食事、そしてひと悶着
忙しくなる前に投稿しておきたいと思います
お互いの自己紹介も終えたので、幾つか質問をしてみようとおもった
魅月「あの古明地さ「さとりでいいですよ」じゃあさとり、どうして僕はここにいるの?ていうかここ何処?」
さとり「?なにも覚えてないのですか?」
魅月「ごめん、なにも覚えていないんだ」
さとり「そうですか、ではなにがあったのか説明しま「ぐうぅぅぅぅぅ」・・・・・・・・・」
魅月「その、ごめんなさい」
さとり「・・・・・ご飯でも食べながらお話ししましょうか、では琴原さ「魅月でいいよ」・・・では魅月、食堂に行きますのでついてきてください、行くわよお空」
お空「あ、まってさとりさま!」
というわけで食堂に到着した、しかしこの宮殿?随分とひろいな・・・・
さとり「そうでうね、確かに広いですね」
もう驚かないぞ、流石に慣れてきたからね
魅月「それでさとり、どうして僕はここにいるの?」
さとり「う~ん、そうですね、まず魅月にはこの世界のことについて説明しましょうか。・・・・・ここは幻想郷、忘れられた者が来るところです、ちなみにこの建物は地霊殿といって幻想郷の下、地底という場所に位置します」
魅月「忘れられた者が来る場所か・・・・なんか悲しいな」
さとり「そして、なぜあなたがここにいるのかというと・・・・・・」
それは2時間ぐらい前だったらしい。
さとりが自分の部屋でお茶を飲みながらくつろいでいると、いきなり空間が裂けて魅月が落ちてきたらしい。
さとり「そしてあなたは気絶していたのでお空にベットまで運ばせて、それからあなたが目覚めて今の状況に至ります」
お空「感謝してよね、あなた結構重かったんだから」
そう言って空は胸をはってドヤ顔してきた
魅月「そうだったのか、ありがとう空さん」
お空「えへへへ、あと私のことはお空って呼んでね」
さとり「さて、そろそろ料理が出来たみたいなのでいただきましょうか」
すると奥の方から妖精のような羽の生えた小さい女の子たちが台車に料理をのせてはこんできた。
僕が驚いているとさとりが「本物の妖精ですよ」と言ってきたので驚いていると、自分の横に猫がいた、見た目は普通の黒猫なんだが、尻尾が二本ある。
明らかにおかしいと思っていると突然光出し、人になった。
服装は黒いゴスロリ風の服を着て髪型はツインテールでネコミミだった、しかも丁寧にしっぽまで生えていた。
驚きのあまり声が出せずにいると、ネコミミツインテールの娘が話しかけてきた。
???「あなた、だれ?」
魅月「へ?あの、その・・・」
さとり「お燐、その人は御客人で琴原 魅月さんよ」
お燐「へ~そうなんだ、あたしは火焔描 燐、妖怪だよ。お燐って呼んでね」
魅月「へ・・・・・妖怪?」
さとり「ああ、言い忘れてましたけど、地霊殿には妖怪と妖精と怨霊しかいません」
魅月「・・・・・・・・・・・・・・・・」
さとり「魅月?」
心配そうにさとりがどうしたのという?感じで顔を覗かせてきた
魅月「・・・・・・・妖怪って実在したんだ」
さとり「そんなにおどろくことですか?」
魅月「いや、だってさ、僕の世界では妖怪なんてものは存在してなかったしなぁ」
と驚いているとさとり、お空、お燐が驚いた顔をしていた
お燐「ねえ魅月、あなた怖くないの?」
お燐横から訪ねてきた
魅月「え?なにが?」
お燐「だって、普通の人間なら驚いて腰を抜かすぐらいよ、あなたみたいなのは初めてだわ」
魅月「そうなんだ、僕はそんなにはこわくないけどね、それに」
さとり「それに?」
魅月「こんなにかわいい人達がなにかするとは思えないしね」
さとり&お空&お燐「「「!」」」
ん?なにかまずいこといったかな?三人とも固まっちゃたし
さとり「か、かわいいだなんて・・・・・・・・・///」
お燐「照れるなぁ///」
お空「うにゅ?」
そう言ってさとりは嬉しそう頬を赤らめ、お燐はさとりと同じようなり、お空はよくわからないようだ。
魅月はよくわからないようで首をかしげていたが、さとりはそれを見て我に返った。
さとり「は!?ご、ごほん、失礼しました。さて、せっかくの料理が冷めてしまう前にいただきましょうか」
魅月「あ、そうだね」
お空「ごはん、ごはん♪」
お空は嬉しそうにお箸を持っている
お燐「お空、行儀が悪いよ」
それを注意するお燐
さとり「それじゃ、いただきましょう」
魅月&さとり&お空&お燐「「「「いただきます」」」」
全員ピッタリとあった、そのことがおもしろくてみんなすこし笑っていた
昼食を取り終えた後、再びさっきの部屋に戻った。
さとりが言うにはこの部屋は好きに使ってもいいらしい。
そうして部屋にいるわけだが、なにもすることがないので困っていた。
携帯電話を確認したが勿論圏外なわけで、しかも充電し忘れていたので残量が残りわずかである。
しかも食事を取った後なので睡魔がおそってきた。
魅月「考えるのは後にして眠いから寝よう」
そう言って寝ようとまぶたを閉じた時、不意に上に何かが乗っている感じがしたので目を開けてみると、そこには銀髪の少女が魅月の上にまたがっていた。
服装はさとりの服の色違いで、クリーム色のような服を着ている。
違うところといえば、黒の帽子をかぶり、胸のところの目が群青で、さとりとは違い閉じている。
魅月「えと、きみだれ?」
こいし「私?私は古明地こいしっていうんだよ、それよりおにいちゃんだれ?」
魅月「僕は琴原 魅月だよ」
こいし「ふ~ん、そうなんだ」
なんだろうこの娘、うまく言い表せないがいきなり目の前に現れた。
どうやって入ってきたんだろう、普通入ってきたらすぐに気づくが魅月はまったく気づかなかった。
そうやって色々考えていると、急にドアが開いてそこにはさとりがいた。
さとり「魅月、いい忘れていたのですが私には妹がいまし・・・て・・・・」
なにかを言っていたさとりが急に固まった。
何故だと思い、自分の状態を確認してみた。
1、部屋の中には僕とこいしちゃんだけだった
2、こいしちゃんはちょうど僕の腰のあたりに乗っている
3、こいしちゃんは笑顔で「テヘペロ☆」をしている
魅月「ど、どうしたのさとり?」
とか言ってさとりを確認すると、下を向いてプルプル震えていた
魅月「あの、さとり?」
さとり「・・・・この・・・・」
魅月「この?」
さとり「この変態がーーーー!」
そう言い顔を真っ赤にしながら飛びかかってきた。
魅月「ちょ、待ってさとり!誤解だって!」
さとり「黙りなさい!人の妹に手を出しておいて!」
さとりはレーザ―のようなものを放ってきたが、それを間一髪で避けることに成功した。
魅月「なにするんだよ!あぶないだろ!」
抗議するものの聞こえていないらしくさとりは次のレーザーを放ってきた、これは流石に避けきれるはずもなくもう駄目だと思った
諦めて目をつぶったが・・・・・
魅月「・・・・・あれ?」
いつまでたっても痛みがこないので、目を開けてみると、
さとり「え?いったいなにが?」
これにはさとりも驚いた顔をしていた。
それもそのはずである、さとりは普通にレーザーを放ったはずなのに、そのレーザーがものすごくおそかったからだ。
感想、御指摘とありましたら教えてください