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ミステリ作家の異世界日記――小説を書こう、異世界で  作者: 黒井影絵
――閑話集

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a019――【ナイフ縛り】謎のダンジョンを初見攻略してみた【防具無し】

 こんにちはー、デンです。


 今日はこの前発見されたばかりの野良ダンジョンの攻略を初見でやってこうかなーと思います。


 ただ、普通にやってもツマラナイので、今回は縛りプレイで行く予定です。


 まず、装備はいわゆる“ぬののふく”のみ。

 要するに普段着で行きます。


 危険はかなり危ないけど、まぁ、当たらなければどうということもないね。


 全裸も考えたんだけど、万が一他の冒険者と遭遇したら不審者として通報されそうなので止めときます。

 『ゲームは遊びじゃない』って力説するフレンドも大勢いるけど、私は一応“リアル大事に派”なので。

 いくらゲーマーとはいえ社会生命を賭けてまでプレイしちゃダメだと思う。

 あくまでもゲームは遊び。

 しかし、神聖なる遊びだからこそ真剣に挑む。その本質は譲れません!


 それと、武器はナイフオンリー!


 自由だと難易度がヌルくなっちゃうんで。

 スリルを味わいたいならナイフ縛りですよね。撮れ高も大いに期待できますし。

 あ、装備品は道中、宝箱やドロップで入手しても全て処分します。


 魔法はねー、どうしよっかなー。


 初見なので判断が難しい所だけど、全く無しだと終盤キツでしょう、流石に。

 野生のダンジョンを舐めプしちゃいけない。

 とりあえず、序盤の様子を見て徐々に解禁していこうかな。

 セルフ縛りはまだ加減が分からないのでこの辺は手探りでのんびりやってきまーす。


 レギュレーション内容はこんなところかな?

 んじゃ、さっそく、攻略に行きましょう!



 今回挑戦するダンジョンを軽く説明しておきますと、冒険者ギルドの資料上の名称はβ64ー25431、名付けられた通称はテクトム山脈ダンジョン(仮)となってました。

 昨年起きたプリムムダンジョン拡張に纏わる騒動の最中で発見された謎の隠し坑道の奥で発見された野良ダンジョンです。


 野良なので、シミュラクラ空間ではなくて、トラップもモンスターも仮想の存在ではない、物理的に実在するリアル空間ということで、歯応えのある戦闘が期待できますね!


 ただ……個人的に危惧する点がいくつかあって……実は私、ダンジョンの仕様に関して、ある一つの仮説を立てていて、今回の潜入はそれを確認する為に来てるんですが……いや、これは後で説明しますね。


 ダンジョンの雰囲気は見た所、廃坑っぽい感じです。

 線路の残骸と壊れたトロッコが転がってますが、ちゃんと稼働する線路も残ってるかな。

 今から、ちょっと楽しみです。

 通説によると、ダンジョンは旧支配者が創造した娯楽を兼ねた庶民向けの訓練施設らしいのですが、ここはなんですかね?

 昔の炭鉱夫向けの福利厚生施設か、それとも、こういうコンセプトのテーマパークを作る予定だったのか……。


 ……おっと。

 そろそろ、敵の気配が強くなってきました。

 この先の空間で戦闘になりそうです。



 初戦闘はベルミスという大きいミミズでした。

 ナイフだけで余裕で捌きました。

 んー、絶望的に敵が強かったらどうしようかと思ってたのですが、普通でしたね。

 ……でもまぁ、まだ一階層ですから!


 さて、先ほどの仮説の話ですが……結論からいうと、普通の仮想(シミュラクラ)ダンジョンと野良ダンジョンって大きな違いないんじゃないか、という内容です。

 何となく、野良ダンジョンってリアル、自然に出来上がったように見えますけど、コンソールでダンジョンエディット画面を見る限り、野良と仮想(シミュラクラ)の切り替えって設定次第なんですよ。

 スイッチ一つで設定可能な項目だった、と。


 正直これはショックでしたね。

 それじゃ何も変わらないじゃないかと。


 いや、死ぬと死なないの違いは大きいだろって突っ込まれるのは承知ですよ?

 でも、そういう問題じゃないんですよ。


 ゲームのMOBってのは、あらかじめ製作者が定めたアルゴリズムで動いてますし、そのルーチンを逸脱することは何らかの不具合以外では基本的にはありえません。


 しかし、実際の自然の世界ではそんなことはないんです。


 彼らは――我々が取るに足らないと認識している羽虫とて――常に世界を観察して生存の為の戦略を全力で立てています。

 しかも、環境が変化する事によって、適応できない個体は淘汰され、その場に適した能力を持つ個体が生き残り、その子孫を優先して残す事によって、より洗練された種と進化していきます。


 これがあるのとないのとでは大違いなんです。


 プリムムダンジョン内の敵MOBの挙動を観察していても、この大枠は外れてなかった。


 偉大とされている旧支配者の野良ダンジョンも、結局はただの――少しリアルなだけの“ゲーム”だったんです。


 これが残念でなくて何だというのでしょうか。


 ……まぁ、この仮説が正しいとしても、まだ希望はあります。

 そう、今、存在しないのならば、自分で作ればいいんです!


 という訳で、私の今の目標は、一からダンジョンを作る、です!


 叡智の図書館で関連資料を閲覧した所、ダンジョンコアさえ作成できたら、何とかなりそうなんですよねー。

 ただ、そのレシピが不明な為、現状、自由に使い捨てていいダンジョンコアの入手待ち状態です。

 幾ら何でもコレはシステムでは取り寄せ出来ないでしょう。



 そうそう、ダンジョンといえば、兄さんが面白いことを計画中です。


 先日、新生フィン王国の元兵士達をどうするか、という会議がありました。


 今は彼らを使ってインフラの整備や土木工事を行ってますが、それが完了した後の扱いが悩ましい、と。


 彼らを放置しても、全員が兵士以外の職につける保証はなく、食い詰めた彼らが一斉に野盗化すれば、治安が大幅に悪化すると予想されます。

 地球の歴史では覇権国家が安定期に入る前にそのような余剰人員を非情な手段で排除してきましたが、一応彼らは功労者でもあります。

 なるべくなら、そのような手段はとりたくない。


 そもそも、人口に対して兵士の数が多すぎるんですよね。


 とはいっても、人間領域は未だ修羅の世界。戦国時代真っ盛りです。

 アースガードによる軍事介入は周辺諸国の影響を考えると最小限に留めたい為、出来れば兵士の頭数は減らしたくはないという悩ましい話です。


 兄さんが提案したのは、まず、農民に兵士としての最低限の訓練を施す事です。


 最初は兵士に土地を与えて農民とする構想でしたが、現地勢の代表者であるジェームズさんは、兵の数が多すぎるので土地が全員には行き渡らないのと、彼らは戦士であることに誇りを持っているので、農民となることを受け入れるのは全体の半数もいないと予想しました。


 それを受けた兄さんの考えは、それならば農民に兵としての訓練をした方が良いのでは、ということです。

 これなら、戦争時には兵となり、平時には土地を耕す農民に戻る訳です。


 しかし、これは今すぐに体制が整うものではありません。


 それまでは、今いる戦士を飼いならしつつ、徐々に農兵の比率を増やしていく必要があります。


 そこで、出てくるのがダンジョンです。


 人間領域の戦士が非戦争時に危険な野良ダンジョンへ赴き、命がけで攻略して一攫千金を狙うのは一般的な事でしたが、これを冒険者ギルドの監督の元に組織的かつ効率的に行おうという計画です。

 フィン王国内をくまなく調査して、未踏ダンジョンを発掘、人知れず制御室を発見して、私の能力で野良ダンジョンを普通のダンジョンに設定します。

 そして、元兵士を使い、安全にダンジョンの資源を回収しつつ、戦うしか能がない脳筋戦士集団を冒険者として育成し直すのです。


 これでも、全ての兵士を救済する事は出来ないでしょうが、それでも、何もしないよりかはマシでしょう。


 ええ、全く、兄さんは慈悲深いですね。

 流石兄さん。まさに、さすおにです。



 いやー、このまま順調に続くかと思いきや、思わぬ強敵現る、です。


 アリです。


 世界高防御選手権の代表選手、巨大兵隊アリが群れで出てきました。


 そりゃ、こういうステージでは出てくるよねー。

 むしろいない方がオカシイ訳で。


 単体なら、少し硬いだけの敵ですが、群れで出てこられると、流石にキツイ。

 ナイフ縛りの天敵現る、ですよ。


 最初のレギュレーションで、アイテム類、特に魔法の巻物の扱いをどうするか決めてなかったけど、使用解禁を考えても良さそうですね。


 今は低階層なので、数匹程度で済んでますが、今後、一度に二桁三桁出現してくるようですと、流石にナイフだけで全滅させるのは疲れます。

 というより、撮れ高的に美味しくないのは確実です。

 というより、コレを全滅させるのに三十分もかかってますから、今後コイツらのシーンは全カットでもいいくらいです。



 あれから、ボス部屋と思われる区域の手前まで来ました。


 流石に無傷とはいきませんね。


 ここらで、ちょっと休憩します。


 アースガード自治区で研究中のエリクサーの試作品で、体力を回復しておきましょう。

 試作といっても、既にHPとMPのMAX七十五%回復までは達成しているので、効能としては十分実用範囲だと思うんですがね。


 でも、皆さん凝り性ですから。

 全然納得できるクオリティじゃないようで。

 最低でも状態異常全回復じゃないとエリクサーとは名乗れないだろうと。

 いやー、頑張りすぎじゃないですかね。


 オマケに兄さんはちょっとどうかと思うレベルで心配性ですからね。

 『副作用があるといけないから臨床試験は段階を経て慎重にするべき』って。

 この世界の人は大らかだから、そこまで気にしなくてもいいと思うんだけどな。


 まぁ、私がこう思うのも、専門外だからでしょうね。

 自分の専門分野だと、どうでもいい細部にまで拘って完璧以上を求めてしまいがちですから。

 側から見てたら『いいから、その辺で切り上げろ』と思われてるのは分かるんですけど。

 でも、こればっかりはどうにもならないという心情も理解できます。

 研究者のサガって奴ですね。


 さぁ、そろそろ、ボスとご対面と行きますか。



 今まさに、ボスが目前にいるんですが……このダンジョン、ふざけてんですかね?


 ボス、まさかの――“カメ”でした。


 リクガメです。


 なんで?


 なんで、廃坑にカメがいるの?


 こっちナイフ縛りだっつーの。

 思わず、『バカじゃないの?』と声に出して言ってしまいました。


 コレには参りました。


 いやいや、ちょっと待ってください。

 下調べなしでナイフ縛りで挑んだのは私の落ち度かも知れません。


 でも、廃坑がテーマのダンジョンで最初のボスにカメを出すってどういうセンスなんですか?

 出すとしても、もっと後でしょう!


 ちょっと、担当者を問い詰めたい気分です。


 しかも、コイツがまた硬い。


 一撃離脱を繰り返して数発、急所に叩き込みましたが、素の防御力の段階で相当カッチカチのようです。

 その上、【看破】のスキルで見る限り、高防御高HPタイプの魔獣のようで……ナイフで倒せるんですかね?

 それ以前に、ナイフどころか、剣で戦うべき相手ではないと思われます。


 ……なんか、やる気が削がれますね……マジックアイテム、解禁してもいいですか?



 一時間くらいかけてナイフで頑張ってみましたが、ダメですね、これ。


 無理です。


 もうナイフオンリーは断念して、道中でドロップした魔法の巻物を使って、倒しました。


 今までの苦労は何だったんだって虚しくなるレベルであっさり倒しました。

 はぁー……魔法って本当にチートです。


 まぁ、初見攻略は、こういうグダグダが起こり得るものです。


 じゃあ、ボスも倒したし、ドロップ品も回収しましたし、気を取り直して、下の階層へレッツゴー!


「――そこまでよ!デン!」


 背後から、あまり聞きたくない声が聞こえてきました。


 振り返ると、案の定、忌まわしい……婚約者のジュンが仁王立ちしてます。


「先生に頼まれて、何が何でも連れ帰るように言われてるの。大人しく一緒に帰りましょう。抵抗は無意味よ」


 ジュンは腰に手を当て、こちらを睨んでいます。


 彼女も私も同じ超人類。

 だが、身体性能ではあちらの方が上ではあります。

 それでも、私もこちらの世界で経験を積み、レベルを上げてきました。

 貴重な冒険の機会を、そう簡単に失う訳にはいかないのです。


 私は不本意ながらも、ファイティングポーズを取り、抵抗の道を選びました。



 覚悟を決めて全力を出しましたが、勝てませんでした。

 善戦はしたんですがねー。


 私の身体性能はアスリート級。

 人類を基準とすると決して低くは無いはずですが、対するジュンは超人級。

 その差はこちらが思っていた以上に大きかったようです。


 というより、酷くないですか?


 ただでさえ身体性能の差があるのに、こっちは丸腰で、あっちは飛び道具バンバン撃ってくるんですよ!

 実銃こそ使用を控えてましたが、そういう問題ではないでしょう。

 まぁ、暴徒対策用のテーザー銃はまだ分かりますけど、ガチな感じのゴツい麻酔銃は何ですか?

 それ、象とか猛獣に使う奴だよね?

 普通、婚約者にそんなもん撃ち込みますか?

 非道にも程があります。


 彼女は身動き取れなくなった私を謎の拘束具で簀巻きにして、自治区に強制帰還しました。


 未踏ダンジョン、初見ソロ攻略の道は敢え無く絶たれました……。



「お前は、俺を心配で殺す気かーー!!!」


 領事館の地下会議室で拘束を解かれたと思ったら、目の前には血の涙を流す勢いで激昂する兄さんがいました。

 事前に要件を伝えたら、計画を止められるのが目に見えてたので、書き置きだけ残して出発したのですが、案の定です。

 以前より、心配性だと思ってましたが、コレはもう心配()ですね。

 大事に思ってくれるのは非常に嬉しいのですが……少し常軌を逸してます。

「兄さん大げさですよ、こんなのちょっとしたピクニックのようなもので……」

「お散歩感覚で命賭けるなぁああぁぁ!馬鹿ぁ!!!」

 兄さんは私の肩に手を置いて、ぜいぜい息を切らしています。

 数回深呼吸した後、兄さんは私の目を見て、ゆっくり語りかけます。

「……デン、俺は遊ぶなと言ってるんじゃ無いんだ。せめて、大人になるまでは、もう少し安全な遊びで我慢できないのか?お前に万が一のことがあったらと考えただけで俺は……頼むから、俺をこれ以上心配させないでくれ」

「えぇー?」


 周囲に何とも言えない空気が漂います。


「兄さんがそれを言うんですか?」

 兄さんの思わぬ振る舞いで、自治区が一ヶ月ほど絶望に包まれたのは記憶に新しい出来事です。

「うっ……それはそれ、これはこれだ!」

 兄さんの心の棚はどういう構造になってるのでしょうか?

 高さ調節可能でスライド棚くらい付いてそうです。


「まぁ、先生。誰にでもガス抜きは必要ですよ。特に最近のデンさんは休み返上で仕事漬けでしたし」

 ここで、見かねた森川さんが助け舟を出してくれました。

「森川ぁー!!、大体、お前まで一緒になって何やってんだよ!!!」


 そう、今回のダンジョン攻略、ずっと森川さんが撮影係として後ろにいたんですよね。

 厳密にはソロ攻略とは言い難いのですが、森川さんは緊急事態以外は手出ししないと確約してくれたので、ある意味安心して行動してました。

 だから、兄さんがここまでキレることはないと思うのですが……。


「落ち着いてください、先生。そうはいってもですね、私が止めた所でデンさんはこっそり一人で行ってしまいますよ。その方が遥かに不味いでしょう」

「お、おう?……まぁ、一理はあるな……」

「私が後方で見守っていれば、いざという時に助けに入れますし、万が一の事態には助けを呼びつつも、この身を呈してデンさんを守る盾になることもできます」

「だから、何、お前もカジュアルに死ねる発言してるんだよ!もっと命を大事にしろ!」


 部屋が再び微妙な空気に包まれました。


「先生がそれを言うのですか?」

「うっ……」

 森川さんの真顔のツッコミに兄さんはその場に崩れ落ちて頭を抱えます。

「まぁまぁ、その辺にしておいたら?ちゃんと話し合えば分かり合えるよ。カンナヅキ君も頭ごなしにダメって言うんじゃなくってさぁ、お互いにとって良い感じの落とし所を見つけて行こうよ」

 ゲンマさんがニコニコ上機嫌な様子で仲裁に入って、やっと事無きを得ました。



 その後、喧々諤々の議論を通じて何とか話がまとまりました。

 私の実力に関しては冒険者ギルド長が「だいじょうぶだろ」と簡素に太鼓判を押してくれました。

 しかし……。

「未踏ダンジョンの探索するのに必要な能力は十分兼ね備えているが、ソロで行くのは無謀だな。そもそもダンジョンに到達するまでに何が起きるか分からない。ぶっちゃげ、ダンジョンより人間の方が遥かに厄介だからな」

 あー、その理由なら納得できます。

 そういう事情は地球と大差ないですね。


 最終的に未踏ダンジョンの攻略と調査はチームアルスターと冒険者ギルドとの合同チームに私が参加するという形に収まりました。

 熟練の経験者が同行するのならと、兄さんも渋々認めてくれました。


 前半の攻略は順調すぎて残念でしたが、後半の難易度の上がり具合を見て、このダンジョンをソロで挑戦するのは少し無謀だったかなと考えを改めました。


 とにかく敵が全体的に硬い。


 廃坑ステージだからか、希少金属でコーティングされたカメ、アリ、カタツムリ、アルマジロ、サイ……その他諸々が頻繁に出現します。

 特に最下層付近でのアダマンタイトの甲羅と魔法耐性を持つカメの存在は、手段が限られた冒険者パーティの心を折るには十分な強敵です。


 それと、一人では対処できないトラップやギミックが多めでしたね。

 複数人が同時にスイッチを押さないと開かないドアとか、その代表でしょうか。


 ギルドやヒーローの皆さんは、そのような障壁に道を阻まれる度に、即座に製作者の意図を見破り、一つ一つ謎を解いていく工程は非常に得るものが大きかったです。


 ソロ独特の緊張感も捨てがたいですが、熟練者の経験に基づく知識を共有する機会は、それはそれで貴重な機会でした。


 後、忘れてはいけない、トロッコ!

 いやー、楽しかった!

 あれに乗るためだけでも、また来たいです!



 そのダンジョンの完全攻略は数回の探索で成し遂げました。


 ここは予てよりの計画通りに、冒険者ギルドの意見を拝聴しつつ、人間領域の戦士達の為の仕事場として生まれ変わることになりそうです。


 ただ、その過程で、突然現れた謎の魔術師集団との確執が発生したりしましたが、それはまた別の話です。


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