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あらすじ:死して曰く。
あらすじ
――こいつはまるで、墓石のようじゃないか。
彼女は生者、死者を問わず、
ただその罪を暴き、その咎をさらす。
怪談屋と屋号を掲げた絶世の美女は、
才色兼備、眉目秀麗、けれど機械音痴のお嬢さま。
今回の案件は医療関係者の焼死体事件。
それも身体の内側から燃える、人体発火だ。
代々続く、医療の一族。
科学崇拝の内科医。
呪いを信じる外科医。
そして二十年前の火災事故。
深淵へと近づくにつれて見えてきたのは、
時代に葬られたやりきれない真実と、
循環する血液のような人間の虚栄心だった。
そして垣間見る、鈴鹿と紅葉の過去。
やがて知る、呪いという存在。
その真実は、果たしてさらすべき咎なのか――。
咎ざらしの朱猫が呪いと対峙する、シリーズ第三弾。




