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システマチック

パンクロックが好きな男がいた

何度もLIVEを見に行き

何度もLIVEを見てくれた

カバーソングをし合ったり

ベースを交換したりした


飛び抜けて現代社会にとけ込めないわたし

正確にはとけ込むフリが得意なわたし

奥底まで見抜いてくれた

そして才能を引き出す天才だった


些細なことで関係は呆気なく滅んだ

わたしがわたしの弱さを乗り越えられなかったから

夢に出ては泣いて

居るはずもない神に何度も祈った

どうか一度だけ 再会したい

わたしの事を愛してくれていたのか等どうでもいい

ただ 笑ってくれたら過去が変わるんだ


希望と絶望の最中で不意に思い返す

あの頃とはわたしは違う 違うんだ

明日死んでも構わないと思っていたが

明日の朝日が見たいから

明日の風を感じたいから

明日の草花を見たいから

悲しみを武器に変えて

彼が生きていることだけがわたしとの繋がり

地獄で待つよ その時は ベースを奏でて頂戴

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