すすきは
気が遠くなる程の昔。月を送り出した地球は、何を思って彼女を観ているのだろうか。
アダムは肋骨を譲ってイブを送り出したと言うが、雑踏を行き交う君は僕を気にする素振りもない。
スマートフォンの画面の中に居る君はちっとも会いに来てくれないし、思わせ振りな態度ばっかり。
液晶にはヒビが入るし、その表面は僕の指紋だらけ。
最近白髪も増えてきた。
けれども月日は廻っているし、次の季節はやってくる。
そして、薄は秋になる度に生えてくる。
君に手を振る為だけに。
三三三三三(卍^o^)卍ドゥルルル
三三三三(卍^o^)卍ドゥルルル
三三三(卍^o^)卍ドゥルルル
三三(卍^o^)卍ドゥルルル
三(卍^o^)卍ドゥルルル