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またまた運営さんと

 精霊王さんも何が起きたか分からないままポリゴンになった。俺も何が起きたか分からない。 


 前世で邪神が使ったときは、極太レーザーみたいな感じだった。それを、俺は仲間と自分の命を使い、禁断の魔法を使ってそのレーザーを打ち返して邪神を消滅させた。明らかのあのレーザーより弱そうに見えるのに触れただけでHPが無くなっていた。

 もしかして、消費したHPとMPの量によって速度とか大きさとか変わるのか?


『レベルが41に上がりました』


「あ!私レベルが一気に12になったよ!!」


 まあ、あの時勝ててよかった。そして、この技をこれから使わないようにしよう。何か危ない感じがする。


「あれ?しず兄の名前の横に何かついてるよ?」


「え!?ステータスには何も乗ってないけど?」


「何かね、王冠と『初』って字がある。何かわからない?」


「禍々しい感じとかある?」


「ないよ?それどころかすごい光ってる!」


 よかった。さっきの魔法の代償か何かかと思った。それにしても王冠と『初』ね......


「あ、運営さんから招待されてるよ!転移するね!」


 まあ運営さんに聞けば分かるだろう。






「ちょっと、シーさん!!何ですかさっきの!何で詠唱とか使えるんですか!魔法の使い方はわかるのはあり得るにしても、詠唱は普通わからないでしょ!?」


 俺は今、昨日と同じ場に転移され、波田さんから質問責めされていた。

 

「ええーと、それらしい事言ってみたら使えたんですよ......。ちなみにあの詠唱って誰かが創ったんですか?」


「いえ、詠唱系は運営側でセンスある人がいなくて、この世界の神様ポジションが我々運営だと、女神様ポジションの精霊王より高性能のAIに任せてます。最初の設定とイベントは私たち運営、バグやプレイヤーの管理、バランス調整などはそのAIがやってくれてます。」


「バランス調整???」


「言わないでください......」


 俺のバランス明らかにぶっ壊れてるんですけど?女神様に一度会って文句を......あれ?もしかして......


「あの、その女神様ってどこで会えますかね?」


「普通だったら教えないんですけど、特別ですよ?えーと、確か第七エリアにある街の教会に行ったら会えますね。でもそのAIが、訪れたプレイヤーの思考や感情を読み取り、邪推な事を考えていない人を選別してるはずです」


 女神様に会うのは結構後になるかもな......


「そういえば、俺の名前に何かついてるってスズが言ってるんですけど、何したんですか?」


「そういえば伝えてませんでしたね。『初』の方は、称号の【世界初のプレイヤー】です。今までもついてたんですが他人から不可視にさせてもらいました。それを理由に大会で活躍できたとイチャモンをつける人がいるかもしれませんからね。ちなみにステータスの称号の部分にも写ってませんよ」


 そういえば、キャラメイク終わった後に称号貰えてたな。今まで忘れてた。


「そして王冠はレベルが1番高い人につくものです。今回のメンテナンスで追加し、先ほど追加されましたね。今はダントツでシーさんが1位です」


 そりゃ100レベ精霊王さん2回倒して41レベだしね。


「それと、スズさんなんですが、スズさんの種族:天使の100%解放しますね。まさか本当にシーさんの妹とは思いませんでしたよ......」


「まああの名前ですからね」


 結構運営さんには慣れてきて、しっかりコミュニケーション取れるようになっていた。スズもコミュ障らしく、さっきから一言も喋ってない。


「えーと、スズさんもシーさんと同じような契約をして欲しいのですが、シーさんが変わりますか?」


「はい。そうしますね」





 今は運営さんとの話も終わり、ファストの街の中央エリアにいる。


「ふー。やっと終わった!!」


「スズもコミュ障だったんだな」


「仕方ないじゃん!私しず兄以外の人と全然話してないもん!」


「学校でも?」


「だって......しず兄と早く会いたいからすぐログアウトして、話す時間ないし......」


「スズはやっぱ天使だなぁ」


「?種族天使だよ」


「いいのいいの」


 わちゃわちゃと頭を撫でる。すると、


「「「「うおおおおぉぉぉおぉぉおお!!」」」」


 周りから歓喜、興奮の雄叫びが聞こえた。何かと思って周りを見ると、かなりの人数に囲まれ、視線がこちらに注目していた。


(そういえばここ、街中?じゃん!っていうか何で歓喜なの?普通嫉妬じゃないの!?)


 俺は急いでスズを抱え、全速力で南に飛んだ。

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