思う。


 その人は、黒人の男性だった。その男性は、自分が当たったことが信じられないような顔をしながらこちらに来る。


「武器かポーションを選んでください」


 声をかけると、「大剣を選ばせてください!」と返ってくる。自動翻訳機能があるから普通に会話ができる。トレード窓を開き、50000kをもらって星5の大剣を渡した。トレードが終わった瞬間、辺りから歓声が響いた。


「おめでとうございます。あちらの右の転移陣からは、特別席に行ってこのまま最後まで見れます。左の転移陣は普通のサーバーに戻れます。ご自由にお選びください」


 ハヤトさんがそう言う。男性は特別席に行ってこのままこのミニイベントを見届けるつもりらしい。


「ではシーさん!!次の球を引いてください」


「え?これを後1000回ぐらいするんですか?」


「1000人分もあるんですか!?確かに1000回は時間がかかりますね。では一つの球に20個の数字をつけますか。それでも50回も引くんですけどね」


 ミナさんが決断すると、ハヤトさんの手が素早く動いて、少しすると止まった。どうやら設定し終わったようだ。


 




 それから、俺は球を50回引き終わるまで2時間以上かかったけど、なんとか23時までには終了した。武器の方が良く選ばれたていたけど、流石に8:2の比だとポーションが無くなるのが早かった。


 日本人はもちろん、白人の方も黒人の方も平等に選ばれたと思う。誰が選ばれても歓声が上がっていたので、とても気分がいい。


 昔は黒人の方が差別扱いされていたらしいけど、世の中がこんな事になって、全ての国の人が差別なく協力し合うようになれたそうだ。貧困民の方もだ。


「では今回のシーさんの商売はこれにて終了します!購入できた方はおめでとうございます。変えなかった方は次回に期待しましょうね!それでは!」


 ハヤトさんとミナさんが転移した。俺も、


「本日はありがとうございました!ではまた」


と言って、ギルドホームに転移してからログアウトした。



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