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月と雪
悲しい温度が流れた
延々と終わらないのはヴィバルディの最後の章
枯葉のような未来が咲き出すことを夢みて
今日も炙り出す 笑顔 笑顔 笑顔
琥珀色が笑う
少しのお散歩で手に入った息吹
辞めてと言われて それが例えわたしの為でも
死ぬよりマシなのよ こんな痛み
貴方といたらそれは素敵だわ
でも最高につまんない つまんないわ
それでも上手くいくふり
敗退的なわたし 蘇るのよ 今だけ
黒く塗りつぶした夕陽
貴方の存在みたい
人間部屋には光は入ってこない
結局はわたし病になればいいわ