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食料メーター

「精霊王さんって魔王のこと何か知ってる?」


「魔王ですか?確かシー様は今第八エリアボスを倒したはずですからナンス王がバレたですね。まあ分かりやすいですからね、あの人」


 やっぱりナンス王嘘つけないのか。


「重要な役割なのにそんなんで大丈夫かね?」


「運営は私達の人格を作ったわけじゃないですし私達に強制したりしませんからね。プレイヤーの皆さんと同じように接してくださります」


 やっぱりこのゲームの運営さんは信用できそうだ。


「それで魔王さんのことですね。無表情ですけど感情の変化はすごいです。あと美しい顔してますけど性別はないです。性格は気に入ったことはとことんハマりますね」


「あー......」


 だからナンス王は俺についてくるって言ったのか。





 次の日ログインすると、夜の間にアップデートを行ったお知らせがメールできていた。掲示板を覗いてみると、運営は事前にお知らせとかもなくサプライズ的にアップデートしたらしく、混乱していた。


 メールを見てみると、変更内容と追加要素が載っていた。


『食料メーターを追加しました。このメーターはフィールドでの行動により減っていき、食べ物を食べることで回復します。

 食料メーターが無くなった状態がしばらく続くとHPが減っていきます。』


 確かにこれは事前告知もなしにいきなり追加したら混乱するよな。

 HP、MPの下にオレンジ色のゲージがあった。これが食料メーターなのだろう。


 街にいても減らないようなので、とりあえずナンスの街の屋台が並んでるエリアに行ってみる。


 一番目が行った屋台は焼き鳥の炭火焼きだった。一本だけ買って食べてみると、普通に美味しかったので、五十本買ってインベントリに入れておく。


 これで食料メーターが減ってもいつでも食べれるはずだ。

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