日記**頁目
*注意*過去編なためいつもよりヌルッとした流血、暴力、言動などが出てきます。ご注意してご覧ください。*
〔誰かがこの日記を開いた、と云う事で間違いないだろうか?
ようこそ、此処は彼らの過去を綴った日記。
彼らの前世、過去を描いた物語。
彼らは悲惨な前世を持つ。大切な仲間、兄弟、友人を失い、死の淵を彷徨った。その前世は極めて残酷だ。
彼らの前世、過去を読む気があるのなら注意して欲しい。彼らの前世は上記にもある通り、残酷だ。暴力、殺意、非道的、理不尽…全ての負の感情が入っていると言っても良いかもしれない。それほど残酷で悲惨だ。それでも読む勇気があるのなら“私”は止めはしない。
それでは読むと云う君に一つ、ある言葉を教えよう。“荒神”と云うのをご存知かな?“荒神”とはある異世界で戦闘を主にする神として存在した。神と言ってもその神の別体、端くれだったわけだが。またの名を“式神”とも呼んだ。その異世界では人間が“荒神”を使役し、化け物を殲滅しようとしていた。化け物を狩ると云う名の戦争だがな。戦闘が得意な神の端くれを使役、いい案といえばそうだろう。が使役出来る人間は当初、限られていた。“荒神”を使役出来るのは一千万分の一の確率だった…が五百分の一の確立まで下がった。
話を戻そう。“荒神”は依り代がないと降りられない。それに“荒神“は何千、何百と存在し、使役しても降りて来るのはランダムだった。ランダムと言っても“荒神”にも仲間、兄弟、友人がいる。その関係が強ければ強いほど引き寄せた。依り代が壊れない限り、どれだけ戦っても死なない戦いに明け暮れる、荒れる神。“荒神”を使役するには大量の霊と呼ばれる精神が必要だった。霊が尽きると人間は狂う。それも偶然にも重なってしまい、人間は狂い、自身の欲望に、闇に、影に、悪に身を委ねた。
結果として精神を自身を消耗品扱いや暴力を振るうなどの人間達によって“荒神”は病んでしまい、その名の通りの“荒神”と化し、異世界全てを喰らい尽くした………
本当に喰らい尽くしたのかどうかは不明だが、これが“荒神”と云う神の端くれの結末の一つ。その残酷な結末の一つを読むんだ。まだその勇気はあるのかい?なら、“私”は止めはしない。
“私”かい?さあ、“私”は誰だろうな。この日記を最後まで読む合間に考えてご覧。“私”からの宿題だ。
さあ、それでは…行ってらっしゃい。
ーDo you have the courage to look back on a past to you in previous existence?《貴方に前世、過去を振り返る勇気があるか》ー
ーDo you have the hope to the future?《貴方に未来への希望はあるか》ー
ーYou…Can you say good-bye?《貴方は…貴方は別れを告げることができるか》ー
これは彼らが綴る、日記〕




