炎属性の龍 前
今日中にもう一話投稿する予定です。
第七エリアボスのエリアに入った。その辺りから体感温度が若干暑くなってきて、周りも山やマグマが増え始めた。
「今回は炎属性の龍かな?」
「あの四属性のうちにも残ってるの炎と水だからね。さすがにこの景色で水属性の龍が出ることはないと思うけど」
ボスが見つからないのでしばらくその場で飛んでると、遠くの他の山より一回り大きい火山の中からボスっぽい龍が飛んできてた。
「やっぱり炎属性そうね」
「水属性で迎撃してみよっか?」
「スズがこの中で一番魔法威力高いと思うから。お願い」
少し経って、鈴の顔が困惑顔に変わった。
「あれ?」
「グオオォォォォォォ!!!!」
その間に龍が近くまで飛んできていた。ブレスの準備をしている。それに気づいた俺は、『雷命の大剣』と『氷命の大剣』を装備して、龍の頭上に飛び、剣を横にして思いっきり頭を叩いた。
龍はブレスを吐き出す寸前で口を閉じて頭を思いっきり下げ、口の中を爆発させた。雷魔法と氷魔法をそれぞれの大剣に付与しようとしたけど、氷魔法だけは付与されなかった。
俺は龍が怯んでる間にスズ達のところに戻った。
「これ、もしかして水と氷魔法使えない?」
「......多分そうね。私も使えない」
「水魔法にMP200使ったけど無駄になってる。もしかして蒸発した設定かな?」
「まあ使えなくても龍のHPはさっきの打撃と爆発でもう2割減ってるから、半分行った後にくる攻撃が理不尽な効果じゃなかったら倒せるかな」
スズが俺とカレンに攻撃バフをかける。俺は『邪龍の影尾魔短刀』、カレンは『聖魔の魔法剣』で20回ぐらい斬るともうHPは半分になった。
龍の額に光が浮かび上がった。それをスズが天魔法の『エンジェボール』を当てる。俺たちの体が動かなくなり、龍が咆哮をあげると、空から音が聞こえ始めた。
上を向くと、大規模な流星群が降ってきていて、俺たちの体が動くようになった。




