本戦 2
名前はGoogleでよくある名前と調べて適当に選びました。
アフリカ州、エジプト代表 Kawkab
vs
ヨーロッパ州、オーストリア代表 Paul
北アメリカ州、アメリカ合衆国代表 James
vs
南アメリカ州、アルゼンチン代表 Romero
アジア州、日本代表 シー
vs
オセアニア州、オーストラリア代表 Jack
アフリカ州、ケニア代表 Judy
vs
ヨーロッパ州、ドイツ代表 Leon
北アメリカ州、メキシコ代表 Daniel
vs
南アメリカ州、ブラジル代表 Gabriel
アジア州、日本代表 Karen
vs
オセアニア州、ニュージーランド代表 Legend
自分の試合の番になる。1、2試合目の人たちの決着最短速度は2分37秒。
お互い槍で牽制しあって、2分ぐらい経った時にPaulさんが槍を投げ、Kawkabさんの足に刺さった。Kawkabさんはその場に蹲り、VIT高めだったらしく、かなり槍で何度も串刺しにされていた。
もう片方の試合は8分11秒。双剣のJamesさんが逃げ回って、剣使いのRomeroさんにメンタルに隙を作り、急に立ち向かって武器を扱う右腕に短剣を突き刺していた。
Romeroさんは即リタイアしていた。
さて、俺の対戦相手のJackさんの武器は両手剣だ。
試合が始まった。とりあえず様子を見よう。
「うおおおぉぉぉ!死ねえぇぇぇ!」
さっそく、剣を横にし、体を守るように持って突っ込んできた。結構早い。俺のすぐ前まで走り、剣を叩きつけるように振り下ろしてくる。この時点でJackさんは勝ちを確信してたらしく、口元がかなりにやけていた。
しかし、俺は右足を軸に右側にクルッと回りながら跳び、両手剣を振り下ろしたJackさんを正面に捉え、遠心力も利用してJackさんの首を斬った。
その一撃で勝負はついたらしく、試合時間は8秒で俺の準決勝進出が決定した。
4、5試合目が終わり、カレンさんの試合になった。相手のLegendさんも片手剣だ。その試合は俺よりも早くついた。時間は3秒。
開幕早々カレンさんは剣を投げる。するとLegendさんは......
リタイアをした。見た目太っていて動いたことが全然無さそうな体の動かし方だった。金持ちの家の子供とかで、姫プでレベル上げて、賄賂で勝ち上がってきたのだろう。
カレンさんの準決勝進出も決定した。




