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あなたは黙ってて‼︎  作者: ヒロピクミン
1/1

あなたが話すとろくなことにならないから‼︎マジで‼︎

「なっちゃん、今日はなにして遊ぶー?」

目の前の男の子はいつも通りにきいてきた。

「何するって、ここにはなんもないじゃん」

私は不満げに答えた。そう、ここには何もない。この公園はあっても遊具や砂場もない。てか、ここは公園なのか?ただの空き地では?


「うん、だからきいてるんだよ。何も無いからねー。昨日みたいに山の方にでも行く?」


わかっててきいてくるからなー。この子。いつもみたいにきいてくるのも、自分が望む回答を私がするのを待っているに違いない。


「それは嫌。前みたいに置いてかれたらと思うと、、、」


嫌な記憶が蘇る。あの日もこんな今日みたいな曇りの日だったなー。この子がいきなり山にツチノコを探しに行くと言い出して、ついて行くことになって、見つけた洞窟の前でいきなり「ライト取ってくるから、待ってて!」だもん。あーもーやだ。


仕方ない。今日もまた、

「わたしん家で遊ぼうよ、ゲームでもしよ」

昨日と同じく私の家に行くことになるのだった。



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