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第14話:リリは先生とお風呂に入りました。

猫耳リリーナ視点で描いてみました。

――リリは猫耳種フェリセラのリリーナにゃ


 レティシア先生と小父(おじ)様先輩に連れてきてもらって

母さんと離れて一ヶ月ぐらいが経ったかにゃ?


「こらリリーナ、裸で走り回ってないでお風呂に入りなさ~い」

「水は嫌いなのにゃ~ぁ」


 リリは嫌なのに小父(おじ)様先輩が追いかけて来るにゃ……

逃げるのにゃ~ぁ


「≪スピリトゥス・ルミニス・エレメントゥム・フーニス≫」


 光の縄でリリを捕まえるつもりなのにゃ!?


「にゃにゃ~ん(スピリトゥス・テネブラールム・エレメントゥム・ウンブラ)」

 影に逃げるのにゃ!


「むむむ、無詠唱で影に飛び込むとはやりますね、だが甘いですよ ≪スピリトゥス・ルミニス・エレメントゥム・フルゴル≫」


 小父(おじ)様先輩を中心に輝くが広がり影が消えるにゃぁぁぁあ

そして、影が消えた事で通常空間に出されてしまった。


「はい、捕まえましたよっ」


リリーナは首を掴まれ風呂へと連行された。


「まったくリリーナは最初は大人しかったのに、段々わがままになっていくんだから」


「水とオレンジと辛いのは嫌いなのにゃぁ……」

「そうは言ってもリリーナ臭いますよっ」

「にゃっ!?」

 耳を垂らしてショボンとしてしまう


 幹の中の家、玄関の一つ下のフロアにある風呂は、幹を通る水を少し分けてもらって魔法で温めてお湯にしている。


「まったく、いつもながら騒がしいのじゃ」

「レティシア先生にゃ」

 小父(おじ)様先輩に連れて来られたら、湯気に隠れて先生が風呂の中にいたのにゃ


「師匠、ちょっとリリーナをお願いします」

「しょうがないのじゃ、リリ早く入るのじゃっ」

「どうしても入らないとダメかにゃ……」

「そんな事を言っておると後で…………のじゃ」


 観念するのにゃぁぁ

さっきまで裸で逃げ回っていたから体が冷えてしまったのにゃ


 木の椅子に座ると、ゆっくりと先生が湯船からでる音が聞こえ、

石鹸の香りと共に背中を指で撫でおろされたにゃ


「にゃっ……にゃぁぁ」


 思わずゾクゾクっと尻尾の毛が立つ


 そして、背後から先生に抱きしめられ、リリの背中と先生の素肌が重ねられた。


「この小さな体でココだけはこんなに成長して、けしからんのじゃ」


 大好きな先生にドキドキしていまう中、胸を後ろから鷲掴みにされてしまう。


「先生の方が大きくて綺麗なのにゃ~ん」


 負けじと振り返り先生の大きい胸に襲い掛かると、フワフワで柔らかくて気持ちいいにゃぁ


 二人で泡まみれになりながらじゃれ合っていると時間はアッと言う間に過ぎ


「さっ、綺麗になったからそろそろ上がるのじゃ」


 風呂から出てタオルに包まっていると、小父(おじ)様先輩が魔法で優しく暖かい風で乾かしてくれたにゃ

お風呂で濡れるのは嫌いだけど、この風は好きなのにゃ


「乾いたらこれを着てリビングに行くんですよ」

 いつも寝る時に着ている大きいな白いYシャツにゃ

これゆったりしていて裸の次に楽なのにゃ


 リリの横では先生も上がって着替えてるけど、ヒラヒラで薄くて肌が少し見えてて、キャミソールワンピの形は可愛いけどエッチなのにゃ……

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