自由登校
カレンに少しだけ威圧感を放っていると、スズが戻ってきて校長先生の所まで連れて行かれた。
「え、えっと......シーさん、カレンさんは学校は自由登校になります。スズさんも教える事というか、実力が違い過ぎるので特例で自由登校にしますね。学校の行事には参加してもらいます」
どうやらただの確認のようだ。ていうかスズも自由登校になるのか。
「行事って何があるんですか?」
カレンが手を挙げて質問した。
「今予定してるのは文化祭、体育祭など前からあったものを少し改善したものや、全てのクラス同士で対戦するpvp、他校と勝ち抜きで対戦などですね」
「え?対戦って私達も参加するんですか?」
「いえ、そこはまだ決まってないので話し合って決めます。学校に来なくてもメールで予定は伝えます」
あの後、俺とスズとカレンは早めに抜けさせてもらい、元のサーバーに戻ってきた。
「これからどうする?」
「私はシズ兄とエリアボス倒したいけど、順番に倒していきたいからなあ......」
「じゃあスズちゃん、私と一緒に第六エリアボス倒しに行かない?」
「うーん、じゃあそうしよっかな。1人じゃ心許ないし」
「そっか。俺はレベル上げしとくよ」
最近スズとカレンにのけ者扱いされてる感じがある。というか、スズとまともな戦闘をできてない気がするんだけど......
「はい、皆さんこんにちは」
『こんにちは!!!』
『この時間帯に!?』
『シーさん何歳なの???』
「学生だけど身バレして、学校行かなくて良くなった」
『???』
『どゆこと』
『虐め......はないかw』
「えっと、名前表示されない仮面をスズと一緒につけて学校行きました。ログインするとそこにカレンもいました。カレンは身バレなど気にせず堂々としてました。カレンは俺が仮面買ったのを知ってるのでバレないように行動しようとしたら隣同士になりました。ここまで良い?」
『なんとかww』
『多分大丈夫......』
『カレンさんと同じ学校だったのかwwwすげえ』
「レベル近い人とペア組む事になりました。俺のクラスは男女15人ずつです。俺は友達がいない方だし、不気味な仮面を付けてるのもあってペアを組めず最後まで余り、カレンもレベル近い人なんかいるはずもなく当然のように余ったのでペア組む事になりました。ペア同士で対戦する事になって、カレンは真っ先に俺の仮面を斬りました。そして身バレ」
『なるほどww』
『なんとなく分かったww』
『全てはカレンさんのせいww?』
「まあその対戦で少しいじめたからスッキリしたけどね」
『いじめるwww』
『そこから何故早退?になったの?』
「みんなと実力差がありすぎて何もできんし、有名になり過ぎて、生徒が授業に集中出来んかもしれんから行事だけ参加してって事になった。自由登校だから普通に学校行っても良いんだけどね」
『そゆことか』
『確かに集中出来なさそうww』
『把握』
「で、これからレベル上げするつもりだけど、何か楽しくなる良い案ない?」
『良い案ねえ......』
『正直シーさんのレベル上げ動画はモンスター相手に夢想してるから観てても飽きる人と飽きない人に分かれそうよね』
『なにか......』
『質問コーナーとかは?』
『↑それだ!!』
『質問コーナー良いね!!』
「じゃあ質問コーナーで良い?」
『おけ』
『おけ』
『良いよ』
『おけ!!』




