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異世界戦争  作者: Riviy
第陸部隊:真実ノ瞳達
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第六十参陣:繋ぎあった双子の闘い

スランプ気味と用事…?が重なって更新(投稿?)が遅れてます。すみません!

更新されてなかったら「嗚呼、スランプか」って思っといて下さい!本当すみません!


「兄弟!」


空風と海風の双子はこちらに向かって来た影の刃物を防ぐと振り払う。影は空中で一回転すると近くの木の幹に足であろう部分をつけるとそのまま跳躍。こちらに再び向かってくる敵。海風は脇差を天高く放り投げた。クルクルと空中で回る。脇差が不思議な事にどんどん伸びて行く。そして海風の手元に戻って来たのは槍だった。そのまま海風は槍を向かって来た影に突き刺す。が影はそれを仰け反って避け、槍の柄の部分に乗った。バッと空風がすかさず脇差を振るが影はそれを見ずに上へ飛び、回避。そして双子の前に着地した。


「…ねぇ兄弟」

「なんだ」

「油断しないでね」

「…嗚呼」


双子は敵の、ユラユラと揺れる影を睨みつける。影は双子を嘲笑うかのように攻撃の機会を伺っている。


「行くよ」

「おう」


双子が気合いを入れるようにハイタッチをかわし、足に力を入れて跳躍しようとした。


「「?!」」


突然、紅く光り輝いく目が、影が目の前に現れた。動きが見えなかった。驚く双子を尻目に影は空風の懐に入り込むと刃物を突き刺した。油断していたために空風の体に深く突き刺さる。それを容赦なく引き抜くと素早く隣の海風に刃物を振る。海風の右肩に刃物が突き刺さり、それも容赦なく引き抜いて影はバク転しながら先程いた場所に後退した。痛みながら傷を抑える双子を影は顔がないのに紅く光り輝いく目が滑稽だと嘲笑していた。なんとも人間臭い影だ。


「大丈夫か…?」

「っっ…こんなの、母さんと父さんの痛みに比べれば、痛くともなんともないっ!!」


バッと赤く染まった手を離し、空風は脇差を影に向かって振りかざした。影は鋭い刃物で脇差を防ぐ。空風はそのままの態勢で影のみぞおち辺りに膝蹴りをお見舞いした。影が体を二つに折り曲げ、刃物に変化していた腕がただの黒い部分に一時的に戻る。その背に海風が頭上から槍を突き刺した。背中に槍を刺したまま海風は影を振り回し、気の幹に打ち付けた。


「やるぅう海風」

「空風もな」


痛みを気にせずの双子の攻撃。影は本当に人間のように立ち上げると両の腕を横に出す。シャキンと良い音がして鋭い刃物が両方についた。両者は足に力を込め、大きく跳躍した。影の2つの刃物と空風の脇差、海風の槍が交差する。彼らは力任せに押し合う。と


ーガキンッー


「くっ!」

「海風!!」


海風の槍が弾き飛ばされた。影は僅かな隙も逃がさず、そのまま刃物を無防備な海風に振った。脇腹を掠った刃物。空風の心配そうな叫びと影の余裕の態度とは裏腹に海風は右手を弾き飛ばされた槍に向かって出した。クルクル回って槍は脇差に再び戻る。海風は右手の人差し指をクイっと誰かに向けた。その方向に向かって脇差は凄まじいスピードで迫る。


「させるか、よっ!!」


影が海風のやる事がわかったようで今だ押し合い中の空風に刃物を振るおうとする。それを海風は影の顔の部分に飛び蹴りを加えて防ぐ。影が蹴りの衝撃で後退する。海風が今頃になって痛み出した右肩を抑え、片膝をつく。


「海風!!」


空風が心配そうに駆け寄る。

好機。影はそう思った事だろう。こっちを見ていないのだから。だが、影は忘れていたのだ。


「「かかったね?/かかったな?」」


海風の脇差の事を。

既にスピードに乗って双子を攻撃しようとしていた影は、我に返ったかのように止まろうとするが、間に合わない事は理解済みだった。


ーズサッー


今まで何処に行っていたと問いたくなるような海風の脇差が影の顔の部分、人間で言ったら即死であろうこめかみに空中から突き刺さった。こめかみに刺さった衝撃で影はそのまま倒れ、右の刃物が元に戻った。影は脇差を素早く抜いて放り投げ、攻撃態勢を整える………が、さっきまでいた双子が消えている。何処に?!


「こっち、だ・よ!」


もし、影に分かりやすい表情があったなら今まさに影は目を見開いて驚いていたことであろう。空風の声が背後からした。そして首筋であろう辺りには冷たい感触。ユラユラと揺れる影なのだからこめかみだけでは倒れない事を双子は最初からわかっていたようだ。


ズバッと空風は脇差を振り切り、影の首筋を掻っ切る。無論、影なのだから血は出ない。だが確実にてきが弱っているのは背後でも確認出来た。空風はその名の通り、風の如く、背中、足裏と脇差を使ってユラユラ揺れる影を攻撃する。影が反撃しようと空風を振り返る。紅い目がどろりと溶け落ちそうになっている。二っと笑って空風は脇差を影の向こう側にいる海風に向かって投げ渡した。


「兄弟!殺っちゃって!」

「嗚呼」


脇差をキャッチした海風は連続攻撃で動きの鈍い影の心臓辺りに向かって背中から一突きした。


「グァアアアアアア………」


最後の最後に化け物らしい悲鳴をあげて影はドロドロと蝋燭ろうそくのように溶け行き、最後は地面に水のように染み込んだ。それを見届け、海風は脇差を空風に返した。そして手を横に出すと行方不明だった彼の脇差が戻ってくる。


「ふふ!やったね!海風!」

「やったな、空風」

「さっすが僕ら兄弟!」

「母さんと父さんの子供」

「「イエーイ」」


双子は勝利に心のそこから嬉しそうに笑い、ハイタッチした。その後、本当に忘れていた傷が痛くなったのは言うまでもない。

よく考えたらこの小説に男前キャラ2人いました…誰でしょうか?(問うてみる)

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